menu

【独自の作風で素肌を表現 This is My World:1】haruna kikuchi

自分なりのテーマを持って「素肌」を撮影するフォトグラファーたち。どんな経緯で、どんなものに惹かれ、自らの表現に辿り着いたのか?たくさんの想いをのせて作品を創り上げる、彼らの「マイワールド」へ足を踏み入れてみて。
1人目は、被写体との対話を大切にフィルムで撮影する、haruna kikuchiさんです。

  • 作成日:

ADVERTISING

haruna kikuchi

フォトグラファー 1992年生まれ、北海道出身。大学卒業後、フリーランスフォトグラファーとして活動。カメラ歴は8年。現在は東京を拠点にファッション撮影やアーティスト写真、ウェディングフォトなど幅広く活動している。
愛用カメラ:CONTAX RX、Sony α7R III、OLYMPUS PEN EE-3
愛用レンズ:Carl Zeiss Makro-Planar 60mm F2.8

“モノクロ”で表現する光と影

「よりパーソナルな空間で、被写体と向き合って撮影したいと思っていたので、被写体の自宅にて撮影。シンプルにしたかったので、衣装も簡素なものを選びました。窓から入ってくる柔らかい光で、被写体のそのままの美しさを引き出しています」。

素肌が主役になるようその他の要素はシンプルに

モノクロ表現を模索中というkikuchiさん。
「モノクロだからこそ伝わる光と影の表現が、とても魅力的だなと思っています。カラーのときと撮り方を差別化することは特にありませんが、モノクロ撮影をするときには、服が主役にならず、素肌をより美しくしてくれる衣装を意識して選んでいます。モノクロとカラー、どちらもそれぞれに違った良さ、面白さがあるので、作品撮りのときは両方のフィルムで撮り、それを楽しんでいます」。

「森の中で自由に、自然と一体となった表現を意識して撮影。光の中で柔らかな表現ができるように、ロケーションと衣装を一緒に考えました。光がとても美しく被写体を照らしていた瞬間です」。

「上の写真と同じ日に森の中で撮った1枚。肌に落ちた植物の影が美しかったのでシャッターを切りました」。

囚われないこと、自由に撮影すること

「撮影時は、具体的な細かいイメージはせず、その時の空気感やお互いのテンションで撮影することが多いため、かなり感覚的。過度な演出はせず、できるだけ自然体な状態で撮影するよう心がけています。
私が撮影するときに一番大切にしているのは、その人を知ろうと思うこと、信頼関係を築くこと。シャッターを切ることよりも、その人とのコミュニケーションに重きを置いています。たくさん話したり、一緒にご飯を食べたり、写真を撮る以前にコミュニケーションに時間を使い、そのついでに写真を撮ろう、みたいな感じです。被写体と気持ちがシンクロしたときに喜びを感じるし、リラックスした好きな作品が生まれることが多いんです」。

「童心に戻ったように、自然の中で遊びながら撮影しているときのワンシーン。彼女のそのままをまっすぐに撮影したいと思って」。

haruna kikuchi Instagram
haruna kikuchi Instagram 2

GENIC vol.62【独自の作風で素肌を表現 This is My World】
Edit:Izumi Hashimoto

GENIC vol.62

テーマは「素肌と素顔を写す」。
人の美しさを大切に写しとった「素肌」と「素顔」の世界をお届けします。「性」ではなく「生」を感じる、神秘的で美しい森に迷い込んでしまったような写真たちと、そこにある撮り手の想いに迫ります。

GENIC公式オンラインショップ
Amazonへ

おすすめ記事

【魅惑的な「肌」の世界:1】増田彩来

カメラメーカーおすすめ!人や肌を美しく写し出す優秀カメラたち

次の記事