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<佐渡島 - オグロサキ>#フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常 vol.1

クラシックな小型軽量ボディーと高性能を両立したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III」と、どんな状況下でも常に高画質な撮影が叶うプロフェッショナルレンズ「M.ZUIKO PRO」、シャープさとやわらかいボケが楽しめる高画質単焦点レンズ「M.ZUIKO PREMIUM」。今回は5名のフォトグラファーが、このカメラとレンズで愛する地元の日常を切り取りました。魅力溢れるその土地らしい光景や、日々の暮らしのあたたかいシーンとともに、OM-D E-M5 Mark IIIとM.ZUIKO PRO、M.ZUIKO PREMIUMシリーズのレンズの使用感やお気に入りのポイントを紹介します。1人目は、佐渡島に移住し、古民家カフェを経営しているフォトグラファーのオグロサキさんです。

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フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常

オグロサキさんの佐渡島への想い

佐渡島に移住し、料理人である旦那様と古民家カフェを経営するオグロサキさん。移住以来ずっと、この島に魅了されているんだそう。「佐渡島は、新潟県西部の洋上に浮かぶ日本海最大の島です。四季折々の美しさを見せてくれる大自然があり、美味しい食材も豊富。皆さんが佐渡島と聞いて思い浮かべるのは『佐渡金山』や『たらい舟』あたりかと思うのですが、それ以外にも知られざる魅力がたくさん詰まった宝島のようなところです。ぜひ来島して、その魅力を存分に味わってほしいです」。蝶が羽根を広げたような形状から「バタフライ・アイランド」とも呼ばれる佐渡島。長きにわたる歴史と独自の伝統文化を色濃く残しているこの島で、その恵みに感謝する日々を送るサキさんに、佐渡島の日常の煌めきを、OM-D E-M5 Mark IIIで撮り下ろしてもらいました。

フォトグラファー・オグロサキがOM-D E-M5 Mark IIIで切り取った佐渡島の日常

心躍らせながら撮った、深浦ブルーが美しい大好きな景色

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
この眺めが大好きで、近くに来た時はいつも撮影しているという「佐渡深浦」を「長者ヶ橋」から写した一枚。「昔この地に住む人々が隣接した地区に行く際の移動手段は、船しかなかったそうです。その後道がつくられたものの見通しが悪かったり、狭かったりと危険があったため、2002年に長者ヶ橋が架橋されたんです。天然記念物の枕状溶岩もあって、名勝地としても知られる佐渡深浦は海の透明度がすごく高くて、長者ヶ橋からの眺めはため息が出るほどに美しいです」。

【Shooting】
「引きと寄りで構図にバリエーションをつけられるよう、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROをセレクトして出かけました。大好きな景色をファインダーで覗きながら、ズームリングを回していろいろな焦点距離で撮影するのが心躍りました。フレアが出そうな陽の位置でしたが問題なく撮影できました!」。

空と海と山を背景に、海岸線にぽつんと立つ“いとしげ”なバス停

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
“恋するバス停”とも呼ばれ、写真好きの間で憧れのフォトスポットにもなっている「背合(せなごう)バス停」。サキさんにとってもこのバス停は大好きな日常の一部として存在しているんだそう。「毎日仕事に行く時に、この景色を見ては癒される場所です。何度も撮影していますが、空と海、山の表情が毎回違うのでいつもわくわくしながら撮っています」。

【Shooting】
「この日は、バス停の先にある山に雪が積もって、佐渡ブルーの海が美しかったので、広角で撮影したかったのと、ズームレンズで画角を少しずつ調整したかったので、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを選びました」。

美しい入江と小屋のひっそりと静かな雰囲気を切り取った一枚

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
カメラを手にすると、普段は目を向けなかった景色に出会えることも。「ここは、地元の人にもあまり知られていない虫谷の集落にある入江です。透明度の高いエメラルドグリーンの海が美しい、隠れフォトスポット的な場所」。

【Shooting】
「美しい海と古びた小屋のひっそりと静かな雰囲気を切り取りたいと思った一枚です。入江は、エメラルドの海だけでなく緑が豊かな場所でもあり、色んな種類の木々が生い茂っています。OM-D E-M5 Mark IIIだとそれぞれの緑の違いがしっかりと描写されていて、より美しさが伝わる一枚になったと感じました。ズームして葉っぱの前ボケをしっかりめに入れ、奥行き感を出したかったので、こちらもレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで」。

雪化粧を施した佐渡最高峰の金北山はお気に入りの景色のひとつ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

【Scene】
国仲平野の田んぼと金北山(きんぽくさん)を写した一枚。「佐渡島はきれいな海だけではなく、四季折々の表情を見せてくれる美しい山もあります。島内で最も高い金北山は花の百名山にも選ばれ、登山のコースとしても人気です。わたしは、雪が積もった金北山をめがけるように延びる国仲平野の道路を車で走るのが好き。ドライブ中にいつも見ているお気に入りの景色を写真に収めたいと思い、車を降りて撮影しました。

【Shooting】
「圧縮効果を利用して金北山の迫力と美しさが伝わるように撮影したかったので、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8を選んでいます。母にカメラを渡して撮影してもらったのですが、カメラに触れ合う機会があまりない母でも構えやすく撮りやすいカメラなんだなあと感じました」。

お手製パブロヴァ写真は中庭に積もった雪が天然のレフ板代わり

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8

【Scene】
自宅の窓際カウンターで撮影された、佐渡産のいちごをたっぷりのせたサキさんお手製のパブロヴァ。「佐渡のいちごはどこのものよりも美味しいとわたしは思っていて、この時期を心待ちにしていました。雪がたくさん降り積もった日で、見ているうちに赤いいちごが映える白いお菓子を作りたくなって、このおやつに!」

【Shooting】
「中庭に積もった雪が天然のレフ板になってくれて、きれいに撮ることができました。使ったレンズはM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8。F値が小さな明るいレンズで、35mm換算で34mm相当となる17mmは使いやすい画角です。室内でのテーブルフォトにピッタリだと感じています」。

アートフィルターでレトロな色味を演出した「日和山」のクリームソーダ

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 / アートフィルター(ヴィンテージ)

【Scene】
サキさんが経営するカフェ「日和山(ひよりやま)」の窓際テーブルで、佐渡産のフルーツシロップを用いて作ったグラデーションが美しいクリームソーダを。「佐渡島は色んなフルーツが育つので長く楽しめるように季節のフルーツをシロップにしています。クリームソーダはカフェの人気メニューです」。

【Shooting】
「喫茶店のようなレトロな色味で撮影してみたかったので、アートフィルターのヴィンテージを使用しました。アートフィルターを使うことによってイメージする色味に近づけることができるのは楽しいですね!露出やホワイトバランス、エフェクトを変えて使用すると、同じフィルターでも全然違った写りになるのがまた面白いです」。

毎日の何気ない瞬間に見せる家族の表情こそが、かけがえのない宝物

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 / アートフィルター(ライトトーン)

【Scene】
「たびたびこっそりと、わたしの部屋に侵入してくる姪のあんぞう。この時わたしは部屋で歯磨きをしていたのですが、『あんちゃんもー!』と言って、真似して歯磨きをしはじめた時の一コマです。毎日の何気ない瞬間に見せる家族の表情こそ、わたしが切り取りたいかけがえのない瞬間です」。

【Shooting】
「強力な手ぶれ補正があるので、動き回る甥っ子や姪っ子を室内で撮る時も安心です。レンズはM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を使用。25mmのレンズは情報を入れすぎないで済み、目で見たままに近い画角のため家の中での撮影にも使いやすかったです。朝の日差しが入る柔らかい雰囲気をより出したかったので、アートフィルターのライトトーンでふんわりとした写りを狙ってみました」。

ライブコンポジット機能を使って撮った、印象的な星の光跡

M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 / ライブコンポジット

【Scene】
「星空も綺麗によく見える佐渡島。雲がない日は本当にたくさんの星を見ることができます。自宅の裏庭から、雲の合間に星が出ている部分を狙って撮影しました」。

【Shooting】
「難しい長時間撮影も、ライブコンポジットの機能を使うことで簡単にできるのが嬉しい!印象的な星空の光跡を撮影することができたことに感動です!レンズはなるべく広角で明るいものをと思って、M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0をチョイス。撮影時は曇っていたので、星が見える部分を狙って撮影したのですが、こんなにきれいな写真が撮れました」。

オグロサキさんが「OM-D E-M5 Mark III」を使ってみて感じたこと

気軽に持ち歩けるからシャッターチャンスを増やしてくれる

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

「お気に入りポイントはたくさんありますが、やっぱり一番は、コンパクトで軽量なのによく写るというところです。どんなに写りがいいカメラでも、気軽に持ち歩けなければシャッターを切る機会は格段に減ってしまうからです。OM-D E-M5 Mark IIIはレンズと合わせてもかなり軽く、バッグに入れて持ち歩きやすいサイズ。また高画質、防塵防滴、強力な手ぶれ補正搭載と、どんなシーンにも気軽に安心して連れていけるところもとても魅力的だと思います。いろいろな時間帯や場所で手持ち撮影したり、急なシャッターチャンスを逃さないよう慌てて撮影した時もありましたが、ブレた写真が本当に少なくて驚いています。

今回使ったレンズの中では、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8が特に気に入りました。見たままの景色を写すのに少し広角の17mmがピッタリで、優しいボケ感も素敵。テーブルフォトでも全体の雰囲気を切り取りやすい画角なので、使いやすいです。キットレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROも広角から中望遠までカバーできる便利さがあり、同じ場所で撮影してもいろいろな表情を捉えることができました。シャープな写りで景色を撮影するのにピッタリ!近所の散歩や家の中など、普段何気なく過ごしている瞬間も精彩に写し出す――。今回の写真を見返すと、何気ない日常にも愛おしさが溢れているんだよなあと、改めて感じました」。

「OM-D E-M5 Mark III」商品情報

オープン価格
カラー:シルバー/ブラック

「OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PROキット」
オープン価格
キット内容:
ボディー(シルバー/ブラック)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

サキさんのお気に入りレンズ

「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」商品情報

希望小売価格:65,450円(税込)
カラー:シルバー/ブラック

「M.ZUIKO ED 12-45mm F4.0 PRO」商品情報

希望小売価格:93,500円(税込)
カラー:ブラック

オグロサキ

フォトグラファー 古民家カフェ経営 東京でのネイリスト時代を経て2020年に佐渡島に移住。料理人である旦那様と古民家カフェ「日和山」を経営。フォトグラファーとしても活動し、豊かでいとしげな佐渡島Lifeを満喫中。ウェディングフォト、雑誌、企業商材などの撮影を手掛けている。

オグロサキ(@saki_sadolife) Twitter
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フォトグラファー5名がOM-D E-M5 Mark IIIで切り取る地元の日常

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