マレーシアの首都、クアラルンプールから電車で30分のところにあるバトゥ洞窟は、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地。
2018年の改装工事で、それまでセメント色だった272段の階段がカラフルに大変身!を遂げたんだけど…国家遺産局の許可をとっていなかったことが問題化。そもそも、ヒンドゥー教の信徒や観光客の間でも、「美しい」「聖地なのにけしからん」と賛否両論だったこともあり、なんというか、お騒がせなスポットになってしまいました。
バトゥ洞窟では、1月下旬~2月上旬に、世界の奇祭の1つとも言われるヒンドゥ教のお祭り、タイプーサムが行われることでも有名です。
身体を清めた信者たちが、善行と感謝の気持ちや信仰心を示すために、体に針を刺すなどの苦行をする壮絶なお祭り。
危険を伴う、ということでヒンズー教発祥のインドでは禁止され、今ではマレーシアとシンガポールでしか開催されていないのだとか。
この改装、今後どう決着がつくのか?行く末を見守りつつ…カラフルな姿が見たいなら、今のうちに訪れるのが吉、ギャー!というお祭りを見たいのなら、開催時期に照準を合わせて!
Batu Caves(バトゥ洞窟)/セランゴール<マレーシア>
Gombak, Batu Caves 68100, Malaysia
Kuala Lumpur Sentral(KLセントラル)駅からStesen Batu Caves(バトゥ・ケーブス)駅下車。徒歩5分。
8:00~19:00
無休
入場無料
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