広大な敷地にあふれる自然
181.7haの広大な「兵庫県立播磨中央公園(以下、播磨中央公園)」内には、野外ステージやテニスコート、ふじいでんこうさいくるらんど、四季の庭、子どもの森など、数多くの施設があります。さまざまな年代の人が楽しむことができ、一日中いても飽きることはありません。また、季節ごとにイベントも開催されているので、何度訪れても違う楽しみ方ができます。
季節の花々を一年を通じて楽しむことができる「フラワーゾーン」。中でも「ばら園」は約1.5haの面積にさまざまな種類のバラが咲き誇り、園内でも人気のエリアのひとつ。播磨中央公園内のバラは、モダンローズで四季咲き性のものが多く、長い期間楽しめます。特に多くのバラが咲く季節には「春のばらまつり」や「秋のばらまつり」が開催されています。
※今年の「春のばらまつり」は中止となりました。今年の「秋のばらまつり」開催については、播磨中央公園の公式WEBで確認してください。
園内には、中世ヨーロッパのお城のような展望台も。展望台に登って、季節の花々を見渡しながら観賞するのもおすすめです。
「虹の橋」を抜けて異世界へ
「子どもの森ゾーン」へ行く途中にはレインボーカラーが美しい「虹の橋」があります。
播磨中央公園内には第1駐車場から第6駐車場まで6つの駐車場がありますが、この虹の橋は第3駐車場の近くにあります。
第3駐車場は公園の真ん中あたり、使い勝手のよい位置にあります。
まるで異世界への入口みたいで、幻想的な雰囲気。
隙間から差し込んでくる光も綺麗です。
カメラ片手にベストショットを狙ってみて。
映画ロケ地にも。「ラクウショウ並木」の紅葉
「四季の庭 ファンタジーロード」にある「ラクウショウ並木」は、紅葉の季節には外せないスポット。
約300mの並木道にずらっと並ぶ、約50本の北米原産落葉針葉樹・ラクウショウが黄色や赤色に染まった様子は、圧巻です。ラクウショウ(落羽松)の名前の由来は、羽状の葉が枝ごと落下することにあるそう。
紅葉の見ごろは11月中旬~11月下旬。
少し時期を遅らせて行けば、オレンジ色の絨毯が広がった状態が見られます。訪れる日によって色づき方が変わるので、どんな表情が見られるかは行ってみてのお楽しみ。
ラクウショウ並木は映画『鋼の錬金術師』のロケ地となり、話題となりました。並木道にはロケ地で使われたことを説明する立て看板が設置されています。
この季節は、ラクウショウ並木だけではなく園内の他の場所でも紅葉狩りを楽しむことができます。広い園内をお散歩して秋を探してみて。
ラクウショウ並木は新緑の季節もまた違った雰囲気を楽しめます。
長い並木道を歩きながら、自然のパワーをいただきましょう。
ラクウショウ並木を訪れる際は第5駐車場の利用がおすすめです。
兵庫県立播磨中央公園(ひょうごけんりつはりまちゅうおうこうえん)/兵庫<日本>
兵庫県加東市下滝野1275-8
<行き方・アクセス>
車:中国自動車道・滝野社ICから車で約10分
電車:JR加古川線「滝野駅」から徒歩約20分
<入園料>
無料(一部有料)
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