螺旋状のデザインが美しい「ビーナスブリッジ」
「ビーナスブリッジ」は、1971年完成の、金星台と諏訪山展望台を結ぶ、全長約90メートルの8の字型螺旋橋です。
橋そのものが展望台で、神戸を代表する夜景スポットの一つとなっています。
神戸市内からは車で約10分とアクセスが良く、多くの恋人たちが訪れるデートスポットとしても有名。日没を迎える時間帯になると、大勢の人が集まる、人気の夜景スポットです。
ビーナスブリッジの名前は、明治時代に諏訪山でフランスの天体観測隊が金星(ビーナス)の観測を行ったことに由来しているとのこと。
神戸の街と港が間近に望める
ビーナスブリッジからは、神戸市内の街並みや、メリケンパークやハーバーランドなどの港の風景が楽しめます。
夏に開催される、関西でも人気の高い花火大会の一つ「みなとこうべ海上花火大会」を、ビーナスブリッジから楽しむのもおすすめ。花火と神戸の夜景を一度に観賞するという、なんとも贅沢な楽しみ方です。
神戸市内にそびえ立つ赤い塔は、神戸ポートタワー。和楽器の鼓を長くしたような美しい外見から「鉄塔の美女」とも言われ、神戸のシンボル的存在となっています。
昼間は神戸の街並みと合わせて、海の景色も眺めることができます。
「愛の鍵モニュメント」にはたくさんの南京錠が
諏訪山展望台には、よつ葉のクローバーをモチーフにした「愛の鍵モニュメント」があり、愛を誓い合ったカップルが南京錠をつけるデートスポットとして人気です。「ビーナス」は美と愛の女神を意味することから、互いの愛を誓う場所と定着しました。告白やプロポーズの舞台として使う人も多いようです。
元々はビーナスブリッジに南京錠をつけていたのですが、2004年に愛の鍵モニュメントが完成し、以降はこちらに南京錠をつけるようになりました。
南京錠は事前に購入して持参してもいいですし、諏訪山展望台内にあるイタリア料理店「ジャンカルド」で購入することもできます。ジャンカルドで美しい夜景を見ながら美味しい料理を楽しむのも◎。
“好きな人と訪れ、一緒に南京錠をかけると結ばれる”と言われている愛の鍵モニュメントに、大切な人と出かけてみてはいかがでしょうか。
ビーナスブリッジ/兵庫県<日本>
兵庫県神戸市中央区諏訪山町
<行き方・アクセス>
バス:各線「三宮駅」より市バス7系統「諏訪山公園下」下車、徒歩約20分
電車:市営地下鉄西神山手線「県庁前駅」より徒歩約30分
車:「三宮駅」より車で約10分。無料駐車場あり
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