音楽をもっと楽しむためのアナログのススメ

今はいつでもどこでも、好きな音楽を聴くことができる。
スマホで検索して、再生ボタンを押す。ほんの２手間。

だけど昔はそうじゃなかった。
ショップが開いている時間に出向き、ジャンル分けされた棚から目的のものを探し出し、レジに並んで会計し、家に持って帰ってから開けて、プレイヤーにセットして、やっと聴くことができる。

みんな昔はそうしていた、好きな音楽を聴くためのこのプロセス。
最近忘れてしまっていたけれど、もしかしてこの工程にこそ、たくさんのワクワクが詰まっていたんじゃないか？
手間をかけて手にした分、耳に届いたときの感動が大きかったんじゃないか？

「音楽を聴く」のではなく「音楽を楽しむ」。
そう考えると、もう一度、手間をかけて音楽を手にしてみてもいいんじゃないか？って思う。

素敵なターンテーブルにレコードをセットして、そっと針を落とす。
流れてきた音楽に、きっと、いつもより心が震えるに違いない。

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