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プロフィール

田島一成
写真家 1968年東京都⽣まれ。写真家・五味彬⽒アシスタントを経て独⽴後、1989年からパリ、ニューヨークで活動。2002年から東京を拠点に、広告、ファッションを中⼼に、⾳楽系やTVコマーシャルにも活動の場を広げる。1997年「AmericanPhotographieAnnual」(アメリカ写真年鑑)掲載。2007年、2013年ADC賞受賞。
CDカバー、広告、写真集など数多くの坂本龍一の撮影に携わる。

坂本龍一
作曲家/ピアニスト/音楽プロデューサー 1952年生まれ(~2023年)。電子音楽グループ「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」のメンバーとして世界的に活躍し、ソロでも映画音楽や現代音楽で高い評価を得た。代表作に『戦場のメリークリスマス』や『ラストエンペラー』のサウンドトラックがあり、後者ではアカデミー賞を受賞。
展示作品の一部と解説

本展では、1995年にニューヨークで撮影された、田島一成と音楽家坂本龍一が共に過ごした1日を切り取った貴重な写真が展示されます。当時、坂本はレコーディングや音楽活動に追われる中で、若い写真家の田島の撮影に快く応じ、普段の姿を見せてくれました。これらの写真は、坂本の魅力的な一面を映し出すとともに、二人のアーティストとしての深い交流を感じさせるものです。
── AKIO NAGASAWA gallery プレスリリースより



写真集 あとがきより(一部抜粋)
(前略)坂本さんが亡くなってしばらくの間、ショック状態だった。最後の日々を綴った書籍も買ったまま未だに読めていない。坂本さんの良い写真があったら送って欲しいという事務所からの連絡をきっかけに過去のポジやネガフィルムを見返す中で、ニューヨークでの1日のロケ写真を改めて見返し、あの日の坂本さんの言葉や、ふざけてポーズを取る姿が次々と記憶によみがえった。グレーのTシャツの胸元に汗を滲ませながら暑い夏の日に撮影に付き合ってくれた坂本さんに、改めて感謝の念が湧き上がる。
坂本龍一を知る人にも知らない人にも、この写真集を楽しんで欲しい。チャーミングな一人のアーティストの1日を。できれば彼の音楽を聴きながら。
── 田島一成
田島一成 個展「A DAY WITH RYUICHI SAKAMOTO」情報

開催日時
2025年3月13日(木)〜4月12日(土)
火〜土 11:00~19:00
※土 13:00~14:00 閉廊
休廊日:日、月、祝日
入場料
無料
会場

AKIO NAGASAWA Gallery Ginza
- 〒104-0061 東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6F
- Google Map
行き方・アクセス
<電車>
東京メトロ日比谷線、都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A2出口から徒歩で1分
東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A7出口から徒歩で3分
JR山手線「有楽町駅」中央口から徒歩で8分
田島一成 写真集「A DAY WITH RYUICHI SAKAMOTO」情報

サイン入
判型:235 x 235 mm
ページ数:96ページ
製本:クロス装丁ハードカバー、箔押し
デザイン:material(mgmd a org.)
出版社:mild inc.
発行年:2025年3月
定価:7,480円(税込。本体6,800円)