朱色の鳥居とキツネが特徴の、稲荷神社。
京都の伏見にある「伏見稲荷大社」は、日本全国に3万以上ある稲荷神社の総本山です。
伏見稲荷大社といえば、まず思い浮かべるのはズラーっと並んだ鳥居の景色ではないでしょうか。
ここは「千本鳥居」と呼ばれる場所。江戸時代以降、願い事が「通る」「通った」お礼の意味から鳥居を感謝の印として奉納することが広まり、数多く建ち並ぶようになりました。
鳥居は現在も増え続けており、全部で1万以上あります。誰でも奉納することができ、一番小さいサイズ(5号)で約21万円。人気があるため、実際に建つまで数年待ちといわれています。
伏見稲荷大社は国内外問わず多くの人が訪れる人気の観光スポットです。
千本鳥居を目当てに訪れる人も多いため、日中は人を入れずに撮影するのが困難。24時間参拝することができるため、ゆっくり撮影したい人は早朝、もしくは夜に訪れるのがベストです。
京都では三脚を禁止している観光地がほとんどですが、伏見稲荷大社は狭い参道以外、利用OKとなっています。人が少ない時間帯に訪れても、誰かに手伝ってもらう必要なく記念撮影できるので◎。
稲荷神社は白狐(びゃっこ)と呼ばれる白いキツネが神の使いとされていて、神様と同様、目に見えない存在として崇められています。そのため伏見稲荷大社の境内には、たくさんのキツネが鎮座しています。それぞれ口にくわえているものが違ったり、表情が違ったりと、キツネに注目して境内を歩くのも1つの楽しみです。
また、境内は約26万坪もあり、その広さは甲子園球場の約22倍!とても広いため、目的とコースを決めてから訪れるのがおすすめです。
住所:京都市伏見区深草薮之内町68番地
電話:(075)641-7331
行き方:
【電車】
・JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩直ぐ (京都駅より5分)
・京阪本線 伏見稲荷駅下車 東へ徒歩5分
【市バス】
・南5系統 稲荷大社前下車 東へ徒歩7分
【自動車】
・名神高速道路 京都南インターから 約20分
・阪神高速道路 上鳥羽出口から 約10分
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