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「トラピスト修道院」へと続く美しい並木道とバターたっぷりスイーツで心の浄化を

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北海道・函館市に隣接する北斗市にある「トラピスト修道院」は、日本初の男子修道院。今でも女性が修道院内に入ることは禁じられていますが、修道院へと続く美しい並木道や直売店など、修道院の見学をしなくても楽しめるスポットです。
トラピスト修道院で作られている酪農製品は、北海道土産の定番になっていて、特にトラピストバターとクッキーが人気。また、直売店でしか味わえないソフトクリームも絶品と評判です。

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異国に訪れたような雰囲気に浸れる「トラピスト修道院」

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1896年(明治29年)に創立された「トラピスト修道院」。正式名称は「厳律シトー会 灯台の聖母トラピスト修道院」で、修道士たちが厳しい戒律の中で生活しています。
トラピスト修道院は、北原白秋とともに「白露時代」を築いた詩人・三木露風(みきろふう)のゆかりの地でもあります。修道院には、1920年(大正9年)から4年間、日本語教師として滞在。有名な童謡「赤とんぼ」「野ばら」は、修道院の風景を子どもの頃の郷愁に重ねあわせて作詞したといわれています。

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トラピスト修道院の周辺は、のどかな放牧地が広がっています。
修道院の裏側には、カトリックの巡礼地として有名なフランスの「ルルドの洞窟」を模してつくられた聖母マリア像が祀られていたりもするので、周辺の散策も楽しめます。

四季の風景を切り取れる「ローマへの道」

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春は、鮮やかなピンク色の桜が咲き誇ります。

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春から夏にかけては、澄み切った青い空と緑のコントラストが映えます。

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秋には美しい紅葉が。
トラピスト修道院の裏にそびえる丸山も紅葉で染まり美しいので、周辺散策もおすすめです。

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真っ白な雪に包まれた冬は、より神秘的な雰囲気に。

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毎年クリスマスシーズンに行われるライトアップ。あたたかな光がスギやポプラの並木を照らし、荘厳で幻想的な光景を楽しめます。
開催時期やイベントの詳細は、北斗市観光協会の公式HPやTwitterなどで告知されるので、ご確認を。

美味しいトラピスト修道院名物

トラピスト修道院の直売店は、道内屈指のスイーツスポット。修道院の駐車場にあり、男女関係なく利用できます。

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北海道のお土産として定番の「トラピストバター」。
トラピストバターは、中世から続くフランスのシトー会修道院の伝統製法で作られている発酵バター。トラピスト修道院の製酪工場で製造されています。
原料はクリームと食塩のみですが、発酵させているので一般の市販されているバターよりも香り豊かでコクがあり、“一度食べるとやめられない”とやみつきになる一品です。

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修道士が焼いた「トラピストクッキー」。こちらも、函館土産として昔から人気があります。個包装されているので、職場やサークルなどの大人数の仲間へのバラマキ土産にも◎。
発酵バターと風味豊かなバターミルクがたっぷりで、どこか懐かしさを感じる美味しさです。

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直売店限定で楽しめる、「特製ソフトクリーム」は絶品と評判です。
とても濃厚なソフトクリームは、ほんのりバターの風味を感じます。
コーンとカップの2種類ありますが、トラピストバターが練り込まれた特製コーンを迷わずに選ぶ人が多いのだそう。添えられているトラピストクッキーをスプーン代わりに、ソフトクリームをすくって食べるのがおすすめです。

トラピスト修道院/北海道<日本>

トラピスト修道院 基本データ

<住所>北海道北斗市三ツ石392
<TEL>0138-75-2108
<開館時間>外からの見学は自由
建物内の見学は、男性のみ。限定1組
※事前に往復ハガキでの申し込みが必要
<休館日>直売店:12月25日、年末年始、1~3月の日曜日
<駐車場>無料駐車場あり

行き方・アクセス

<車>函館江差自動車道「北斗茂辺地IC」から約10分
<電車> 道南いさりび鉄道線「渡島当別」から徒歩で約20分

トラピスト修道院 公式WEB

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