用途に合わせて丁寧に手作りされた彫刻作品を展示
展覧会「トム・サックス:店舗体験」は、トム・サックスが2020年のイセタン ザ・スペースで行った革新的なプレゼンテーションに引き続き、日常生活や住まいにアートやデザインを取り入れる方法を提案する展示となっています。
応接室のための絵画、抹茶用のお茶碗、オフィスへしつらえる椅子、ファッションウィークで着るジャケット、作業リストを作るためのノートブック、パーティーに必須な大型音響システムなど、これら展示されているアイテムの一つひとつは、各用途に合わせて丁寧に手作りされた彫刻作品。すべてmade in USAです。
サックスのアーティストとしての実践において重視することは、身近であるが妥協のない素材の使用、見てすぐにわかる手仕事の跡、そして儀式的とさえいえる綿密な制作過程。
今回の展示では、そのすべてが詰まっています。
新作の絵画、彫刻、大型音響システム、陶器、トム・サックス・ファニチャーから数種類の家具、アパレルやその他商品が展示販売されます。
イベント詳細、販売方法などは、伊勢丹の特設ページやインスタグラムでご確認を。
会場と11のショーウィンドウを使ったインスタレーションも
トム・サックスのシグネチャーである合板で覆われた店内展示スペースと、11のショーウィンドウにてインスタレーションを楽しむことができます。
このインスタレーションは、まるでトム・サックスのスタジオを訪れたかのような空間を演出されていて、"いち早くサックスのフルデザインを体感できます。
ぜひ、足をはこんでみてください。
本館1階ウィンドウディスプレイ:~2023年10月10日(火)まで
「トム・サックス:店舗体験」情報
開催期間
2023年9月20日(水)~ 10月23日(月)
会場
伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
行き方・アクセス
<電車>東京メトロ丸ノ内線 「新宿三丁目駅」徒歩1分、JR新宿駅徒歩5分
企画協力
小山登美夫ギャラリー
トム・サックス(Tom Sachs) プロフィール
アーティスト、1966年ニューヨーク生まれ。アメリカの現代美術家。
エンジニアリングやデザインの傑作を精巧に再構築するブリコラージュ作品で知られる。
さまざまな国や美術館に、作品が収蔵されている。ニューヨーク近代美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)、ポンピドゥー・センター(パリ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、サンフランシスコ近代美術館、プラダ財団(ミラノ)など。
主な個展は、ダイヒトーアハレン(ハンブルグ、2021年)、東京オペラシティアートギャラリー(東京、2019年)、ナッシャー彫刻センター(ヒューストン、2017年)、ノグチ美術館(ニューヨーク、2016年)、イエルパ・ブエナ芸術センター(サンフランシスコ、2016年)、ブルックリン美術館(ニューヨーク、2016年)、森美術館(東京、2016年)、リヨン・ビエンナーレ(フランス、2013年)、「Space Program:MARS」パーク・アヴェニュー・アーモリー(ニューヨーク、2012年)、ベネチア建築ビエンナーレ(2010年)、プラダ財団(ミラノ、2006年)、グッゲンハイム美術館(ベルリン、2003年)など
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