【ひとりで世界を歩いたら Vol.6】不安なひとり旅、なるべく安全に旅したい

ぽんず(片渕ゆり)<連載コラム>

ぽんず(片渕ゆり)<連載コラム>毎週火曜日更新
4年勤めた会社を辞め
旅に出ることを選んだぽんずが送る
ひとり旅のおはなし

【ひとりで世界を歩いたら Vol.6】不安なひとり旅、なるべく安全に旅したい

せっかくの海外旅行。できれば、楽しいことだけ考えておきたいですよね。
だけど避けて通れないのが、旅先でのトラブルと、その対策。

今回は、不安の多いひとり旅を、なるべく安全に楽しむためのお話をさせてください。

<その1 海外旅行保険に入る>

パスポートと航空券を用意したら、その次は保険!保険に入りましょう!!!

テンションの上がるタイプの出費ではないですし、正直ちょっとめんどくさい…と思うかもしれませんが(というか私は毎回ちょっと思ってしまいますが)、それでも保険は大事。

私は今までに2度、保険に助けてもらったことがあります。
旅先でiPhoneを落として割ってしまったときと、アメリカでロストバゲージしたとき。
ロストバゲージとは、空港で預けた荷物が行方不明になってしまうトラブルのことです。どちらのケースも、保険に入っていなかったら、高額の出費が必要になってしまうところでした。

保険に入っていれば現地の病院にも安心して行くことができますし、万が一大きな事故や事件に巻き込まれたときも、お金の面での心配はなくなります。

<その2 用があるときは”自分から”話しかける>

道がわからなくて、地図を見ているとき。駅で切符の買い方に戸惑っているとき。
声をかけてくれる人がいるとホッとしますが、残念ながら悪意を持って話しかけてくる人が多いのも事実。お金を要求されたり、だまされたりする話は後を断ちません。

じゃあどうすればいいのかと言うと、「自分から」話しかけにいくのがコツ。
タクシーに乗るときも、「自分で」車を止めて乗るとトラブルに遭う確率は低くなります。

<その3 ガイドブックを読んで、よくあるトラブルを予習していく>

詐欺や盗難の手口は、多くの場合、似ています。
たとえばタイのバンコクなら、「王宮は今日閉まっている」と話しかけられるパターン。インドのタクシーなら、「今日はデモがあって道がすべて封鎖されている」「あなたの予約したホテルは閉まっている」と言って、別のホテルに連れていかれるパターン。
どれも、ガイドブックに載っている有名な詐欺です。

ガイドブックのトラブル対策ページ、読むと読まないとでは大違いなので、ぜひ読んでください。

<その4 バッグからは目を離さない>

日本だと、カフェの席を確保するときやお手洗いにいくときにスマホやバッグを置いていく人もよく見かけますが、海外ひとり旅では絶対にやめましょう!

駅や市場など人混みを訪れるときは、バッグを体の前に持ってくるのがおすすめ。
バスや電車の長距離移動のときは、私はファスナーに南京錠をつけるようにしています。

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Twitterやnoteをふくめて、私がたびたびトラブル対策の話を書いているのは、なによりも私自身が臆病で、心配性で、トラブルを恐れているからにほかなりません。
出発前はいつも不安です。そんな私が、折にふれて思い出すエピソードが1つあります。

学生時代、イタリアでひとりの日本人男性と知り合いました。
卒業旅行に来ていた彼は、パスポートと現金のほとんどを盗まれてしまいました。
こつこつ貯めたバイト代が消え、楽しみにしていたイタリアンレストランも、行きたかった美術館も断念したそう。ですが、「それでも来てよかった」と言って笑っていました。

旅先では、何が起こるかわからない。けどきっと、「それでも来てよかった」と思うときが来るはず。
自分に言い聞かせながら、旅をしています。

ぽんず(片渕ゆり)

1991年生まれ。大学卒業後、コピーライターとして働いたのち、どうしても長い旅がしたいという思いから退職。2019年9月から旅暮らしをはじめ、TwitterやnoteなどのSNSで旅にまつわる文章や写真を発信している。

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