野生のイルカとクジラの愛情と激しさ
写真展「RAISON D’ETRE」は、あきが2年間撮り続けた、伊豆諸島・御蔵島(みくらじま)の"ミナミハンドウイルカ"と沖縄・奄美大島の"ザトウクジラ"の作品を展示。野生のイルカとクジラがもつ、圧巻の迫力と美しさを楽しめます。
伊豆諸島・御蔵島(みくらじま)で撮影した"ミナミハンドウイルカ"。
沖縄・奄美大島で撮影した"ザトウクジラ"。
見た人に明日を生きる元気を与えたい。
朝仕事に行き、夜遅くに帰宅、ご飯を食べ、風呂に入って寝て、起きては仕事へ。
そんな生活の繰り返しで心をすり減らしてしまった時に出会ったのが水中の世界でした。
イルカと泳ぐ際は、酸素の入ったタンクを背負わずシュノーケルを使用して、一呼吸で海に潜るスキンダイビングですから息が続かず苦しい。それでも目を合わして泳げた感動が忘れられず、2年間潜り続けている。
クジラの場合は一緒に泳ぐことが禁止されているため、基本的には水中観察ですが、10mを越えるクジラと出会い、呼吸のために私の近くの水面まで浮上してきた時の迫力が忘れられず、2年間撮影し続けている。
今回のタイトルはRAISON D’ETRE(生きがい)です。私の生きがいを写した写真が、見た人の明日を生きる活力になれば嬉しい。
あき
写真展「RAISON D’ETRE」 情報
開催日時
2023年8月8日(火)〜13日(日)11:00~19:00(最終日のみ17:00)
入場料
500円
会場
弘重ギャラリー
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2−10−4
行き方・アクセス
<電車>JR「恵比寿駅」西口から徒歩で約6分
あき プロフィール
1996年、大阪府生まれ。水族館、ライブ撮影の他、雑誌、Webメディアへの寄稿など、精力的に活動中。
2017年 水族館の生き物を綺麗に撮影したいことがきっかけで写真を始める
2023年 国際フォトコンテスト8TH 35AWARDS「UNDERWATER PHOTOGRAPHY」で100Best photo選出、Top35 photographers選出