スティーブン・ショア(Stephen Shore)
1947年、ニューヨーク生まれ。
存命中にニューヨークのメトロポリタン美術館で個展を開催した初めての写真家。
それ以外に、ジョージ イーストマン美術館(ニューヨーク)、デュッセルドルフ美術館(デュッセルドルフ)、アーマンド・ハマー美術館(ロサンゼルス)、ジュ・ド・ポーム国立美術館(パリ)、シカゴ美術館(シカゴ)などで展覧会を開催。2017年にはキャリア全体を振り返る大規模な回顧展がニューヨーク近代美術館で開かれた。
グッゲンハイム財団と全米芸術基金からフェローシップを受けている。1970年代前半に、ニューヨークのライトギャラリーで開いた展示シリーズで、芸術としてのカラー写真への新しい関心を促し、ドキュメンタリー写真でビューカメラを使用したことでも注目を集めた。
彼の作品はニューヨークの303 Galleryとロンドン及びベルリンのSprüth Magersで管理されている。1982年からニューヨークのバード大学の写真学部の学部長として教鞭をとり、スーザン・ウェーバーソロス記念教授も務める。
<写真集・作品集>
「Uncommon Places: The Complete Works」、「American Surfaces」、「Stephen Shore: Survey」、Elements」、「Topographies」など30冊以上。
これから写真家を目指す人へ、巨匠が語るオンライントークショー
このトークショーは、コロナ禍以降、国内外を自由に行き来できないような閉塞的な状況においても写真家を目指す人々に大きな刺激を与えたいと、「未来の写真家たちへ Message from the Masters of Photography」と題し2021年より日本写真芸術専門学校が始めたもの。
今回はアレック・ソス(Alec Soth)、スティーブ・マッカリー(Steve McCurry)、スーザン・メイゼラス(Susan Meiselas)に続く第4弾です。
ニューカラーを代表する写真家であり、数々の歴史的名作を残してきたスティーブン・ショアが写真家人生を振り返りながら、自身の生き方を決定づけた出来事やその哲学などを、これから写真家を目指す人に語ります。
ニューカラーとは?
カラー写真の技術は1940年代に実用化されましたが、報道や広告の分野で使われていました。アート表現としてのカラー写真が登場したのは1970年代のこと。当時のアメリカの新しい世代の写真家たちが、カラー・フィルムを使用して試みた独特の美しい発色のカラー写真表現を「ニューカラー」と呼んでいます。
ニューカラー派と呼ばれる写真家は、スティーブン・ショアをはじめ、ウィリアム・エグルストン、ジョエル・マイロウィッツなどがいます。
「未来の写真家たちへ Message from the Masters of Photography Vol.4」情報
開催日時
2024年1月13日(土)10:00~12:00
聴講料
1,000円(税込)
※聴講料の支払いは、「Paypal」「銀行振込」どちらかを選択してください。
※参加申込者には、1月20日(土)までアーカイブによる見逃し配信も行われます。
配信方法
Zoomウェビナー
※日本語通訳あり
申込方法
日本写真芸術専門学校の「スティーブン・ショア オンライントークショー」のページから、申し込みフォームにアクセスしてください。
日本写真芸術専門学校とは
2023年で創立58年となる日本写真芸術専門学校。
「Real Education -実践に即した教育-」という教育理念のもと「常に時代を意識して、社会とリンクした実践的な授業をする」という教育方針。
講師陣は、全員が写真業界の第一線で活躍するプロフェッショナル。在学中、実践に即した内容を学ぶことができます。