「旭山動物園」はどこを切り取っても絵になる撮影スポット
広大な園内には、動物をモチーフにした看板やモニュメントがいたるところにあり、見つけたら写真に収めたくなります。
また、売店でかわいい動物モチーフのクッキーやソフトクリームなどが販売されているので、休憩がてらパチリと撮影するのもおすすめです。
「フラミンゴ舎」
旭山動物園の正門から入ると、まず見えてくるのが「フラミンゴ舎」。鮮やかなピンク色のフラミンゴが出迎えてくれます。
午前中は混雑していることが多いので効率よく動物たちを見たい場合は、反時計回りに回ったり、一番見たい動物がいる施設から訪れたり、作戦を練って挑みましょう。
「ぺんぎん館」
「ぺんぎん館」にはキングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンの4種類がいます。
館内には360度見渡せる水中トンネルがあり、まるで飛んでいるように泳ぐペンギンの勇姿を見ることができます。陸上ではトテトテ歩いていたり、ぼーっとしていたり、かわいらしい姿を観察できます。
名物である"ペンギンのお散歩"は、毎年雪が降り積もる12月~3月頃に行われます。旭山動物園の公式Twitterにてタイムスケジュールが公表されているのでチェックを。
雪の上を歩く姿は愛らしく、さまざまな角度からカメラに収めたくなります。
「あざらし館」
「あざらし館」の館内は、ガラス張りになったプールで泳ぐアザラシの姿を楽しむことができます。
また、円柱状のトンネル(マリンウェイ)が設置されていて、アザラシがトンネルを通り抜ける様子を間近に見ることができます。
漁船やテトラポットなど、北海道内の漁港をイメージした屋外エリアでは、くつろぐアザラシの姿を見ることも。
飼育員による解説”ワンポイントガイド”と、アザラシへのエサやり"もぐもぐタイム"も見ごたえあります。
「ほっきょくぐま館」
旭山動物園は日本国内で初めてホッキョクグマの繁殖に成功した動物園です。
2021年12月10日に旭山動物園で誕生したホッキョクグマの子"ゆめちゃん"。旭山動物園では40年ぶりの繁殖成功ということで話題となりました。
1歳の誕生日を迎えた"ゆめちゃん"、お母さんグマ"ピリカ"に寄りそう微笑ましい親子の光景はいつまで見られるのでしょうか。
「ほっきょくぐま館」には巨大プールが設置されているので、躍動感のある飛び込みシーンを切り取ることも可能。
アザラシの視点からホッキョクグマを観察することができるシールズアイ(カプセル)と呼ばれる窓からのぞき込むのも迫力があっておすすめです。
「もうじゅう館」
「もうじゅう館」には、ライオン、アムールトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウが。どの猛獣たちも毛並みや模様が美しく、いろいろな角度から見ることができます。
2022年秋に三つ子のライオンが誕生しました。ライオン一家の様子は旭山動物園のSNSでも随時更新されていて人気です。
まるで天使のようにかわいい子ライオンたちですが、あまりのワンパクっぷりに時折パパもママも手を焼いていることも。ライオン一家の成長に目が離せません。
「ホッキョクギツネ舎」
ロシア・カナダ・グリーンランドの北極周辺のツンドラ、海岸地帯に生息しているホッキョクギツネを観察できます。
ホッキョクギツネは、冬と夏で見た目が違うのが特徴。夏は黒っぽい色、冬は真っ白でモフモフです。
「レッサーパンダ舎」
「レッサーパンダ舎」は、ペンギンやシロクマたちに負けず劣らずの人気エリアです。
2022年に誕生した双子「菫菫(ジンジン)」「茜茜(チェンチェン)」の愛くるしさに癒されてください。
旭山動物園のレッサーパンダの名前は、「渝渝(ユーユー)」「桜桜(リンリン) 」など、同じ漢字二文字という法則があります。
レッサーパンダ舎にある"レッサーパンダの吊り橋"が見どころ。
この吊り橋は、レッサーパンダの飼育室から人が歩く園内通路の頭上を通り、シロフクロウの施設横にある樹木まで掛けられています。運のよい来場者は、レッサーパンダが吊り橋を歩いているところを真下から眺めることができます。あまりのかわいさに歓声があがることも。
"もぐもぐタイム"も必見です。
「マヌルネコ舎」
旭山動物園にはアイドル的存在のマヌルネコの"グルーシャ"。
世界最古の猫とも言われるマヌルネコは、モフモフの毛並みと高貴なお顔立ちからイエネコのように見えますが、野生のヤマネコです。
高台で丸まって寝ていることもあり、ご尊顔を拝見できないことも。拝顔できるかどうかはグルーシャ様の気分次第です。
辛抱強く待つのもありですが、隣にある「レッサーパンダ舎」や「シロフクロウ舎」などで時間をつぶすのもあり。
「オオカミの森」
旭山動物園には、日本の動物園ではめったに見かけることのないオオカミもいます。
「オオカミの森」は、岩山や小川、林など、自然を模した飼育場になっていて、まるで自然の中で生きているオオカミを観察できるようになっています。
「ヘアーズアイ」というドーム型の観察場所で、オオカミを間近で観察することも。オオカミの森の外に出ると、オリが全くない部分から観察できる場所もあり、いろいろな角度からオオカミを探して観察できるようになっています。
「北海道産動物舎」
「北海道産動物舎」は、まるで森に入って動物を観察しているかのように北海道に住む動物たちを見ることができます。
北海道では身近なキタキツネもいます。
動物園では、動物たちを金網越しでしか見られないことも。そんなときは、望遠レンズをできるだけオリに近づけ、動物にピントを合わせ前ボケで撮ると金網が消せます。
北海道産動物舎は、自然の樹木を取り込んだ大きなバードゲージに、オジロワシ、オオワシ、クマタカを展示し、バードケージの中には、フクロウ類や小型鳥類、小型哺乳類の展示施設があります。まるで北海道の森の中で動物を観察しているようです。
写真は、キツツキの仲間のオオアカゲラ。旭山動物園にはオオアカゲラとアカゲラの両方ともいるのでお間違えなきよう。オオアカゲラのオスは頭全体が赤く、アカゲラのオスは後頭部の一部だけ赤いのが特徴です。
園内には、飼育されている鳥以外にシマエナガやキツツキ、キレンジャクなどの野鳥がくることも。鳥の鳴き声が聞こえたら、木の茂みの中をよくよく見ると発見できるかもしれません。
「エゾシカの森」
オオカミの森の隣にある「エゾシカの森」は、エゾシカの能力を十分に発揮できるように層雲峡にある柱状節理の渓谷をイメージした築山もあります。
エゾシカの森でも"もぐもぐタイム"を楽しむことができます。
「さる山」
どこの動物園に行っても飽きることのない姿を見せてくれるサルたち。旭山動物園の「さる山」は、ニホンザルと一緒にニホンイノシシが共生しています。
岩山をアクロバティックに上り下りしたり、じゃれあったり、様々なシーンを見せてくれるサルと、マイペースなイノシシの両者の距離感が気になります。
「かば館」
3頭のカバの家族が暮らす「かば館」。深さ約3mのプールがあり、水中でのカバの動きをあらゆる角度から観察できます。
お父さんカバの百吉(ももきち)は、縄張りを主張するため、陸でも水中でも、うんちを飛ばすことがあります。注意が必要なときは飼育員さんが声をかけてくれます。
それ以外は、のんびりまったりとしたカバの様子を切り取ることができるので、楽しんで。
「きりん舎」
キリンを頭の高さから観察できる「きりん舎」。ヌッと顔を近づけてくれることもあり、至近距離でキリンを楽しめます。
柵のところどころに透明なエサ箱を置いてあり、長い舌を出して餌を食べる様子を間近に楽しむことも。
隣接しているかば館の地下に観察テラスがあり、そこからガラス一枚でキリンを下から眺めることができます。
「こども牧場」「第2こども牧場」
「こども牧場」という名前ですが、大人が入ってもOK。
ウサギやモルモットなどの小動物とふれあうことができるこども牧場と、ヒツジやヤギなどに間近に会える「第2こども牧場」があります。
こども牧場の人気イベント"ふれあい時間"は、旭山動物園の公式Twitterかこども牧場の入り口にある看板にてご確認を。
旭川市旭山動物園/北海道<日本>
旭山動物園 基本データ
<住所>〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
<TEL>0166-36-1104(代表)
<開園時間>
夏期 2023年4月29日(土・祝日)~2023年10月15日(日)9:30~17:15(最終入園/午後16:00)
2023年10月16日(月)~2023年11月3日(金・祝日)9:30~16:30(最終入園/午後16:00)
夜の動物園 2023年8月10日(木)~2023年8月16日(水)9:30~21:00(最終入園/20:00)
冬期 2023年11月11日(土)~2024年4月7日(日) 10:30~15:30(最終入園/15:00)
※年度により期間は異なります。詳細は公式HPで確認ください
<休業日>2023年4月10日~4月28日、11月4日~11月10日、12月30日~2024年1月1日
<駐車場>あり(無料)
入場料
高校生以上 1,000円(市民700円)
中学生以下 無料
<年間パスポート>
動物園パスポート 1,400円
科学館共通パスポート 2,230円
行き方・アクセス
<電車>JR函館本線 旭川駅から路線バスで約40分または旭川空港から路線バスで約35分「旭山動物園」下車すぐ
<車>道央自動車道「旭川北IC」から約35分
旭川空港から約30分
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