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鋤田正義とスティーブ・シャピロ、デヴィッド・ボウイとのコラボ作品などを展示する「SUKITA X SCHAPIRO PHOTOGRAPHS」が目黒で開催

ⓒ Sukita “David Bowie, Hang onto Yourself, New York, 1973”

鋤田正義が、同世代でデヴィッド・ボウイの撮影をはじめ、自分と同様のキャリアを歩んだシャピロに共感し、自作との共同展示を発案。Blitz Gallery(ブリッツ・ギャラリー)での2人展開催が実現されました。スティーブ・シャピロの作品は日本初展示。2期に分けて異なる内容が展示されます。Part1は2023年10月18日(水)~12月24日(日)、Part2は2024年1月13日(土)~3月24日(日)です。

  • 開催期間:2023.10.18 ~ 2024.3.24

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鋤田正義(スキタ マサヨシ)プロフィール

1938年、福岡県直方市生まれ。
日本写真映像専門学校卒業後、棚橋紫水に師事。大広、デルタモンドを経て、1970年からフリーとして活躍。
特にデヴィッド・ボウイ(1947ー2016)と深い親交があり、彼を約40年以上にわたり撮り続けたことでも知られる。
鋤田のボウイのイメージは、2013年にスタートしたヴィクトリア&アルバート美術館企画で、世界中で約200万人の観客を動員した「DAVID BOWIE is」展でも特集された。
その他、ドキュメンタリー、ファッション、広告、映画、音楽まで幅広い分野で撮影を行っている。

<主な写真展・写真集>
2017年 ドイツのベルリンにてボウイ「ヒーローズ」のLPリリース40周年記念写真展開催
2018年 鋤田の軌跡をたどるドキュメンタリー映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」公開
2019年 オーストラリアのシドニーで開催された写真に特化したアートフェアー「Head On Photo Festival」に招待作家
2021年 回顧写真集「SUKITA : ETERNITY」(ACC ART BOOKS、玄光社)世界同時発売
2022年9月 ブレット・モーゲン監督によるデヴィッド・ボウイの長編ドキュメンタリー映画「ムーンエイジ・デイドリーム」(日本では2023年3月)のポスター撮影
近年は、海外主要都市で写真展開催が相次ぎ、ラスペツィア(2016年)、バーリ(2017年)、フィレンツェ(2019年)、サレルノ(2020年)、パレルモ(2020ー2021年)などで大規模な美術館展を相次いで開催。
日本での近年の美術館展は、鋤田正義写真展「ただいま。」(2018年 直方谷尾美術館)、「鋤田正義写真展 in 大分 2019」(2019年 大分市アートプラザ)、「時間~TIME 鋤田正義写真展」(2021年 美術館「えき」KYOTO)など。

鋤田正義 HP

Steve Schapiro(スティーブ・シャピロ)プロフィール

1934年、ニューヨーク市ブルックリン生まれ。2022年没。
アンリ・カルティエ=ブレッソンに憧れて写真家を志し、ウィリアム・ユージン・スミスから写真技術や取り組み姿勢を学んだ。
1961年 フリーランスの写真家として活動を開始。1960年代のアメリカの政治、文化、社会の大変動のドキュメントに取り組む。
1974年 デヴィッド・ボウイのアルバム「Station to Station(1976年)」、「Low(1977年)」、「Nothing has changed(2014年)」のジャケットに使用された写真を撮影。
有名人のポートレートや映画関連の写真でも知られおり、特にフランシス・フォード・コッポラ監督の「The Godfather(1972年)」や、マーティン・スコセッシ監督の「Taxi Driver(1976年)」のスチール写真が有名。

Steve Schapiro HP

デヴィッド・ボウイや有名映画監督たちを魅了した日米2人のアーティストの珠玉の写真表現

本展は2人の写真家による約50作品が2回に分けて展示されます。
年内開催のパート1では、主にボウイのカラー作品を中心に展示。2024年開催のパート2では作品を入れ替えて、2人の原点となるドキュメンタリー系作品、ボウイ、有名人ポートレートのモノクロ作品を展示予定。

鋤田正義はデヴィッド・ボウイやデヴィッド・シルヴィアンとのセッションでの未発表作や代表作のアザー・カット作品、ポートレート写真で時間経過を可視化した2枚組作品、ライフワークとして取り組んでいるドキュメンタリー作品などを代表作とともに展示。
また2023年に亡くなった、鋤田と生前に親交があったミュージシャンの鮎川誠、高橋幸宏、坂本龍一を追悼する作品展示コーナーも設けている。

日本初公開となるスティーブ・シャピロ作品は、70年代の代表的なデヴィッド・ボウイ作品を中心に紹介。
その他、アンディ・ウォーホル、ニコ、ルネ・マグリッド、モハメド・アリ、バーブラ・ストライサンド、マーロン・ブランドなどのポートレート、写真集「AMERICAN EDGE」や「Seventy Thirty」に収録されている激動するアメリカの珠玉のドキュメント作品を展示。

ⓒ Sukita “David Bowie, Hang onto Yourself, New York, 1973”

これまで何度もブリッツギャラリーで写真展をやってきましたが、今回は ボウイや他のポートレートだけでなく写真家・鋤田正義の色々な面を見ていただけるセレクトになっています。
今回コラボさせていただくスティーブ・シャピロさんは、私同様ボウイを撮影した写真家の一人で、私とほぼ同じ時代を歩んできた写真家です。そんな シャピロさんのほとんど初めての日本での写真展にご一緒できてワクワクしています。
2人の作品に共通するところ、違うところ、色々と楽しんでいただけたら幸いです。

鋤田 正義

ⓒ Steve Schapiro “David Bowie, Low, New Mexico, 1975”

私の夫スティーブ・シャピロの写真が鋤田正義の作品と一緒に展示されることを嬉しく思います。 二人の写真家は、思慮深く想像力豊かな方法でデヴィット・ボウイを表現しています。
スティーブの写真は、主に2000年にアート界に紹介されましたが、これまで日本での紹介は限られていました。本展を企画し、日本初公開となる名作の数々を展示してくださった福川氏に感謝します。
スティーブのアーカイブには80万枚以上のネガがあります。これは35mmカラースライドや8万枚のデジタル写真を除いたものです。 今後もスティーブの写真を日本で展示することを楽しみにしています。

マウラ・スミス

写真展「SUKITA X SCHAPIRO PHOTOGRAPHS」情報

開催日時

Part 1:2023年10月18日(水)~12月24日(日)
Part 2:2024年1月13日(土)~3月24日(日)
13:00~18:00 水曜~日曜
休廊日:月曜日、火曜日

入場料

無料

会場

Blitz Gallery(ブリッツ・ギャラリー)
〒153-0064 東京都目黒区下目黒6-20-29

Blitz Gallery HP
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行き方・アクセス

<電車・バス>JR「目黒駅」からバス「目黒消防署」下車徒歩3分
<電車>東急東横線「学芸大学駅」から徒歩15分

  • 【お問い合わせ先】
  • Blitz Gallery(ブリッツ・ギャラリー)
  • blitz-gallery.com
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