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写真家・笠井爾示が「日本写真協会賞」作家賞を受賞。「日本写真協会賞受賞作品展2023」が富士フイルムフォトサロン 東京で開催

「日本写真協会賞」の受賞者が決定。作家賞は、写真家・笠井爾示(かさい ちかし)が受賞しました。
作家賞、新人賞、功労賞を受賞された写真家の作品を楽しめる「日本写真協会賞受賞作品展2023」が、東京「富士フイルムフォトサロン」にて、2023年5月26日(金)~6月1日(木)に開催されます。


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2023年日本写真協会賞

Photo:笠井爾示

「日本写真協会賞」とは?

「日本写真協会賞」は、日本の写真界や、写真文化に顕著な貢献をした個人や団体に対して贈られる賞。毎年実施され、2023年で第71回目になります。

Photo:笠井爾示

2023年日本写真協会賞 受賞者

「日本写真協会賞受賞作品展2023」にて展示される受賞者と受賞理由を紹介します。

作家賞:笠井 爾示

10代をドイツ・シュトゥットガルトで過ごした作家は、一時帰国した際、母の病気を知り日本に留まる決意をした。自身も大病を患い失意の中で写真と出会い、独自の視線で日常を切り取ってきた。50歳を目前に、シュトゥットガルトを再び家族で訪れた旅の中で、初めて母を撮影し、写真集『Stuttgart』としてまとめ上げた。作家が新境地を切り拓いた作品に対して。

新人賞:中井 菜央

雪のある風景に興味を持った作家は、新潟県津南町で、湿り気のある重い雪が作り出す独特の雪景色に惹かれた。更に毎冬、廃校に住み込み撮影する中でその地の人々と暮らしに興味を持ち、発展していった。展示を重ねる度に作家の視界の広がりと思考の深化が現れた、写真集『雪の刻』及びその前後に開催された計7回の展示活動に対して。

功労賞:百々 俊二(どど しゅんじ)

百々俊二は、自身の「写真の力」は言うに違わず、写真指導者として、次世代の若き写真家と真摯に向き合い、切磋琢磨をともにして、一人ひとり強固な写真家に育て上げてきた。同時に教育者として、写真を通じてどのように生き、写真に対峙するのかを問い続けてきた。この多年に亘る功績に対して。

Photo:笠井爾示

「日本写真協会賞受賞作品展2023」情報

受賞された方々の紹介と、作家賞、新人賞、功労賞を受賞された3人の写真家による作品を楽しむことができます。

開催日時

2023年5月26日(金)~6月1日(木)10:00~19:00
※最終日は16:00まで
※会期中無休

入場料

無料

会場

富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン フジフイルム スクエア
03-6271-3351

富士フイルムフォトサロン
Google Map

行き方・アクセス

<電車>東京メトロ日比谷線「六本木駅」から地下通路より徒歩で約4分
都営大江戸線「六本木駅」8番出口から直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口から徒歩で約5分

展示作品

作家賞: 笠井爾示「Stuttgart」
新人賞: 中井菜央「破れる風景・雪の刻(とき)」
功労賞:百々俊二

ギャラリートーク

中井菜央 2023年5月27日(土) 14:00~14:30
笠井爾示 2023年5月27日(土) 15:30~16:00

受賞紹介

※作品展示はありません
国際賞: 石渡真弥、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
功労賞:写真新世紀
学芸賞:大山 顕、雑誌『写真』編集部 代表 村上仁一編集長

※写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更の可能性があります。

笠井爾示 プロフィール

写真家 1970年生まれ、東京都出身。1996年初個展「Tokyo Dance」を開催。翌年、同名の初作品集「Tokyo Dance」(新潮社/1997)を出版。以降エディトリアル、グラビア写真集を数多く手がけ、また自身の作品集を多数出版。主な作品集に「Danse Double」(フォトプラネット/1997)、「トーキョーダイアリー」(玄光社/2019)、「Stuttgart」(bookshop M/2021)など。
愛用カメラ:FUJIFILM X100V

笠井爾示 Twitter
笠井爾示 Instagram(@kasai_chikashi_)
笠井爾示 Instagram(@kasai_chikashi)
笠井爾示 Instagram(@kasai_chikashi_river)
  • 【お問い合わせ先】
  • 公益社団法人 日本写真協会
  • www.psj.or.jp

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