雪の中に佇むハルニレの木
北海道、豊頃町にある「ハルニレの木」。
十勝川の左岸、広い草地にポツンと立つ姿はまるで絵画のように美しく、観光スポットとして注目されています。
樹齢は推定140年、よく見ると1本の木ではなく2本の木が一体化しています。晴れの日も雨の日も風の日も…どんな時も離れず寄り添う様子は、愛を誓った恋人たちのよう、と恋愛のパワースポットとしても人気を集めています。
また、DREAMS COME TRUE(ドリカム)の曲「Eyes to me」に「ハルニレをバックで 空に手を広げて」という歌詞があり、それをキッカケにハルニレの木の存在が周知されたとも言われています。ボーカルの吉田美和さんは豊頃町の隣町、池田町の出身です。
雪解け時季のハルニレリフレクション
ハルニレの木が最も美しい姿を披露してくれる「冬」。
雪景色の中に佇むハルニレの木はとても神々しく、ずっと見ていたくなる絶景です。雪が深く積もっている時は無理に近づくと危ないため、遠くから眺めて楽しみましょう。3月下旬は十勝川の雪解けによるリフレクションが幻想的で、撮影にもおすすめです。
星空や朝日をバックに
昼間とは違う雰囲気を楽しめる夜もおすすめ。満天の星に出会う確率が高い冬の夜。雪景色とハルニレの木、星空のコラボは絶景です。運が良ければ天の川も綺麗に見えるため、撮影に訪れる人も多め。星空を堪能した後は、そのまま朝日を待つのも◎。朝日に照らされたハルニレの木は、枝の隙間から光が差し込み、息を飲む美しさ。寒さの厳しい北海道の夜、訪れる際は防寒対策をしっかり行い、地元の詳しい人に案内してもらいましょう。
冬以外のシーズンも美しい
雪のない季節のハルニレの木は、全く印象の違う景色を見せてくれます。
緑が美しい季節は「この木なんの木」の木に似ていると噂されたことも。豊頃町の「町木」として親しまれているハルニレの木、北海道の雄大な自然を感じるにもぴったりのスポットです。
ハルニレの木/豊頃町<北海道>
<住所>北海道中川郡豊頃町幌岡
<問い合わせ>015-578-7202
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