マクロレンズってどんなレンズ?
マクロレンズは「近くに寄れるレンズ」と思ってる人は多いですが、「小さいものを大きく写すことができる」レンズです。
一般的に、花や料理などの撮影で使われている印象ですよね。
同じ被写体で、標準ズームレンズとマクロレンズで撮った写真を比較してみました。
標準レンズだと…
↓ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZで撮影
画面いっぱいに写したアジサイ。PENはピントがバチッと合うから綺麗に撮れるなぁ♡
この写真をマクロレンズで撮ると、このように変わります。
マクロレンズだと…
↓ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroで撮影
先程の写真と比べ、中央の白い花が大きく写り、より印象的に。白い花の前後に強いボケが出て、幻想的な1枚になりました。
背景が大きくボケたキラキラの「玉ボケ」写真。難しそうですが、マクロレンズを使うと比較的簡単に撮影できます。
なるべく被写体に近寄って、背景に空間を作ると上手く撮れますよ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroはなんと、レンズ先端から1.4cmまで寄れるんです!
この写真は玉ボケだけじゃなく、花の縁の起毛まで鮮明に写せてちょっと感動…♡まるでプロのカメラマンが撮ったみたいな写真になりました。
お出かけ写真にもマクロレンズ!
さて、ここまでマクロレンズの特徴についてお話しましたが、マクロレンズは花や料理などの接写撮影以外でも活躍してくれます。
マクロレンズをポートレート撮影に使うのは、いかがでしょう♡
お出かけ中、ベーシックなポートレート撮影をしたい時にも使えます♪
お出かけの何気ない一コマでも、大きなボケを入れることでワンランク上の写真になります♡
インスタグラムで最近、あえて自分はボカして建物や植物にピントを合わせる写真をよく見ませんか?
こんな風に、マクロレンズならではの奥の被写体を強くボカした写真が簡単に撮れます。
マクロレンズはインスタグラムのフィード整理に最適♡
SNSで悩みのつきない、インスタグラムなどのフィード整理。フィードの9枚の写真を、センスよく見せたいですよね。
私のインスタグラムのこだわりは、引きと寄りをバランスよく配置すること。
この写真は全て、マクロレンズで撮影しているんですよ♡
背景がシンプルな写真や奥行きのある写真を入れることで、統一感が出て、より素敵なフィードになります。
マクロレンズ1本で接写はもちろん、風景や何気ない日常などのさまざまなシーンで撮影が楽しめます♡
マクロレンズならではの接写性能を活かしつつ、ボケで奥行きを出した写真。
キャッチーな単語や花にピントを合わせて、こんな写真を撮ってみて♡フィードが華やかになります!
被写体に高低差がそれほどないのに、花が前ボケになりました♡
真俯瞰(まふかん)写真でものっぺりせず、ほんのり立体感のある写真が撮れる!
好きなものを好きなように撮って、いい感じに仕上げてくれる、そんな優秀なマクロレンズです。
今までのマクロレンズの印象が変わったのではないでしょうか♪
紹介したマクロレンズはこちら ♡
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
最大撮影倍率2.5倍[*]の性能により、マクロの世界を大きく写せるレンズ。シャッターチャンスを逃さない高速オートフォーカスで、プロっぽい接写撮影から日常やお出かけの撮影まで、幅広いシーンで活躍します。
*35mm判換算
次回:ありきたりな写真から抜け出したい!
いつもたくさんの写真を撮っていると、構図もポージングもネタ切れしてくる…。無難でありきたりな写真ばかりじゃつまらないけど、どうしたらいいの?
第6回では、魚眼レンズを使ったマンネリ打破についてお伝えします!
お楽しみに♡
おしゃれな写真の撮り方を、達人たちがアドバイス
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PENの公式インスタグラムでは、yucoが、OLYMPUS PEN E-PL9で撮影した写真をどんどん公開中。
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