目次
- プロフィール
- instax™ならではのアナログ表現を大切にしながら、個性のある写真に
- 金本凜太朗がカラーエフェクトで「日常を色で遊ぶ_。」
- FG:フェーデッドグリーン(Faded Green)|フィルムらしい色に仕上がる
- LL:ライトリーク(Light Leak)|鮮やかな発色とランダムな光漏れ
- LB:ライトブルー(Light Blue)|寒色のトーンでかわいらしく
- WT:ウォームトーン(Warm Tone)|心地よい色温度に
- SM:ソフトマゼンタ(Soft Magenta)|本来の色を活かした繊細な表現
- SP:セピア(Sepia)|哀愁漂う雰囲気に
- 写真と向き合うきっかけをくれる
- “チェキ”instax mini 99™︎の多彩な機能で、自分らしい一枚を
プロフィール
金本凜太朗
写真家 1998年、広島県生まれ。2020年に東京綜合写真専門学校を卒業後、東京を拠点にフリーランスとして活動を開始。雑誌・WEB・広告など幅広いジャンルで撮影を行う。ライフワークとして、日常的な事物を対象に独自の視点で写真を撮り続けている。
instax™ならではのアナログ表現を大切にしながら、個性のある写真に
「せっかくinstax™を使うなら、カメラ内で処理したデジタルデータを印刷するのではなく、一点ものとしてアナログカメラならではの表現を活かしたいと思っていたので、カラーエフェクトコントロールを実際に使用するまでは具体的にイメージが沸かず、少し抵抗がありました。そんな中で、“カメラ内部のLED発光により、フィルムに直接露光して色を表現する”という機能説明を見て、最新の技術を取り入れながらも、instax™の最大の魅力でもあるアナログ表現の醍醐味を損なわない設計に、驚きと大きな魅力を感じました。
今はデジタルデータをいかようにも調整できてしまう時代ですが、そもそも肉眼で見えている色は、人それぞれ受け取り方が全く異なっているはずです。撮影時にどのエフェクトを使うのか、自らの意思で選択することによって、撮り手それぞれの感性や個性が強く表れた写真になるところに、表現としての面白さを感じています。カラーエフェクトコントロールでの色選びを起点に、自分が潜在的に何に惹かれているのかに気づくきっかけになるかもしれないし、撮影を重ねていくうちに、記録はもちろん、表現としての写真へと視野を広げることができると思います」。
金本凜太朗がカラーエフェクトで「日常を色で遊ぶ_。」
FG:フェーデッドグリーン(Faded Green)|フィルムらしい色に仕上がる
「地元のファミレスに行って、久しぶりにメロンソーダを。一日中曇っていましたが、日没前に低く陽が差してきたので、これはFG:フェーデッドグリーンの出番だと思い、咄嗟にシャッターを切りました。右の写真は、『マクロモード』の最短距離でコップギリギリまで近づけて撮りました。期限切れフィルム特有の経年劣化や、シャドウ部がアンダー露出になったときのような発色をしてくれる、FG。被写体の色味を活かしながらも、フィルムらしい色に仕上がるところが好きです」。
LL:ライトリーク(Light Leak)|鮮やかな発色とランダムな光漏れ
「左の写真は、日没間際に2階の部屋から窓越しに空を撮影。右の写真は朝方、陽の入るリビングのカーテンを『二重露光』で撮影。いずれも最初はWT:ウォームトーンで撮影してみたのですが、色味を少し足したくなり、LL:ライトリークを試してみました。その結果、LLを採用。チェキプリント本来の発色が綺麗に出たうえに光漏れも加わり、一層鮮やかな作品になりました。まさか光漏れの場所と色が毎回ランダムに出るとは思わず、2枚を並べてみてようやく気がつきました。それほど違和感のない自然な表現に驚きです。どのような光漏れが現れるのか予想できないところも魅力だと感じました」。
LB:ライトブルー(Light Blue)|寒色のトーンでかわいらしく
「実家の近所を散歩するたびに出会う猫。今日こそ近くで撮らせてもらえるかと思いきや、すぐに階段の上に逃げられてしまった──。フラッシュで脅かせたくなかったので、発光禁止モードには設定したものの、カラーエフェクトはあえて意図せず撮影。仕上がりを見てLB:ライトブルーに設定されていたんだとわかりました。そういう偶然性も楽しみ方のひとつ。フォーカスも外してしまっていますが、輪郭をぼやかしてひっそりと佇む猫の姿と、曇天の寒色がマッチしていてかわいい写真になりました」。
WT:ウォームトーン(Warm Tone)|心地よい色温度に
「物干し場所である2階のベランダに、ひとり落ちていた赤いハンガー。柵の影が均一に落ちていて、構図も狙ったとおりバッチリ中心に合わせることができました。暖色のトーンでありながら、少しだけ心地よい温度に下げてくれるようなWT:ウォームトーンの色味が好きです」。
SM:ソフトマゼンタ(Soft Magenta)|本来の色を活かした繊細な表現
「ようやく晴れた日、リビングのテーブルに青い布を敷いて、その上に水に赤いストローが入ったコップを置いて撮影。ストローがコップの柄に屈折してギザギザ模様になるのが好きで、よくこのコップにカラフルなストローを入れてドリンクを飲んでいます。SM:ソフトマゼンタは特に色の個性が強く出るエフェクトだと思っていましたが、意外にもマゼンタに近い赤や青との相性がよく、濃淡調整でDark Minus(より暗く)まで下げてもなお、被写体本来の色を活かした繊細な表現ができました」。
SP:セピア(Sepia)|哀愁漂う雰囲気に
「工事現場の片隅にぽつぽつと点在していた、何かを塞ぐための丸い蓋。よく見ると、青い塗料で均等に傘のマークが。その周りに生えていた雑草もかわいらしかったので、青と緑は残しながら哀愁漂う雰囲気にできればと思い、SP:セピアを選んで撮影しました」。
写真と向き合うきっかけをくれる
「“チェキ”instax mini 99™︎は、クラシカルなフィルムカメラやFUJIFILMのデジタルカメラのいいとこ取りのようなデザインで、趣味や仕事でカメラを持ち歩くときと同じような感覚で、気軽に持ち出すことができました。軽量なので、メインカメラに加えてもう一台サブカメラとして常にカバンに入れて、時には肩から二台掛けたりして持ち歩いていました。 専用のカメラケースもあり、カメラをしっかり保護できる作りなので、日頃の持ち歩きに重宝します。肩から下げて歩いていると、長年フィルムカメラが趣味だという方から『いいカメラですね』と声をかけられ、思いがけず会話のきっかけになったことも。操作性はとてもシンプルで、カメラ経験者には初めてのinstax™として、写真をこれから始める人には入門機として、おすすめできるカメラだと思います。
今回、被写体の方に好きなカラーエフェクトや濃淡、フラッシュの有無などを最初に選んでもらって、できあがった写真をお渡しする機会がありました。被写体の方の好みも反映されて、撮り手と被写体による即興の共同制作のような時間が生まれて楽しかったです。また、色選びを通してコミュニケーションが生まれたことも嬉しい出来事でした。
実家に帰省した際には、家族のアルバムに残っていた何年も前のプリントやチェキプリントの数々を見て、『自分にとって、プリントして本当に残したい写真は何なのか』を、再考するいい機会となりました。まだ明確な答えは出ていませんが、“チェキ”instax mini 99™︎は、今後の人生を共に過ごしていきたい、重要なカメラのひとつになりそうです」。
“チェキ”instax mini 99™︎の多彩な機能で、自分らしい一枚を
カメラ内部のLED発光により、フィルムに直接露光し、色を表現できる「カラーエフェクトコントロール」を唯一搭載した、こだわりのアナログカメラ。シャッターを最大10秒開放し、夜景や光の軌道が撮れる「バルブモード」や、2回シャッターを切って、1枚のフィルムに像を重ねられる「二重露光」、動きの速い被写体のブレを低減する「スポーツモード」や、3m以上離れる場合の「遠景モード」、30~60cmの範囲でクリアに撮れる「マクロモード」といった、多彩な機能が充実。光と色で自分らしく、味わい深い一枚を創り出せます。
※2026年7月30日に新色SILVERが仲間入り。
