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鳥のように街を浮遊する。街に泊まるホテル「hotel Siro(ホテルシロ)」オープン

新たな街づくりを進めている東京・池袋に、ホテル全室が味わいの異なるルームデザインで、屋上でグランピングもできる「hotel Siro」がオープン。
西池袋エリアに、爽やかで清潔感に満ちた抜けの良い空間が誕生します。

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「hotel Siro(ホテルシロ)」とは?

hotel Siroの白は、西池袋という刺激的な都会の喧噪に光射す晴れ間。
シンプルでクリーンでクリエイティブな、一点の白。
自由な気に満ちた、旅のはじまりを象徴しています。

3組のデザイナーが手がけた、全室が異なる味わいをもつ客室を一歩出ると、街に向かって設計された、のびやかな外階段。
見晴らしのいい最上階のグランピングスイートでは、街並の稜線を見渡しながら都会のキャンプをお楽しみいただけます。

ここを起点に、新宿や渋谷や銀座へも。
あなたは知るでしょう。東京そのものに暮らす臨場感を。

hotel Siroでの滞在が、いつものホテル宿泊にはない新しい気づきと、特別な体験に満ちたものとなりますよう。
(国井美果:コピーライター)

建築コンセプト&メッセージは「原田真宏・MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO主宰」

hotel Siro 外観

街に泊まるホテルがいい。

何を当たり前なことを、と言われるかもしれない。
しかし、訪れた街そのものに自分が一晩過ごしたと言える経験を持つ人は、果たしてどれほどいるのだろうか。

街路から扉をくぐってクローズドなロビーでチェックイン。
エレベーターの箱に入り、薄暗がりの中廊下を通って玄関ドアを開け、水周りブロックを抜けて、ようやく部屋に辿り着く。

空間は街から何重にも隔てられ、例えば「東京」にいる自分、よりも、「〇〇」というホテルブランドにいる自分、しか意識されないんじゃないだろうか。
それは旅人として大変につまらない、と常々思っている。

だから、ここで僕たちが実現したかったのは、その特別な「街」そのものに泊まるホテル、である。

街のストリートが幾層も積み重ねられたかのような構成で、街路から直接つながるそれぞれ特徴的な階段を上ると、そこは風が吹き抜ける外廊下。
部屋部屋はこの路地的な外廊下に直接面していて、伝統的な日本旅館のような縁側アクセスと土間を持つ部屋の構成は、新しく現代的でありながら日本的でもある。
障子と引き戸を開け放てば、池袋の町並みが眼下に広がり、旅の“只中”にいる自分を豊かに感じることができるだろう。

旅人のことを「渡り鳥」と呼ぶのはドイツだったか。
都市のとまり木のようなこのホテルで、鳥のように、街に抱かれて眠ってほしい。
(原田真宏)

コミュニケーションデザイン&グラフィックデザインは「KIGI」

「⽩」という漢字の構造は、このホテルを象徴していると考えた。

四⾓い層になっている構造の上に、斜めに線が引かれている。
その斜めの線はこのホテルの最上階にあるテントのタープを表していると解釈し、漢字の「⽩」をロゴにして、この建築のようにできるだけシンプルに削ぎ落とした設計にした。

hotel Siro ロゴ

また、原⽥⽒から“旅をする⼈の⽌まり⽊のようなホテルにしたい”という想いをお聞きしたので、⿃(⽩いフクロウ)と植物(⽩いカラーの花)を描いた。

⽩いフクロウ

⽩いフクロウは最強の運があると⾔われている。待ち合わせスポット“イケフクロウ”が池袋の駅にあることも、描くきっかけとなった。

hotel Siro オリジナルレターセット

⽩いカラーの花は、清く美しい清潔感の象徴として描いた。このふたつの絵を並べることで⻩⾊い嘴(くちばし)と⻩⾊い⾁穂花序(にくすいかじょ)が呼応し合い、美しさを引き⽴て合う。

1階 カフェスペース

1階のカフェにこれらの⼤きな絵を飾り、外階段には小さな目印になればと、⽩いフクロウの照明を設置した。
また、コースターやレターセットなどにもこれらのグラフィックを展開している。さらにキギが手がけているKIKOFのカップを各部屋に置き、従業員が使用するエプロンもKIKOFのエプロンを提案させていただいた。
(KIGI)

hotel Siroの個室は3フロアずつ異なるデザイナーが担当

1階 カフェスペース

1階 ロビー

8~9階 個室

10階 個室

1階、及び8~10階の個室デザインは、世界各国で受賞歴がある「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」が手掛けています。

5~7階 個室

5~7階の個室デザインは、「Ron Herman」や「ESTNATION」等の人気商業施設を手掛けた「SO,u株式会社」。

2~4階 個室

2~4階の個室デザインは、広島、大阪、ニューヨークを拠点に活動し、多数の受賞歴を誇る「株式会社CAPD/WA-SO design」。

アメニティとサービス

アメニティ

hotel Shiroのアメニティは、自ら定めた品質とエシカルの基準をクリアするアイテムが用意されています。

たとえば、歯ブラシやコーム、カミソリは「LIMEX製*」を採用。
環境負荷を限りなく抑え、アップサイクルも可能です。

また各客室には、すこやかな寝心地の「テンピュール社製」のベッドを完備。
カップは「KIKOF」、ティーセットは、メルボルン発オーガニックティー「LOVE TEA」。
タオルは今治の「Royal-Phenix of the seas」と、「TETELA」のルームウェアで心地よさを追求。
バスアメニティは、京都のオーガニックコスメ「MEMOHAMO」。

*LIMEXは石灰石を主原料とした新素材で、石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減できる。
石灰石は熱劣化が少なく、使用済みのLIMEX製品からLIMEXペレットを高効率で作ることが可能。

hotel Siro(ホテルシロ) 情報

〒170-0014 東京都豊島区池袋2-12-12
アクセス:JR山手線・東京メトロ「池袋駅」西口のC1出口より徒歩2分。
03-5985-4686

開業予定日:2020年7月3日(金)
客室数:41室
運営:株式会社アスリード

個室情報

チェックイン:15:00〜 チェックアウト:〜11:00
サービス:ルームサービス、ウェルカムドリンクサービス、グラスワインサービス
クレジット:JCB/VISA/マスター/AMEX/ダイナース/銀聯/Discover、電子マネー、QRコード決済

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