「チームラボ 高知城 光の祭」開催
高知城は、1601年から約10年の歳月をかけて築かれました。その後、火災にあいながらも江戸時代中期には創建当初の姿で再建。日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する貴重な城です。
チームラボが行っている「Digitized City」というアートプロジェクト。
非物質的であるデジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
チームラボは「志国高知 幕末維新博」の特別企画として、「チームラボ 高知城 光の祭」を開催。
江戸時代の姿を今に伝え、現在も高知の街の象徴である高知城を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のデジタルアート空間に変えます。
会期は2018年11月22日(木)〜 2019年1月6日(日)。
前売り券発売中。会場およびコンビニエンスストア、各種プレイガイドのウェブサイト、主な旅行代理店などで購入可能。
展示作品紹介
呼応する、たちつづけるものたちと木々 / Resisting and Resonating Ovoids and Trees
立ち続ける物体は人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせます。
そして、その光は、放射状に近隣の立ち続ける物体と木々に伝播。
伝播した光は、同じように音色を響かせながら、立ち続ける物体と木々に連続して広がっていく。そして周りの「呼吸し呼応する石垣」にも呼応していきます。
高知城の石垣に住まう花と共に生きる動物達 / Animals of Flowers, Symbiotic Lives in the Stone Wall – Kochi Castle
自然石をほとんど加工せずに積み上げた高知城の石垣に住まう動物の体には、花々が。
花々は動物の体で生まれ、咲き、散って消えていきます。
人々が動物に近づくと、花々は散り、花々が全部散ると、動物は消えていきます。
Waves of Light of Kochi Castle
高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。
その本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に、波を描いたインスタレーション作品。
波はコンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし構築されています。
水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算。
そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いています。
立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品になっています。
呼吸し呼応する石垣 – 高知城 / Breathing Resonating Stone Wall – Kochi Castle
呼応する高知城 / Resonating Kochi Castle
高知城の本丸の光は、自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅。
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」、追手門から三ノ丸・二ノ丸・本丸へと続く石垣の「呼吸し呼応する石垣 – 高知城」から伝播してきた光に呼応し、強く輝きます。
「チームラボ 高知城 光の祭」開催概要
■会期:2018年11月22日(木)~ 2019年1月6日(日)
■時間:17:30~21:30(最終入場21:00)
■会場:高知城・高知公園(高知県高知市丸ノ内1丁目2−1)
■アクセス:
<車>
高知ICから車で約15分、JR高知駅から車で約10分
※駐車場は高知公園駐車場及び周辺有料駐車場の利用を。
<電車>
とさでん交通 路面電車「高知城前」下車 徒歩3分
※JR高知駅からは「はりまや橋」で乗換。
■入場料:
<前売券/団体券(20名以上)>※前売券の販売は、2018年11月21日(水)まで。
大人1,300円、中高生700円、小学生400円
<基本料金>
1名分:大人1,500円、中高生900円、小学生500円
<セット券> ※会場の販売所では取扱いなし。
2名セット:大人2,900円(1,450円/名)、中高生1,700円(850円/名)、小学生950円(475円/名)
3名セット:大人4,200円(1,400円/名)、中高生2,400円(800円/名)、小学生1,350円(450円/名)
※上記いずれも税込価格
※会場(高知城)およびコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、サークルKサンクス)、各種プレイガイドのウェブサイト、主な旅行代理店などで購入可能。
※販売所によっては購入できない券あり。
※高知城の夜間特別入館が可能。
※未就学児は無料。
※いかなる場合においても購入後の払い戻しなし。
※悪天候等の場合は開催を中止する場合あり。
ニュースの出典元:チームラボ