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鎌田風花とシンイチ夫婦が出会ったフュージョン・シンガポール“Nikon Creators meets Singapore”カップル旅編

とても治安が良く安全な国として知られるシンガポールは、カメラを持ってゆっくりと写真を楽しむのにぴったりの旅先。中国系(中国からの移民)の人たちをはじめ、マレー系、インド系、ユーラシア系などのさまざまなルーツの人々が暮らしているので、ひとつの国で多彩な文化に触れることができるのも特徴です。今回はそんなシンガポールに、Nikon Creatorsの4組が旅へ。伝統的なシンガポールの姿から、こんなことができるの?という最新の体験まで、Nikonのミラーレスカメラ、Zシリーズとともに出かけたシンガポールの旅をたっぷりとお届けします。3回目は、Zf・Z6IIIを愛用し、シンガポールに訪れるのは初めてとなる、鎌田風花とシンイチ夫婦のカップル旅。「カップルにおすすめの体験」、「トレンド感あるニュースポット」、「シンガポールの歴史を感じるノスタルジックなスポット」をキーワードに “今のシンガポール”を紹介します。
また、3泊5日シンガポールの旅、その他豪華賞品プレゼントのお知らせがあります。ぜひご応募ください。

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目次
3泊5日シンガポールの旅、その他豪華賞品プレゼント!キャンペーン応募はこちら

プロフィール

鎌田風花

兵庫県神戸市在住。ナチュラルで透明感のあるポートレートや風景写真を得意とし、日々の小さな幸せを写真で表現することを大切にしている。家族写真の出張撮影や写真セミナーの講師、広告撮影なども手掛ける。

鎌田シンイチ

シンガポールってこんなところ

日本から飛行機で7時間ほど。時差も1時間なのでジェットラグを感じず、着いてから思いっきり旅を楽しむことができる常夏の国。国土面積は東京都23区より一回り大きいくらいという小さい国ながら、多民族国家ならではのさまざまなカルチャーが共存しており、公用語は英語に中国語、マレー語、タミル語のなんと4か国語!世界の中でも日本と並ぶほど治安が良く、地震をはじめ自然災害リスクがとても低いので斬新な建築が立ち並び、街も清潔で美しく、多国籍なグルメも楽しめるとあって、初めてのひとり旅にも、友達との旅にも、夫婦旅にも、おすすめの旅先です。

夫婦旅の気分も高まる、エキサイティングな体験

動物たちと近距離で朝食を楽しむスリル満点の「Breakfast in the Wild」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

シンガポールに来たなら欠かせない観光スポットSingapore Zoo(シンガポール動物園)では、動物たちが住む熱帯雨林の中で一緒に朝食をいただく「Breakfast in the Wild(ブレックファスト イン ザ ワイルド)」という特別な体験ができます。動物園内のアーメンレストランのテラスに、オランウータンの親子やミナミコアリクイ、ハナグマ、コンゴウインコなどの動物たちがやってきて、彼らのご飯を食べる姿を見ながら一緒に食事ができます。朝食ビュッフェはメニューも豊富で、南国らしく、フルーツもとても美味しい!席のすぐそばまで動物たちが遊びに来て、一緒に記念撮影ができるのも嬉しいアクティビティ。半屋外のレストランなので、森の中で動物たちと一緒にご飯を食べるという初めての体験ができ、テンションが上がります。

Breakfast in the Wild 基本データ

<住所>80 Mandai Lake Rd
<営業時間>9:00~10:30
<料金>大人 S$47、小人 S$37(入場料別)

行き方・アクセス

<バス>Springleaf 138番から15分
中心地からはタクシー(S$20~S$30程度)で行くのが便利
Khatib Exit Aからシャトルバスあり

世界トップ3に入る動物園「Singapore Zoo」で野性味溢れる餌やり体験

photo:鎌田風花

動物たちとの朝食を終えたあとは、園内散策へ。トリップアドバイザーの「トラベラーズ・チョイス・アワード2018」で、世界の動物園トップ3にランクインした「Singapore Zoo(シンガポール動物園)」では、ほかではあまり触れあえない動物への餌やり体験ができます。ゾウ、サイ、キリン、シマウマ、ゾウガメなど、想像以上に大きな動物たちへ餌をあげられるのは、動物好きにはたまらないアクティビティです。今回は、サイとキリンの餌やりにチャレンジ。

photo:鎌田シンイチ

とにかく、動物たちとの距離が近いのが特徴的。日本の動物園は覆われた柵やガラス張りのエリアが多いイメージですが、Singapore Zooは動物たちとの間に遮るものがないため、より近くに感じられます。キリンの餌やりは人気で、平日なのにどの回も行列が。キリンと同じ目線で近くに寄ることができるのでじっくりと観察もできて、本当にワクワクするアクティビティです。

photo:鎌田シンイチ

サイの餌やりも初めてだったので少しドキドキしましたが、手に載せた餌を優しく食べてくれたのが印象的。硬い皮膚の質感や鼻息も感じられる距離感に大興奮です。スタッフが餌やりシーンの写真を撮ってくれるので、撮る時間がなかったという人は写真を購入することも可能です。

photo:鎌田風花

Singapore Zoo 基本データ

<住所>80 Mandai Lake Rd
<営業時間>8:30~18:00
<料金>
入場料 大人 S$49、小人 S$34
キリンの餌やり S$8、サイの餌やり S$8

行き方・アクセス

<バス>Springleaf 138番から15分
中心地からはタクシー( S$20~30程度)で行くのが便利
Khatib Exit Aからシャトルバスあり

都会の大自然に没入!「Gardens by the Bay」の「Flower Dome」と「Cloud Forest」

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

スーパーツリーという、蔦植物に覆われた大きな人工ツリーが立ち並ぶ、近未来感たっぷりの「Gardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)」。まるでファンタジーの世界に飛び込んだかのような光景が広がります。人気のアクティビティOCBC Skyway(空中散歩)はスリル満点で、近くのMarina Bay Sandsが見えたり二つの温室ドームを見下ろせたりと、シンガポールのシンボルを立体的に一望することができます。

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

1.28ヘクタールの面積を植物が覆う「Flower Dome(フラワー ドーム)」は、2015年に世界最大の温室としてギネスに登録されました。樹齢100年のオリーブの木やモクレン、ランなど、5大陸から集まった植物を見ることができます。季節ごとに変わる花々のディスプレイも盛大。日本では見かけないバオバブの木もあり、ここでしか味わえない非日常を体験できます。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

Flower Domeのお隣、「Cloud Forest(クラウド フォレスト)」のドームへ入ると、さっそく巨大な滝が歓迎してくれます。高くそびえるクラウド・マウンテンは、高さなんと35メートル。迫力に圧倒されながら、大きな滝からのミストを浴びていると、とても涼しくなっていることに気付きます。霧が立ちこめる中を進み上へ上がり、遊歩道から見下ろす景色はなんとも幻想的な空間。希少な植物たちが作るドラマチックな光景に、心動かされること間違いなし!天気に左右されそうな日や、常夏を旅する合間の観光にもおすすめのスポットです。

Gardens by the Bay 基本データ

<住所>18 Marina Gardens Dr
<営業時間>9:00~21:00
<休業日>無休
<料金>
OCBC Skyway S$14
Flower Dome S$59
Cloud Forest S$34
Gardens by the Bayへの入場は無料

行き方・アクセス

<電車>Gardens by the bay駅から徒歩で約11分
<バス>Bayfront station Exit Bから徒歩で約10分

「Singapore River バムボート・クルーズ」でマーライオンにご挨拶

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

「Singapore River(シンガポール川)バムボート・クルーズ」では、Marina Bay Sandsやマーライオンを川から眺めるという、地上から見るのとは一味違う景色に出会えます。陸からマーライオンに会いに行くのもいいですが、カップル旅ならロマンチックにリバークルーズを選択して。Clarke Quayにある船乗り場から、いざボートに乗りこんでみると、想像していたよりも船が揺れず、とても快適なクルーズ。船内アナウンスでは通過する建物やエリアの紹介をしてくれて、シンガポールの街並みを学びながら楽しめます。18時搭乗のチケットは、ちょうど夕日とマーライオンを見ることができて昼間より幻想的。公園から見るのとは違った角度でマーライオンを眺められ、シンガポールをちょっと違う楽しみ方をしたい人にもおすすめです。街の明かりも灯り始め、煌びやかな夜の始まりに包まれて、ロマンチックな時間が過ごせます。

Singapore Riverバムボート・クルーズ 基本データ

<住所>Clarke Quay Jetty
<電話>+65 6336 6111
<営業時間>月~木 13:00~22:00
金~日 10:00~22:30
<休業日>旧正月を除く祝日
<料金>S$28/1名

行き方・アクセス

<電車>Clarke Quay駅から徒歩で約7分
<バス>bef Fort Canning Stationから徒歩で約5分

Jewel Changi Airportの滝「HSBC Rain Vortex」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田シンイチ

「Jewel(ジュエル)」は、シンガポールのチャンギ国際空港に隣接する複合施設。ガラスのドームが印象的な建物のデザインは、シンガポールでも有名なホテルMarina Bay Sandsと同じ、モシェ・サフディ氏率いる建築家グループによる建築です。なかでも、シンガポールの「City in Nature」を象徴するような屋内世界最長の滝「HSBC Rain Vortex(HSBC レイン ボルテックス)」と、それを囲む屋内ガーデン「SHISEIDO Forest Valley(資生堂 フォレスト バレー)」は必見。圧倒的なスケールで、日本では味わえない体験。シンガポールを旅するときはお見逃しなく。

Jewel Changi Airport 基本データ

<住所>78 Airport Blvd
<TEL>+65 6956 9898
<営業時間>24時間営業
<休業日>無休
<料金>無料

行き方・アクセス

<電車>Changi Airport駅から徒歩で約10分
<バス>Changi Airport Tar 1から徒歩で約3分

シンガポールの“New”を追いかけるモダンなスポット巡り

洗練されたブランドが集結する新キュレーションモール「New Bahru」へ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

もともと学校だった場所をリノベーションし、今年5月にオープンしたばかりの「New Bahru(ニューバル)」。40以上ものローカルブランドや飲食店が集まり、地元の人たちからも大注目の新スポットです。施設のイメージカラーもテラコッタのようなオレンジを基調としていて、明るい雰囲気にワクワクが止まりません。わんちゃんも入店OKというお店も多く、開放的で気持ちのいい場所。レストラン、スキンケアショップ、セレクトショップ、スーパーまで揃っているので長時間ここで楽しむことができます。

New Bahru 基本データ

<住所>46 & 58 Kim Yam Rd
<営業時間>10:00~22:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Fort Canning駅から徒歩で約14分
<バス>Aft Kim Yam Rdから徒歩で約7分

Raffles Hotelのスパでも使われるボディケアブランド「Omno」

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

「Omno Flagship Store @ New Bahru(オムノフラグシップストア@ニューバル)」は、歴史的な高級ホテルRaffles Hotel(ラッフルズホテル)のスパでも使われているシンガポール発のボディケアブランド。New Bahruに今年7月、旗艦店としてオープンしました。植物由来の成分で作られたハンド&ボディクレンザーや、ロールオンタイプのパフューム、トラベルサイズの商品も取り揃えられているので、お土産にもぴったりです。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

店内に入ると、スタイリッシュな空間が気分を高めてくれます。店員さんから、それぞれの香りの特徴を説明してもらえるので、お気に入りの香りを見つけるのも簡単。ボディ用商品だけでなく、Bedtime Mistなどもあります。

Omno Flagship Store @ New Bahru 基本データ

<住所>46 Kim Yam Rd 2F
<TEL>+65 8815 2355
<営業時間>火~日 11:00~19:00
<休業日>月曜

行き方・アクセス

<電車>Fort Canning駅から徒歩で約14分
<バス>Aft Kim Yam Rdから徒歩で約7分

乙女心を鷲掴みにするほっこり可愛い雑貨屋「Cat Socrates」

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

プラナカンモチーフの雑貨や、シンガポールならではの絵柄が入ったお皿やトート、店名でもある猫がデザインされた雑貨まで、ちょっとワクワクするような小物を取り揃えているKatongのセレクトショップ「Cat Socrates(キャット ソクラテス)」。若手のローカルデザイナーの作品を中心とした雑貨がセレクトされており、商品数も豊富でどれもお土産にぴったり。訪れた日はちょうど、猫がテーマのセレクトブックフェアをしていたので、挿絵が可愛い「THE CAT YEAR」という本と、ポストカードを購入。ちなみに、このお店にはとても可愛い看板猫がいて、店員さん曰く、ズーズーという名前の男の子だそう。国内に2店舗あり、Katongへ訪れる予定がない場合はChinatownからほど近いTiong Baruh(チョンバル)店もおすすめです。

Cat Socrates 基本データ

<住所>448 Joo Chiat Rd
<TEL>+65 6348 0863
<営業時間>
火~金 10:00~19:00
月 10:00~18:00
土 10:00~20:00
日、祝日 11:00~19:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marine Parade駅から徒歩で約8分
<バス>Aft Duku Rdから徒歩で約3分

シンガポールのナイトスポット「Clarke Quay」がリニューアル

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

「Clarke Quay(クラーク キー)」は、建国前から貿易の拠点として栄えていたシンガポールリバー沿いのエリアで、船着き場として使用されていたことから波止場という意味である“キー”という名前がついています。約2年の再開発のためクローズしていましたが、2024年の4月にリニューアルオープン。この日、訪れたのは日中ですが、Clarke Quay周辺はパブも多く、夜遊びスポットとして賑やかな雰囲気を楽しめるエリアでもあります。マーライオン像に近づいたほうにあるBoat Quay(ボートキー)周辺エリアは、落ち着いた雰囲気を楽しめます。

photo:鎌田風花

Clarke Quayへ行くならぜひ立ち寄ってもらいたいのが、近くにある、旧ヒルストリート警察署です。シンガポールへ行くならここへ行きたい!と、チェックしている人も多いのでは?現在は文化省などの政府機関の建物で、レインボーカラーの窓が目を引くフォトジェニックなスポットです。道の反対側から撮ると全体像がよくわかります。

Clarke Quay 基本データ

<住所>3 River Valley Rd
<TEL>+65 6337 3292
<営業時間>10:00~23:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Clarke Quay駅から徒歩で約5分
<バス>Clarke Quay Stn Exit Eから徒歩で約5分

豪華な旅を演出するアーバンネイチャーホテル「Artyzen Singapore」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:(左)鎌田風花、(右)鎌田シンイチ

シンガポールの文化、色彩、風味にインスパイアされた、モダン・ライフスタイル・ホテル「Artyzen Singapore(アーティゼン シンガポール)」。ここはかつて、シンガポールの有名な慈善家、故タン・トックセン氏のひ孫が「ヴィラ・マリー」と名付けた広大なトロピカルガーデンの邸宅でした。シティと自然が融合したシンガポールの特徴的な外観と、エントランスやラウンジの高級感に、旅のテンションがぐっと上がります。

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

お部屋のインテリアは色の配色やデザインが美しく、バストイレ別など過ごしやすいレイアウトになっていて連泊しても快適。部屋の天井が高く、ここはホテルの一室なのかな?と思うくらい開放的です。朝食のメニューが豊富で、カヤフレンチトーストやナシレマなど、ローカルフードが選べるのも嬉しいポイント。ラグジュアリーな雰囲気でホテルステイができることでリフレッシュにもなり、夫婦旅がより快適になります。

Artyzen Singapore 基本データ

<住所>9 Cuscaden Rd
<TEL>+65 6363 6000

行き方・アクセス

<電車>Orchard駅から徒歩で約10分
<バス>Aft Tomlinson Rdから徒歩で約6分

夫婦旅でのフォト散歩にもぴったりのノスタルジースポット

おもちゃ箱を開けたかのようにOld&Newが楽しめる「Chinatown」

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

建国前、かつては中国系移民の居留地だった「Chinatown(チャイナタウン)」。今では、伝統とモダンが融合した姿が深く愛される街となっています。由緒ある寺院や昔ながらの漢方薬局が立ち並び、流行の最先端を行く大胆なスタイルのバーや洗練されたライフスタイルショップも集まる、シンガポールで一番Old & Newが楽しめるエリアとして知られています。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

Buddha Tooth Relic Temple(仏牙寺龍華院博物館)にはカラフルな提灯が飾られていて、見ているだけで楽しくなります。観光客も多いので、ゆっくり写真を撮るなら午前中がおすすめです。

photo:鎌田風花

Chinatownで見逃せないものの一つが、ウォールアートです。一番目につくのは、3階からティーポットで紅茶を注いでいるウォールアート。角を曲がるたびに個性的なアートに出会うことができるので、歩いているだけでたくさんの刺激を受けます。このエリアでは、路地へ入るとドリアンを販売しているお店がいくつかあるのも特徴的。初めて出会うと香りに負けてしまいがちですが、このエリアに訪れたらチャレンジしたいことの一つです。

Chinatown 基本データ

<住所>Chinatown

行き方・アクセス

<電車>Chinatown駅地上へ出てすぐ
<バス>Chinatown Stn Exit Cすぐ

「カンポン・ギラム」エリアでディープなエスニック体験

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田シンイチ

シンガポール最大のイスラム寺院、サルタンモスクを中心としたこの「Kampong Gelam(カンポン ギラム)」エリアは、マレー系イスラム教徒コミュニティの中心地として栄えてきた場所です。ランプや、食器、テキスタイルのお店などが並び、エキゾチックな雰囲気をどっぷり味わえます。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

このエリアも街はやはりポップな色使いで、どこを切り取ってもフォトジェニック。通りでは、陽気な店員さんがお客さんを呼び込む声も多く聞こえ、活気に満ち溢れています。時間があれば、ふらりとマレーや中東料理屋に立ち寄ってみるのもおすすめです。

Arab Street 基本データ

<住所>Bussorah St(Kampong Gelam),Arab Street

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約10分
<バス>Opposite Plaza Parkroyal駅から徒歩で約3分
Before Sultan Mosque駅から徒歩で約3分

どこを切り取っても画になる「Katong」エリアのプラナカン建築

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田シンイチ

Katong(カトン)エリアといえば、昔ながらのカラフルなプラナカン様式のショップハウスが立ち並ぶ、一度は訪れたい観光客に大人気のスポットです。マレーシアや中国、西洋などのカルチャーがミックスして生まれたプラナカン文化の建物は、カラフルなペールトーンの色彩が象徴。現在もショップハウスや住居として大事に使われています。実際に訪れてみれば、その可愛い街並みに終始ときめきを感じること間違いなし。シンガポールはKatong以外にも可愛いショップハウスが立ち並ぶエリアが他にもありますが、ここはギュッとポップでカラフルなショップハウスが集まっていて見応え抜群。西洋と東洋が混ざり合い、ここでしか見ることのできない景色が広がります。

Katongのショップハウス 基本データ

<住所>1 Koon Seng Rd

行き方・アクセス

<電車>Marine Parade駅から徒歩で約12分
<バス>Aft Koon Seng Rdから徒歩で約2分

カップルで訪れたい、Old&Newを体験するシンガポールグルメ

日本未上陸、モロッコ発のコーヒーブランド「Bacha Coffee」

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

日本未上陸ということもあり、お土産として大人気の「Bacha Coffee(バシャ コーヒー)」は、モロッコ発のコーヒーブランド。Marina Bay Sands(マリーナ ベイ サンズ)店は、Bacha Coffee史上世界で初めてコーヒールーム、ブティック、テイクアウトが1か所で体験できる必見の店舗です。200種類以上のコーヒーを取り揃えており、ゴールドカラーのグースネックコーヒーポットで提供されるコーヒーはもちろん、店内も豪華絢爛!日本のカフェにはないような、煌びやかな世界感が楽しめます。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

オーダーしたのは、ザンジバルゴールドという銘柄のコーヒーと、バタークロワッサン。フルーティーなコーヒーで、酸味とほろ苦さのバランスがよく飲みやすい味です。バターがしっかり練り込まれたクロワッサンは何個でも食べられそうなほどの美味しさ。コーヒーは店員さんが目の前で黄金のポットで注いでくれるので、見た目でも楽しめます。併設されたブティックでは、豆や粉、フィルターコーヒーはもちろんコーヒーカップ&ソーサーなども購入できるので、カフェタイムとお土産探しが同時にできるのが嬉しいスポットです。

Bacha Coffee 基本データ

<住所>2 Bayfront Ave, 2B-13/14
<電話>+65 6954 1910
<営業時間>日~木 10:00~22:00
金、土 10:00~11:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Bayfront駅から徒歩で約3分
<バス>Aft Bayfront Stn Exit Eから徒歩で約2分

マレーの家庭料理ナシレマの人気店「The Coconut Club」

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

マレーの定番の朝食として親しまれるナシレマは、ココナッツミルクで炊いたご飯とおかずを合わせたソウルフード。ミシュランビブグルマン 2024に選ばれた「The Coconut Club(ザ ココナッツ クラブ)」で堪能します。ホーカー(屋台)もいいけれど、伝統料理をおしゃれな空間でいただけるとあって、ローカルの若者や欧米人、旅行者たちで昼夜賑わっています。オーダーしたのは、River Valley(リバー バレー​​)店オリジナルメニューのNasi Lemak Classicで、Kembongという魚の揚げ物がメインのナシレマです。アジのような魚でしっかり味付けされていて、ふんわりと香るココナッツライスとの相性が抜群。ドリンクは、爽やかな甘さがナシレマによく合うPink Guava & Sour Plumがおすすめです。

The Coconuts Club 基本データ

<住所>46 Kim Yam Rd, #01-14
<TEL>+65 9030 0634
<営業時間>月、火、木 11:00~15:30、17:30~22:30
水 11:00~15:30
金〜日 11:00~22:30

行き方・アクセス

<電車>Fort Canning駅から徒歩で約14分
<バス>Aft Kim Yam Rdから徒歩で約7分

シンガポールの美食を堪能するなら「Restaurant Euphoria」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

「Restaurant Euphoria(レストラン ユーフォリア)」はAsia’s 50 Best Restaurants 2024、そしてミシュランガイドにも掲載されたシンガポールを代表する、シンガポール人シェフによるガストロ・ボタニカ。フランス料理の伝統や技術をベースにしながらも、植物園で感じるような野趣や多様性を表現することを得意としていて、シェフが夢中になっているという“玉ねぎ”をキーワードとしたコース料理を楽しめます。

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

店内は、天窓からの光が優しく降り注ぐ、とてもスタイリッシュな雰囲気。コース料理、JOY OF EUPHORIAは、シンガポールでちょっと贅沢に夫婦の食事を楽しむのにぴったりなメニューです。前菜から始まり、デザートまで続く創作料理は、出汁を使っていたり、シソを使っていたりと所々で日本を感じる部分もあり、全体を通して繊細さを感じます。ドリンクにはシナモンとゆずを使ったノンアルコールワインをチョイス。すべて唸る美味しさなのはもちろん、目で楽しめる盛り付けや演出にも心が躍ります。サービスのスタッフも、シャッターチャンスを教えてくれるなどとてもフレンドリー。夫婦の記念旅行にもぴったりのレストランです。

Restaurant Euphoria 基本データ

<住所>76 Tras St
<営業時間>
火 18:30~23:00
水~土12:00~14:30、18:30~23:00
<休業日>日曜、月曜

行き方・アクセス

<電車>Tanjong Pagar駅から徒歩で約5分
<バス>Aft Craig Rdから徒歩で約2分

NYにも展開する人気のインド系バー&レストラン「The Elephant Room」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

今年4年ぶりに開催されたAsia’s Best Bar 50に選ばれた、シンガポールのインド人コミュニティを象徴したお店「The Elephant Room(ジ エレファント ルーム)」。Little India(リトル インディア)から移転し、リニューアルオープンした、NYにも展開される人気のバー&レストランです。カクテルやモクテルのほか、Little IndiaのTekka Market(テッカ マーケット)で仕入れた新鮮な食材を使ったフードメニューにも注目です。

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

注文したのは、Garlic Pizza、Eggplant Curry Dip and Papadum、そして、飲み物はおすすめを店員さんに聞いて、BROWN AND STORMY、Amrut Nilgris Indian Dry Ginにしました。店内はとても大人なムードで、気さくに話しかけてくれる店員さんと距離の近いお店。ドリンクや料理にも、インドのスパイスやハーブが使われています。

photo:鎌田風花

Garlic Pizzaは塩味がきいていてドリンクもすすみます。日本のえびせんのような薄いパリパリとした食感のPapadumには、スパイシーなナスのカレーをつけて。スタッフおすすめのBROWN AND STORMYは、唐辛子の少しピリッとした喉越しとジンジャーの香りが爽やかなカクテルで、今までの人生で出会ったことがないとても新鮮な味。ノンアルコールに変更できるものもあるので、アルコールが苦手な人でも楽しめます。

The Elephant Room 基本データ

<住所>33 Tanjong Pagar Rd #01-02
<TEL>+65 9111 5131
<営業時間>月~木 17:00~翌1:00
金、土 17:00~翌2:00
<休業日>日曜

行き方・アクセス

<電車>Maxwell駅から徒歩で約5分
<バス>Opp Fairfield Meth Chから徒歩で約2分

伝統的なカップでKopiをいただける「Nanyang Old Coffee」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

1973年にオープンした、赤い建物が象徴的な老舗のコーヒーショップ「Nanyang Old Coffee(ナンヤン オールド コーヒー)」。ここでは、最近では見かけなくなってきている伝統的なハイビスカス柄入りのカップで、Kopi(コーヒー)を楽しめます。シンガポールの朝食として定番のカヤトーストは、ココナッツミルクと卵を煮詰めて作られたカヤジャムの甘さと、塩気のあるバターとを一緒に食べる、甘しょっぱさが癖になるローカルフード。日本に帰ってからも試したくなるほど、印象に残るシンガポールの味です。一番ベーシックなKopiは、砂糖と練乳が入っていて飲みやすく、コーヒーの苦味はほとんど感じられません。コーヒーの苦みが苦手な人でも美味しくいただけます。

Nanyang Old Coffee 基本データ

<住所>268 South Bridge Rd
<TEL>+65 6221 6973
<営業時間>7:00~18:30
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Maxwell駅から徒歩で約3分
<バス>Opp Sri Mariamman Tpから徒歩で約1分

シンガポールで1位2位を争うラクサの老舗「328 Katong Laksa」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

Katongエリアへ訪れたなら立ち寄ってほしいのがここ、日本人にも大人気のラクサの名店「328 Katong Laksa(328 カトン ラクサ)」です。このエリアでは、シンガポールラクサ発祥といわれるお店が数店舗あり、今でもNo.1はどこのお店か話題になるほど、ローカルからもラクサの人気が伺えます。

photo:鎌田シンイチ

先に注文をして店内、もしくは外のテーブルでいただきます。ピリッとした辛さがありますが、スープのココナッツの風味がマイルドにしてくれて、貝の出汁もきいていて美味しい。お箸ではなくレンゲで食べる短い麺は、喉越しも楽しめます。支払いは現金のみなので訪れる前に準備を。

328 Katong Laksa 基本データ

<住所>51 E Coast Rd
<TEL>+65 9732 8163
<営業時間>9:30~21:30
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marine Parade駅から徒歩で約6分
<バス>opp Roxy Sqから徒歩で約1分

クラーク・キー界隈で楽しめるホーカー「SG Hawker」

photo:鎌田風花

Clarke Quay 内にある「SG Hawker(SG ホーカー)」のXING YUN CHICKEN RICE(シン ユン チキン ライス)では、チキンライスを注文。柔らかい蒸し鶏と甘辛いソースがやみつきになる美味しさです。ホーカー(屋台)と聞くと衛生面が心配になりますが、店内は綺麗で安心。中心地にあるホーカーは全体的に価格もリーズナブルで、外さない美味しさです。

SG Hawker 基本データ

<住所>3E River Valley Rd
<TEL>+65 6370 1155
<営業時間>24時間
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Clarke Quay駅から徒歩で約5分
<バス>Clarke Quay Stn Exit Eから徒歩で約5分

ビブグルマンに選ばれたホーカー「Lao Fu Zi Fried Kway Teow」

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

photo:鎌田風花

photo:鎌田シンイチ

ミシュランビブグルマンに選ばれた味を手軽に楽しめるのも、シンガポールのホーカーの魅力の一つ。国内最古のホーカーセンターLau Pa Sat(ラォ パ サ)内にはいくつかビブグルマンに選出された店舗があります。訪れたのは「Lao Fu Zi Fried Kway Teow(ラオ フー ジー フライド クイ ティオ)」で、潮州文化にルーツがありシンガポール名物でもある香ばしいライスヌードルである、チャークイティオの名店です。オーダーしたのは、ブラックというメニュー。見た目のこってりとした黒さで味も濃そうなイメージでしたが、思っていたよりもあっさり。米粉の板麺がもちもちで、貝やエビの風味がきいています。ミシュラン選出の味を気軽にいただける、お客さんが絶えない人気店です。

Lao Fu Zi Fried Kway Teow 基本データ

<住所>24 Robinson Rd
<営業時間>11:45~22:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Telok Ayer駅から徒歩で約3分
<バス>One Raffles Quayから徒歩で約3分

ローカル発のジェラート屋「Birds of Paradise Gelato Boutique」で一休み

photo:鎌田シンイチ

photo:鎌田風花

「Birds of Paradise Gelato Boutique(バーズ オブ パラダイス ジェラート ブティック)」は、フルーツ、花、ハーブ、スパイスなど、植物由来の原料を使って、さまざまな風味を表現している、シンガポール発祥のジェラート店。Katongの店舗は、街になじむポップで可愛い店内です。選んだのはWhite Chrysanthemum(白菊)とMacadamia Butterfly Peaの二つで、アジア特有のフレーバージェラート。白菊の味というとイメージが浮かびにくいですが、ほんのりフローラルな風味でさっぱりと食べやすくて驚きます。Macadamia Butterfly Peaはマカダミアナッツの香ばしい香りと、ほんの少しの塩味、クリーミーさが絶妙。店内のカウンターで焼き上げるワッフルコーンもとても美味しそうです。

Birds of Paradise Gelato Boutique 基本データ

<住所>63 East Coast Rd, #01-05
<TEL>+65 9678 0692
<営業時間>12:00~22:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Marina Parade駅から徒歩で約6分
<バス>Opp Roxy Sq駅から徒歩で約2分

伝統とモダンの融合が楽しい、カップル旅にもおすすめのシンガポール

鎌田夫婦‘s Voice「古き良き街並みと最先端のスタイリッシュな街並み、どちらも徒歩圏内で巡ることができるシンガポールは、フォトジェニックな場所が多く、フォトグラファーのわたしたちにとって、シャッターが止まらない場所でした。いつもの日常から離れてお互いが初めてのシンガポールを一緒に巡ることで、ワクワク感や感動を共有でき、夫婦としての思い出を増やすことができてとても有意義な旅となりました。シンガポールはおしゃれなバーやレストランも多く、普段はあまり行かないそういう場所へ夫婦で行ったのも、旅ならでは。高級感のあるホテルステイも夫婦旅の醍醐味だと感じました」。
シンイチ’s Voice「Katong、Chinatown、Little Indiaの街並みがとても印象的でした。独特なプラナカン建築でのスナップ撮影は、シャッターを切るだけでおしゃれに切り取れて、おすすめです。遠くても30分程度の移動で各地を巡れて楽しめるので、一言で今回の旅を表現するなら、フォトジェニックなスポットがギュッと詰まったシンガポール!です」。
風花’s Voice「KatongやChinatownの街並みの印象が強いです。日本と同じアジアですが、多文化なシンガポールだからこその風景だと思いますし、いろんな文化が混ざり合うことで唯一無二の雰囲気を体感しました。ここでしか経験することのできないフォトウォークができたと思います。そしてお腹が空いたらぜひホーカーに行って、ご当地料理を食べてほしいです。今まさに旅先を探している方には、パステル調のポップな街並みにときめきを感じるシンガポールを、一番におすすめしたいです」。

シンガポール政府観光局
シンガポール政府観光局 Instagram

鎌田風花が使ったNikon Zシリーズ

・Zf
・NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 35mm f/1.4
・NIKKOR Z 70-180mm f/2.8

Nikon WEB

鎌田シンイチが使ったNikon Zシリーズ

・Z6III
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Nikon WEB

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