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高木由利子 写真展「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」が渋谷で開催。“ファッションとは何か”の本質を追い求め、世界各地の伝統的な衣服をまとい生きる人々の日常を、30年にわたり記録した展覧会

写真家 高木由利子 写真展「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」が開催。2026年3月10日(火)~3月29日(日)に、東京 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて。ファッションとは何か。その壮大な問いの本質を追い求め、世界各地の伝統的な衣服をまとい生きる人々の日常を、同氏が30年間にわたり撮り歩いた〈Threads of Beauty〉シリーズ。その集大成の中から精選した100点以上の作品が出展されます。高木由利子との二度目のコラボレーションとなる建築家 田根剛の会場構成により、作品が内包する世界観を体感できる時空を超えた場が立ち上がります。
本展は、渋谷ファッションウィークが参画する、クリエイティブの祭典 TOKYO CREATIVE SALON 2026(テーマ:FUTURE VINTAGE 過去の記憶を、新たな創造によって未来へ継ぐ。)の一環として開催。会場となるBunkamuraザ・ミュージアムは、「Shibuya Upper West Project」(2029年度竣工予定)における新施設への拡大移転を控えています。本展は、現展示室における最後の展覧会です。

  • 開催期間:2026.3.10 ~ 2026.3.29
目次

プロフィール

高木由利子

写真家 東京生まれ。武蔵野美術大学にてグラフィックデザイン、イギリスのTrent Polytechnic にてファションデザインを学んだ後、写真家として独自の視点から衣服や人体を通して「人の存在」を撮り続ける。近年は自然現象の不可思議にも深い興味を持ち、〈chaoscosmos〉というプロジェクトを映像を含め新たなアプローチに挑戦し続けている。

photo:Shinnosuke Miyachi

田根剛

建築家 1979年東京生まれ。ATTA - Atelier Tsuyoshi Tane Architectsを設立、2006年より、フランス・パリを拠点に活動。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』、『弘前れんが倉庫美術館』、『アルサーニ・コレクション財団・美術館』、『ヴィトラ・ガーデンハウス』、『帝国ホテル東京・新本館』(2036年完成予定)など。主な受賞に、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞。

photo:Yoshiaki Tsutsui

解説と展示作品の一部をご紹介

高木由利子《India, 2004》 © Yuriko Takagi

ファッションとは何か。

その壮大な問いの本質を追い求め、世界各地の伝統的な衣服をまとい生きる人々の日常を、写真家・高木由利子が30年間にわたり撮り歩いた〈Threads of Beauty〉シリーズ。本展では、その集大成の中から精選した100点以上の作品を出展します。「Bunkamuraザ・ミュージアム」を会場に、京都・二条城で開催したKYOTOGRAPHIEでの展示(2023年)に続き、高木由利子との二度目のコラボレーションとなる建築家・田根剛の会場構成により、作品が内包する世界観を体感できる時空を超えた場が立ち上がります。

高木は英国・Trent Polytechnicを卒業しファッションデザイナーとして活動ののち、写真家へ転身します。当初は風景やヌードを主題としていましたが、やがてファッションブランドとの仕事にも携わるようになります。なかでもクリスチャン・ディオールのアーカイブピースを独自の視点で捉えた作品群は、写真と衣服との関係性に新風を吹き込みました。近年では、自然現象の不可思議さに焦点を当てた〈chaoscosmos〉シリーズを発表するなど、その活動は多岐にわたります。

衣服や人体を通して、自然界の一部としての「人の存在」を見つめ続ける高木の試みの中でも、本展で展覧する〈Threads of Beauty〉はとりわけ長期間に及ぶ根幹的なプロジェクトです。日本における着物のように、世界各地の伝統服が日常生活の場から姿を消しつつある現状を、高木は惜しみつつも、現代の生活様式へと移行する上での自然な営みとして受け入れています。何より高木は〈Threads of Beauty〉を民俗史的な記録としてではなく、被写体となった人々の文句なしの「格好良さ」に魅せられて撮影しています。「格好良さ」の追求は、すなわちアイデンティティの探索でもあり、それは渋谷であれ、世界のどこであれ、さらには時代をも超えるいわば永遠の命題とも言えるでしょう。本展を通じてその普遍性を感じ、再考する機会となりましたら幸いです。

── 高木由利子 写真展「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」 プレスリリースより

高木由利子《Colombia, 2016》 © Yuriko Takagi

高木由利子《Peru, 2003》 © Yuriko Takagi

高木由利子《India, 2004》 © Yuriko Takagi

高木由利子 写真展「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」情報

開催日時

2026年3月10日(火)~3月29日(日)13:00~20:00
※最終入場19:30まで
※会期中無休

入場料

無料

会場

Bunkamuraザ・ミュージアム

  • 〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F
  • Google Map

行き方・アクセス

<電車>
JR山手線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」から徒歩で7分
東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷駅」A2出口から徒歩で5分

イベント情報

トークイベント(貸切鑑賞付き)

開催日時

2026年3月14日(土)、3月15日(日)11:00~12:00

特別対談 登壇者

3月14日(土) 高木由利子×小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
3月15日(日) 高木由利子×高橋悠介(CFCL 代表兼クリエイティブディレクター)

ファシリテーター:名古摩耶(ARTnews JAPAN編集長)

参加費

無料
※要予約
※イベント内容、予約方法等の詳細は、Bunkamuraホームページ、Bunkamuraザ・ミュージアム公式SNSにて案内予定

会場

Bunkamuraザ・ミュージアム 展示会場内

森岡書店Bunkamuraザ・ミュージアム店 出店

「一冊の本を売る書店」をテーマとする森岡書店が、本展会期中、展示室内に特別出店。高木由利子の新刊写真集や各種書籍、梅田版画工房と高木由利子によるリトグラフ作品、漆皮作家・樋上純とのコラボ作品、ファッションブランド「amachi.」とのコラボ商品などを展示販売予定。

高木由利子 写真集「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」 情報

予価:11,000円(税込。本体10,000円)
仕様:並製
サイズ:A4
ページ数:320ページ(仮)
ISBN:978-4-86152-992-4
刊行予定:2026年3月
※展覧会会場にて先行発売
発行:青幻舎
協賛:株式会社サンエムカラー

Amazon:高木由利子 写真集「Threads of Beauty 1995-2025 ― 時をまとい、風をまとう。」

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