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写真が美しい話題の新刊エッセイ3冊

カメラや写真が好き人におすすめしたい新刊フォトエッセイを3冊紹介します。
心に響く文章とともに、愛に溢れる美しい写真たちをぜひ楽しんでください。

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写真家・渡部さとる氏による写真やカメラにまつわる疑問を一刀両断する、痛快・納得エッセイ「撮る力 見る力」

自身で開設したYouTubeチャンネル「2B Channel」も大好評な写真家・渡部さとるは、写真のこと、カメラのこと、撮影のこと、何を語らせてもわかりやすく明快なことで定評があります。

「撮る力 見る力」は、多くの人が抱いている、写真やカメラにまつわる疑問を一刀両断する、一冊まるごと書き下ろしの痛快・納得エッセイ。
エモい写真とはなにか?から、機材のことはもちろん、構図や露出といった撮影テクニックまで、"全身写真好き"な写真家がとことん語りつくした一冊です。

「撮る力 見る力」

2,640円(税込)
著者:渡部さとる
仕様:四六判
ページ数:288ページ

Amazon:「撮る力 見る力」
Amazon:電子書籍版「撮る力 見る力」

渡部さとる プロフィール

1961年山形県米沢市生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。
スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、スタジオモノクロームを設立。
フリーランスとして、ポートレートを中心に活動。
2003年より写真のワークショップを始める。

渡部さとる Instagram
2B Channel YouTube

平野レミの51の食材にまつわるお料理のエッセイ「エプロン手帖」

子ども時代の味覚の記憶から、両親や夫・和田誠との料理にまつわるおいしい思い出まで。食材への敬意があふれるエッセイ集。自らスタイリング&撮影した写真とともに、53品のオリジナルレシピも収録されています。

ピーマンポタージュ

にんじんシャーベット

収録されている料理の写真は、すべて平野レミが撮影。
料理にあわせる食器は私物、背景に夫である和田誠デザインのポスターを敷くなど、スタイリングもご本人がおこなっています。
使ったカメラはハッセルブラッド、撮影助手は和田誠と、なんとも豪華な撮影風景。出勤前の和田誠と一緒に料理の写真を撮ったことがとてもいい思い出になっているそうです。

「エプロン手帖」

1,650円(税込)
著者:平野レミ
仕様:18.8×11.9×1.4 cm
ページ数:256ページ

Amazon:「エプロン手帖」
Amazon:電子書籍版「エプロン手帖」

※「エプロン手帖」は、1995年に文化出版局より刊行された『平野レミのエプロン手帖』を大幅に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集した作品です

平野レミ(ひらの れみ) プロフィール

料理愛好家、シャンソン歌手。主婦として料理を作り続けた経験を生かし、NHK「平野レミの早わざレシピ」などテレビ、雑誌を通じて数々のアイデア料理を発信。また、レミパンやエプロンなどのキッチングッズの開発も手がける。2022年、『おいしい子育て』(ポプラ社)で第9回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞。著書に『ドレミの子守歌』(中央公論新社)、『平野レミのオールスターレシピ』(主婦の友社)、『家族の味』(ポプラ社)など多数。

平野レミ Twitter

小説家・角田光代が飼い猫トトとの暮らしを愛情120%で描いたフォトエッセイ「明日も一日きみを見てる」

角田光代が愛猫トトとの暮らしを綴ったフォトエッセイ。
「トトの存在が、私の日々の、あるいは私のしあわせ感の、基点になったのだと思う。」(著者/あとがきより)
累計8万部のロングセラー「今日も一日きみを見てた」に続く、全世界の全ての猫の幸福を願ってやまない、愛情あふれる一冊です。

集合住宅から一軒家に引っ越しをした角田光代。外猫とのはじめての遭遇と脱走事件、虫取り事件にハゲ事件。アクシデントは絶えないが、猫との暮らしそのものには、パンデミックのなかでも変わらない単調さがあります。
トトが角田家にやってきて13年。子どものころのまんまに見えるけれど、眠る時間は増えたし、あんまり遊ばなくなりました。ごはんを用意したりおやつをあげたり、腹に乗せたり顔マッサージをしたり。
猫との静かな日常のくり返しがずっと続いていくことを、全世界の全ての猫の幸福を願ってやまない、愛情あふれるエッセイ集です。

「明日も一日きみを見てる」

1,320円(税込)
著者:角田 光代
カバー写真:鈴木心(鈴木心写真館)
仕様:13×1.7×18.8cm
ページ数:192ページ

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角田光代(かくた みつよ)プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蟬』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞。他に『坂の途中の家』『今日も一日きみを見てた』など著書多数。

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