ター滝で沖縄ならではの大自然を満喫
沖縄本島北部位置する大宜味村(おおぎみそん)は、「長寿日本一」と言われる、明るく元気な村。国頭村(くにがみそん)、東村(ひがしそん)と合わせて「やんばる3村」と呼ばれています。やんばるは漢字で「山原」と書き、「山々が連なり、森が広がる地域」という意味を持ち、亜熱帯の豊かな森が広がります。
大宜味村には、大小様々な河川があり上流にはいくつもの滝がありますが、中でも平南(へなん)川のター滝は、落差10m以上もある大きな滝で、沖縄のパワースポットの一つとしても有名。川歩きを楽しみながら亜熱帯特有の植物を観察したり、やんばるの自然とのふれ合いを楽しめます。
村営の「平南川ター滝駐車場」から5分ほど歩くとター滝入口があります。入口からター滝までは約30分〜40分のトレッキングを楽しみながら進みます。入口付近は浅瀬なので、子連れのファミリーはここで水遊びをする人も。浅瀬ですが、急に深くなるポイントもあるので、特に子供は注意しながら遊びましょう。
入口からは、なだらかな膝下ほどの水位の川を上流に向かって歩きます。
亜熱帯の自然を満喫しながらトレッキング
やんばるのオアシスと言われるター滝。ほとんど人の手は加えられていない、ありのままの自然の姿を思う存分満喫しながらトレッキングを楽しんで。亜熱帯地方特有の虫や植物に囲まれながら、不思議な世界に触れ、海外に来たかのような気分になれます。
圧倒的なスケールに疲れも吹っ飛ぶ
途中ロープを使ったりして険しい道を歩くこともあり、決して平坦な道のりではありません。でも、頑張って歩いてきた先には、圧倒的なスケールの滝が待っています!美しくてダイナミックな落水を目の当たりにして、マイナスイオンをたっぷり浴びれば、疲れも吹っ飛ぶはず。
そして、滝に打たれたり、滝つぼで泳いだり、思う存分水遊びを楽しみます。滝の音と水しぶきに感覚を研ぎ澄まされながら、自然の雄大さを肌で感じられる時間です。
安全に楽しむために
ター滝までの道のりでは、川の中を歩き、時には岩場をのぼることもあるので、草履やサンダルなどの脱げやすい履き物は危険です。また、ライフジャケットやウェットスーツの着用が推奨されています。ター滝の駐車場で、リバートレッキングにあると安心なシューズ、ライフジャケット、防水ケースがレンタルできるので、必要に応じて利用して。
インストラクターによるガイド付きの体験ツアーがあるので、不安な人は事前に予約しておくのもおすすめです。
立ち入り禁止エリアには行かない、天候に気をつける、ゴミは持って帰る、などルールやマナーを守ることを忘れずに。
ター滝(たーたき)/沖縄<日本>
ター滝 基本データ
<住所>〒905-1318 沖縄県国頭郡大宜味村津波1570-1(駐車場)
<TEL>080-9851-0359(駐車場管理事務所)
<営業時間>8:00~17:30(駐車場) ※最終入場16:00
<休業日>荒天の場合
<駐車場>あり(有料)
普通乗用車:500円/2時間(追加30分毎に50円)
入場料
無料
シャワー利用料:100円/回
行き方・アクセス
<車>沖縄自動車道「許田IC」から約25分
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