石橋 睦美 プロフィール
1947年生まれ。撮影をはじめたきっかけは登山。各地の山々をめぐる過程で、山岳景観を撮影しようと考え、いつしか東北地方の山に親しむようになり撮影を続ける。やがて山の撮影が一段落すると、興味の対象はブナ林をはじめ全国の森林へと視野が広がる。さらに自然を崇拝する日本人の心の場としての神域に興味が移り、日本の歴史を育んだ原風景へと撮影テーマが変わっていく。
2023年、写真集「しばしとてこそ 立ちどまりつれ(キヤノンマーケティングジャパン)」を上梓。西行の足跡を辿った作品集である。現在は安曇野に移り住んで、千国街道塩の道の撮影に取り組んでいる。
主な著書に、『みちのくの名峰/鳥海・月山(山と渓谷社)』『森林美/森林列島/神々の杜/歴史原風景(平凡社)』『日本の森/熊野神々の大地(新潮社)』『ブナをめぐる(白水社)』などがある。
石橋睦美の写真家人生に迫る展示
日本独特の自然美を表現することをライフワークとしている写真家 石橋睦美にフォーカスした特別展示。「日本の原風景」をテーマに撮影された写真作品約20点の展示からは、これまでに日本全国を訪ね歩いて写し出してきた、心揺さぶる美しい自然風景を楽しむことができます。キヤノンマーケティングジャパンによる著名写真家の写真集シリーズ「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION」から2023年に発売した「しばしとてこそ 立ちどまりつれ」などの写真集や、愛用してきた撮影機材も展示し、日本各地を巡った足跡を垣間見ることができます。このほか、これまでの写真家人生を振り返る貴重なインタビュー映像も上映。
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景観を撮るのではない。地質や地形、気候風土、歴史や伝説を背景にしながら独自の目線で撮る。それが石橋睦美の写真の真髄。緻密な構図によって描かれる一枚は、見る者にその場の空気感すら感じさせる。山、ブナ林、神社・仏閣、西行などテーマを変遷させながら歩んだ約50年の写真人生。その足跡をインタビューで振り返ります。
your EOS. 時代を歩く ー 写真家 石橋 睦美 ー【キヤノン公式】
特別展示「『時代を歩く』 写真家 石橋睦美」情報
キヤノンフォトハウス銀座
開催日時
2024年1月23日(火)~4月13日(土)10:30~18:30
休館日:日、月、祝
入場料
無料
会場
キヤノンフォトハウス銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F
行き方・アクセス
<電車>都営地下鉄 浅草線「東銀座駅」A7・A8出口から徒歩で約2分
東京メトロ 日比谷線「東銀座駅」A2出口から徒歩で約3分
東京メトロ 銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12出口から徒歩で約3分
JR東日本「有楽町駅」中央口改札から徒歩で約10分
キヤノンフォトハウス大阪
開催日時
2024年1月23日(火)~4月13日(土)10:00~18:00
休館日:日、月、祝
入場料
無料
会場
キヤノンフォトハウス大阪
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
行き方・アクセス
<電車>大阪市高速電気軌道 四つ橋線「肥後橋駅」4番出口直結
京阪電気鉄道中之島線「渡辺橋駅」12番出口直結
大阪市高速電気軌道 、京阪電気鉄道「淀屋橋駅」から徒歩で約5分
JR東西線「北新地駅」から徒歩で約8分
JR西日本「大阪駅」から徒歩で約11分