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イギリスの庭をテーマにした写真集「みどりの王国 The Kingdom of Green」、10月8日に刊行を記念した二回目のトークイベントを開催。

写真家の戎康友(えびす やすとも)と編集者・文筆家の鈴木るみこによる写真集「みどりの王国 The Kingdom of Green」が発売。
写真集の刊行を記念して、東京「青山ブックセンター本店」にて、2023年10月8日(日)に戎康友のトークイベントが開催されます。イベント終了後に戎康友によるサイン会も。写真集「みどりの王国 The Kingdom of Green」をより楽しむことができる貴重な機会となっています。

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庭師たちが持つ"みどりのゆび"に魅せられた二人がイギリスの庭を巡る旅の記録

写真家の戎康友と編集者・文筆家の鈴木るみこによる写真集「みどりの王国 The Kingdom of Green」は、雑誌『ku:nel』(マガジンハウス)の企画で、3度イギリスに渡り、10か所あまりの庭園を訪ねた記録をまとめた一冊。
戎康友が個人的に訪れたデレク・ジャーマンの庭 「プロスペクト・コテージ」の写真も収録されています。

このイギリスの庭を巡る旅は、2018年に逝去した鈴木るみこが、約15年前に「"みどりのゆび"を探しにいく」と戎康友に告げたひと言からはじまりました。

格式ばっていた英国式庭園を自然に即した庭へと作り変えた庭園家や、芸術の域まで高めたイギリスの女性。その思想を理解し受け継いできた庭師たちの“みどりのゆび”。「変わらずに変わり続ける」庭に胸打たれた鈴木るみこは、数年をかけて、戎康友とともにこのシリーズを形にしました。

"みどりのゆび"とは?

美しい花を咲かせ、植物をよく育てる人は神様から“みどりのゆび(green fingers)”を授けられたと讃えられる。イギリスでは何にもまして羨ましがられる才能ともいわれています。

綿密な下調べと確かな取材によって、イギリスの庭の考察、各庭の成り立ちやファウンダーの思考、庭師の人々が語る植物への愛などが綴られている鈴木るみこの文章と、庭をゆっくり歩き、じっと眺めて、大判カメラでフィルム撮影された、庭のポートレイトともいえる戎の写真は、美と生命力に満ちたこの世ならぬ園が、今もそこに生き続けていることを我々に教えてくれます。

写真集「みどりの王国 The Kingdom of Green」 情報

5,940円(税込)
著者:戎康友、鈴木るみこ
アートディレクション:有山達也
ページ数:144ページ
判型:A4変
製本:上製
ISBN:978-4-86152-926-9 C0072

Amazon:「みどりの王国」
青幻舎オンラインショップ:「みどりの王国」

『みどりの王国』刊行記念トークイベント 戎康友×岡戸絹枝×有山達也

書籍『みどりの王国』の刊行記念として、写真家・戎康友のトークイベントを開催。
ゲストは『つるとはな』編集長・岡戸絹枝、アートディレクター・有山達也のお二人です。

本書のきっかけとなった最初のイギリスの庭特集は、2008年7月発売の『ku:nel』33号に掲載されました。 この最初の特集当時の編集長である岡戸絹枝。 そして、その当時(からリニューアルするまでの間)『ku:nel』のアートディレクターを務めたのが有山達也です。 お二人は『つるとはな』でもタッグを組んでいる間柄。

トークでは『みどりの王国』のベースになったイギリスの庭特集がどのようにして生まれたのか、その経緯や取材時のエピソード、できあがるまでの過程についてお話しいただきます。 また、『ku:nel』には欠かすことのできない存在だった鈴木るみことの思い出を振り返って頂く場にもなっています。

当時の現場の空気感が窺い知れる貴重な機会にもなるかと思います。
ぜひ参加してください。

開催日時

2023年10月8日(日)18:00〜19:30
開場:17:30〜

料金

1,540円(税込)

定員

80名

会場

青山ブックセンター本店 大教室
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア (B2F)

Google Map

行き方・アクセス

<電車>東京メトロ「表参道駅」B2出口から徒歩で約7分
JR東日本「渋谷駅」東口・宮益坂側から徒歩で約13分

青山ブックセンター:トークイベント 申し込みページ

過去に開催された刊行記念イベント

<終了>写真展『みどりの王国 The Kingdom of Green』

開催期間

2023年9月8日(金)~9月24日(日)
平日 11:00〜19:00
土日祝 10:00〜18:00
定休日:木曜日

会場

minä perhonen galleria
〒600-8018 京都府京都市下京区市之町251-2 寿ビルディング3階

minä perhonen galleria
Google Map

行き方・アクセス

<電車>阪急電鉄京都本線「京都河原町駅」2番出口から徒歩で約5分

<終了>『みどりの王国』刊行記念トークイベント

写真家・戎 康友と、生前鈴木るみことの交流もあった焙煎家・オオヤミノルのトークイベントが開催。
イギリスの庭園の取材時のエピソードを中心に、今なお多くのファンに愛される、鈴木るみことの思い出も振り返る内容となっています。
トークイベントのお申し込みは、定員になり次第締め切りとなるので今すぐチェックを。

開催日時

2023年9月17日(日)19:00~

会場

誠光社

参加費

1500円+1ドリンクオーダー

定員

25名

戎康友 プロフィール

写真家。長崎県生まれ。写真館を営んでいた祖父と父の影響で写真を撮り始める。日本大学芸術学部写真学科卒業後、写真家として独立。ファッション誌のエディトリアルや広告ヴィジュアルの撮影、海外を旅しながら撮影したポートレート作品などを制作。加茂克也作品集『KAMO HEAD』(KAMO HEAD)など多くのアーティストの作品集を手掛ける。2021年に合同展『photography & us』(OFS Gallery)を行う。自身の作品集に編集者ロイド・カーン収集の動物の骨を撮影した『BONES』がある。

戎康友 Instagram

鈴木るみこ プロフィール

編集者、文筆家。静岡県富士宮市生まれ。1986年、マガジンハウスに入社し『Olive』編集部に配属。1992年退社後、フランスへ。帰国後、フリーランスで編集、執筆業に。雑誌『ku:nel』(マガジンハウス)には2001年の創刊から参加し、2015年まで79冊にわたり取材執筆を行った。2014年、雑誌『つるとはな』の創刊に参加、2017年まで取材執筆。著書に『スマイルフード』『パリのすみっこ』(ともにマガジンハウス)、『O KU 内藤礼|地上はどんなところだったか』(HeHe)、手がけた書籍は『有元葉子の料理の基本』(幻冬舎)など多数。翻訳本に『エスプレッソ』(フレックス・ファーム)など。2018年5月16日没。

岡戸絹枝 プロフィール

1955年埼玉県生まれ。81年マガジンハウス入社。1998年から『Olive』編集長をつとめる。2002年より『ku:nel』を創刊。2010年マガジンハウス退社。2011年より『Talking about』(n100出版)の編集をスタート。2014年『つるとはな』(株つるとはな)を創刊。

有山達也 プロフィール

1966年10月14日、埼玉県草加市生まれ。小学1〜3年生まで佐賀県で過ごす。この頃祖母の影響もあって絵を一緒に描きだす。中学校の教師に「お前らなら頑張れば藝大にいける!」とそそのかされ高校生から美術系の予備校に通う。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。卒業後、中垣デザイン事務所にデザイナーとして約3年勤務。1993年、アリヤマ デザイン ストア設立。エディトリアルを中心としたデザイン、アートディレクションを担当。第35回(平成16年)講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。ミームデザインスクール講師。東京藝術大学非常勤講師。最近の仕事として、雲のうえ(北九州市)、座・マガジン(座・高円寺)、藝える(東京藝術大学)、SとN(佐賀県、長崎県)、南游行(大徳寺龍光院)、グレイリスト(グレイ)などがある。

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