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【福地桃子の立ちより話】第6回:散歩道とお便り 編

福地桃子<連載コラム>第2・第4金曜日更新
福地桃子がうつしたあらゆる世界
いきものたちとの時間を記録したコラム

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第6回:散歩道とお便り 編

おはようございます。
久しぶりの晴れの日は気持ちがあがりますね。
まだまだ湿気がすごいのですが、
今日は野鳥の声で目覚めた気持ちの良い朝でした。
  
このコラムも早いもので、あっという間に六回目を迎えました。

今回は散歩をしていて撮った写真と、以前貰った「お便り」について書いていきます。

普段からよくお散歩をします。朝でも夕方でも、同じコースを行くことが多いのですが、今日はなんといっても休みの日。いつもと違う道を選んでお散歩したい気分になって出かけました。 
家を出てから少し歩いた先にある大きな公園で、椅子に座り一息ついていたら「平日と土日だとここに来る顔ぶれが違うね」と常連の方が突然声をかけてくれました。平日だとこの時間にどんな人が集まってくるかのお話をしてくれたり、「明日も晴れるみたいだからいいねぇ」と天気予報を教えてもらったり。いつもと違う道を歩いてみると行き合う人が違って新鮮だし、こうした新しいコミュニケーションが生まれるのも、やはり気持ちが良いことだなと思いました。

気になる...凄く入ってみたくなる店構えをしている床屋さん

パン屋さんの横にあった冷蔵庫と鉢植え

六月に輝く紫陽花。とってもかわいいです

散歩の途中で撮った写真はどれも構えていないものばかり。素直な気持ちで撮るものが好きなんだなと思います。



話は変わりますが、以前「元気にしているのかな?」と頭の中に思い浮かんだひと宛に、(好きで余分に買っていたぶんがあった)梅干しを送ったときのこと。

昔ながらのすっぱい梅干しを気に入って「美味しく食べてくれていたらいいなぁ」と思っていた頃に、こんなお葉書が届きました。

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桃子さんへ
いつも元気にご活躍の様子を嬉しく拝聴しています。
さてさてびっくりしました。ちょうど買わなければと思っていた矢先、立派で美味しい梅干しを送っていただき本当にありがとうございました。あまりの美味しさでいつまでも種をなめていました。
桃子さんとは9年間もお友達をさせて頂き忘れがたき人です。
これからも勿論応援させてください。
                〜〜より

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なんでしょう。とても丁寧で柔らかい文章なのに所々くだけている少年っぽいところにときめきを感じ、身体がじんわりしたことを私も忘れたくありません。


お便りを送ってくれた「お友達」は、わざわざ聞いたことがないので歳はわからないのですが、たぶん、おじいちゃんと孫くらい年の離れた「お友達」なのです。

このコラムを始めて、気がついたらこうして何本も積みあがってかたちになってきましたが、言葉にするのが難しいような想いを、写真と文字で伝える愉しさを感じています。

読んでくれているひとりひとりに想いを伝えられる場所。わたしからの「お便り」のようなコラムになっていたら、とても嬉しく思います。

福地桃子

1997年生まれ、東京都出身。姉にカメラを借りたのをきっかけに写真を撮るようになり、カメラ歴は5〜6年。
2019年、NHK連続テレビ小説『なつぞら』に夕見子役で出演して話題に。
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、日本テレビシンドラ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』、Netflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(是枝裕和監督)日本テレビドラマ『それってパクリじゃないですか?』などに出演。
今後は、NHK BSプレミアムドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』をはじめ複数の作品に出演予定。

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