プロフィール
沈小月
写真家 1999年上海生まれ、東京在住。2022年より東京を拠点に活動を始め、フィルムを中心にポートレートや日常の風景を撮影している。光と色、人と場所のあいだに生まれる空気を大切に、どこか懐かしく、夢の中のような瞬間を写し取る。SNSや展示を通して作品を発表し、2025年には京都で写真展「色彩賛歌 Ode to Colors」を開催。
ステートメントと、展示作品の一部をご紹介
子どもの頃に想像していた「大人」は、もっと完成された存在だった。
きれいな服を着て、自分のことをよくわかっていて、迷わずに毎日を生きている。
けれど、実際に大人になってみると、そんなふうにはいかなかった。
今回の展示では、現実の中に少しだけ違和感を持った少女たちを撮影した。
大人びた姿で街を歩きながら、一羽のカラスを連れている少女。
二つ結びの髪で、人形のような姿をしながら、不思議なことを繰り返す少女。
彼女たちは大人のようでもあり、子どものようでもある。
現実の中にいるようで、どこか別の世界にいるようにも見える。
写真を撮ることは、私にとって現実から少しだけ離れるための方法なのかもしれない。
現実にはいない人物をつくり、ありそうでありえない瞬間を写真の中に残す。
そうすることで、ほんの少しだけ、現実とは違う場所へ行くことができる。
大人になった今も、まだ大人であることには慣れていない。
大人と子ども、現実と空想。
そのあいだを行ったり来たりしながら、
今日もまだ、慣れようとしている。
── 沈小月
沈小月 写真展「まだ慣れてないなぁー」情報
開催日時
2026年9月28日(月)~10月11日(日) 11:00〜23:00
※最終日は18:00まで
会期中無休
入場料
無料
※来場の際は1ドリンクの注文が必要です
会場
gallery PaperPool
- 〒153-0052 東京都目黒区祐天寺2丁目16-10 たちばなビル2階
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東急東横線「祐天寺駅」から徒歩で3分
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