プロフィール
オカダキサラ
写真家 東京生まれ。武蔵野美術大学映像学科、東京綜合写真専門学校研究科修了。「街が見逃した奇跡の現場」をテーマに、演出のような瞬間を切り取るストリートスナップを撮り続ける。キヤノン「GRAPHGATE」優秀賞、Juna21入選ほか受賞多数。写真集の刊行や個展の開催など、精力的に作品を発表している。
18年間、東京の街を歩きながら写真を撮り続けてきました。今回の作品集を制作する中で改めて感じたのは、1秒という時間はとても短いけれど、小さな不思議や偶然が起きるには十分な時間なのだということです。この展示や作品集をきっかけに、いつも歩いている街や何気ない日常を、少しだけ違う目で見てもらえたら嬉しいです。皆さんの日常に流れる1秒にも、思いがけない小さな奇跡が見つかりますように。
ステートメントと作品の一部をご紹介
私は普段、1/125秒から1/320秒ほどのシャッタースピードで撮影し、一日に平均350枚ほどの写真を撮っています。
ある日、一日に撮影した写真のシャッタースピードをすべて足してみると、およそ1秒になることに気づきました。一日中街を歩いていたはずなのに、実際にシャッターが開いていた時間は、たった1秒にしかならない。けれど、その一瞬には、街が見逃してしまうような小さな出来事が写っていました。
そんな発見から生まれたのが、作品集『1/250』です。
作品集『1/250』は、18年間撮り続けた約150万枚の写真の中から、シャッタースピード1/250秒で撮影した250枚を選び、「1秒」を本という形にしました。この展示では、作品集の世界を、プリント作品、映像、そして250種類のアクリルキーホルダーの、3つの異なる媒体で表現しています。
1秒は儚く短いですが、小さな不思議が起きるには十分な時間なのだということを、制作を通じて私はより深く実感しました。この展示をご覧いただいたあと、皆さまの日常の1秒にも小さな奇跡が見つかれば幸いです。
── オカダキサラ
オカダキサラ 写真展「1/250」情報
開催日時
2026年9月1日(火)〜9月30日(水)12:00〜24:00(L.O.23:30)
休業日:土・日・祝日
作家在廊予定
2026年9月1日(火)、11日(金)、15日(火)
各日15:00〜21:00頃
入場料
無料
※ワンオーダー制
会場
アートスナック 番狂せ
- 〒160-0007 東京都新宿区荒木町3番 ソシアルアラキビル1F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」4番出口から徒歩で5分
※会期中は店舗主催のイベントが並行して開催される日程もあります。最新の営業状況やイベント詳細は「番狂せ」のSNS等をご確認ください。
オカダキサラ 写真集『1/250』情報
街では、誰にも気づかれない「事件」が数え切れないほど起きています。それは特別なことではなく、ごく短く、なんでもない偶然が起こる瞬間です。私は18年間、その「時」を追いかけてきました。この本に収録した250枚の写真は、18年間撮り続けた約150万枚の写真の中から選んだものです。それぞれのシャッタースピードを合計すると、ちょうど1秒になります。1秒は短く、儚い。けれど、その1秒の中には、無数の見逃されがちな奇跡が詰まっています。この本を閉じるとき、あなたの日常に流れる1秒が、ほんの少しだけ違って見えますように。
── オカダキサラ
価格:6,930円(税込。本体6,300円)
サイズ:A5変形(135mm×147.5mm)
ページ数:本文 272ページ
写真・文章:オカダキサラ
アートディレクション・デザイン:橋詰ひとみ
印刷・製本:山田写真製版所
制作・進行:澤崎達雄
プリンティングディレクター:西谷内和枝
英訳添削:ay.tanaka
