雪化粧の白川郷で味わう日本のWinter Goals

今でも生活が営まれている岐阜県の白川郷は、本を開いて立てたような、三角形の屋根をした「合掌造り」の民家が立ち並ぶ集落です。
1995年に、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録され、世界中から観光客が訪れるようになりました。

四季折々の表情を見せる白川郷ですが、中でも美しい季節は冬。
12月下旬から降り出す雪が、山々や集落をそっと包み込み、１～２月には雪深い、神秘的な白川郷を見ることができます。
夜には、合掌造りの家々にともる窓明かりが、−10℃になることもある白の世界をほんのり照らし、一層幻想的に。

白川郷には宿泊施設もたくさんあり、「合掌民宿」と呼ばれる施設では、かやぶき屋根の合掌造りの家屋に泊まることができます。
囲炉裏や檜のお風呂、地元の山菜や川魚を楽しみながら、静かな時を過ごす。
ニッポンの原風景の中で、里人の生活に触れる旅は、味わい深い体験になることでしょう。

ライトアップイベントは、33年も続く冬の風物詩。
写真をシェアする時代になってから大きな混雑が起こるようになり、2019年より事前予約制となりました。
しっかり計画を立てて、冬の白川郷をぜひ体験してください。

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