世界でココにしかない!ムーミンの美術館 Moomin Museum(ムーミン美術館)
フィンランド第二の都市タンペレにあるムーミン美術館は、ただ見て楽しむだけではなく、自身がムーミンの世界に入り込んだように感じられる体験型の美術館です。ムーミンの作家トーベ・ヤンソンによる原画を見られるほか、ムーミンの物語が立体模型で表現されていたり、スクリーンに触れると現れるデジタル画があったりと、五感を使って楽しめるオススメのスポット!
さまざまな工夫があって、大人から子供まで時間を忘れて存分に楽しめます。
印象的だったのは、ムーミンアトリエでの体験コーナー。ワークショップの内容は時期によって変わります。私が体験したのは、かつてトーベ・ヤンソンが行なっていたスクラッチ技法を使った、グラフィックアートのワークショップ。全体にインクを塗った版画の台紙に絵を描き、それをプレス機で紙に転写します。ワークショップは美術館に入館した方であれば、誰でも無料で体験できます。
併設するレストラン「Tuhto」では、ムーミンにちなんだメニューも!
美術館は、ムーミンづくし。さらにムーミンを感じたい!という方は、ムーミン美術館が入ったタンペレホール内にあるレストラン「Tuhto」がオススメ。
新鮮なオーガニック野菜を使った料理を提供し、季節によってメニューが変わります。ムーミンの世界に囲まれた空間での食事は、おいしいだけでなく、なんだかワクワクしてしまいました。
フィンランドは見どころ満載! Saunaravintola Kuuma(サウナラヴィントラ クーマ)
サウナ文化が深く根付いた国でもあるフィンランド。フィンランドの人にとってサウナは、日常の一部になっているほど身近なもの。そのため、至る所にサウナがあります。
数多くあるサウナの中でも、今人気なのが「Saunaravintola Kuuma」。
ここは2018年6月にオープンしたばかりの、タンペレで最も新しいサウナ施設のひとつです。
このサウナの一番の名物が、こちら!湖に浮かぶプールです。通年入ることができます。夏は気持ち良さそうですが、冬は半分凍っているので、私は入れませんでした。
サウナでリラックスしたあとに、モダンなデザインのレストランで食事ができるのも、ここが人気の理由の一つです。
Pyynikki observation tower(ピューニッキ展望タワー)
タンペレから徒歩で1時間弱、車で20分ほどの場所にあるピューニッキ。ここで最も有名なのが、展望タワーです。
リフトのようなエレベーターを登ると、そこは360°のパノラマ眺望!私が行ったのは1月の朝で、気温はマイナス22度!髪に霜が付くほどの寒さでしたが、タンペレ市内を一望できるだけでなく、一面にダイアモンドダストも見られました。朝日と重なると、寒さを忘れるぐらいの絶景を味わえます。
展望タワーには、小さなカフェが併設されており、手作りのドーナツが食べられます。
おいしくて有名と聞いていましたが、まさに絶品でした。
フィンランドのおすすめホテル GLO Hotel Art(グロ ホテル アート)
GLO Hotel Artは、映画「雪の華」の舞台になったホテル。知っている方もいるのでは!?ヘルシンキ市街の中心に突然ポツリと現れる、石造りの古城のような、お洒落なホテルです。
ホテル内の造りがとても可愛いく、一番印象深かったのは朝食ビュッフェ。フィンランドの伝統料理はもちろん、パンやチーズ、グラノーラのトッピングなど種類が豊富で、日本人好みの味。レストラン内の空間もとても素敵でした。
ムーミン新TVアニメシリーズ『Moominvalley』のワールドプレミアに参加!
日本でも放映が決定した、ムーミンの新アニメシリーズ『Moominvalley』を見に、一足お先にワールドプレミアへ参加させていただきました。
ムーミンの生まれ故郷・フィンランドでは、現在もアニメシリーズが放映されており、とても高い人気の作品です。今回の新アニメシリーズでは、フィンランド語版、スウェーデン語版、英語版とそれぞれ声優が変わります。英語版では、ムーミンママの役に、アカデミー賞ノミネート女優のロザムンド・パイク、ムーミン役にタロン・エガートンといった大スターを起用し、注目を集めています。
日本では、TVアニメ新シリーズ「ムーミン谷のなかまたち」が、4月よりNHK BS4Kにて放送予定です。
とっても楽しみですね!
協力:Visit Finland、Visit Tampere
プロトラベラー aiseri
外資系アパレル、 洋菓子専門店のブランドマネージャーを経て、 2018年2月よりプロトラベラーの活動を開始。
バックパックひとつでどこへでも飛び出すことができるネイチャーラバー。
チャレンジ精神が旺盛で、 とにかくワクワクすることが大好き。 ベジタリアン。