ExCAMPって？
日本のキャンプ人口は近年増加傾向にあり、2016年時点で年間830万人を記録しています(日本オートキャンプ協会｢オートキャンプ白書2017｣)。
キャンプ人口の増加の一方で、人気のキャンプ場では予約が取れなかったり、予約が取れたとしても混雑しすぎていて思うようにキャンプを楽しむことができないという問題があります。
forent株式会社は、そのような混雑したキャンプ場ではなく、プライベート感があり自然豊かな場所でキャンプをしたいキャンパーを対象として、現在利用されていない土地(遊休地)をキャンプ場として活用することに着目。
そして、遊休地を一時的にキャンプ場として貸し出すことで土地を有効活用して収入を得たい人と、自然豊かでプライベート感のある遊休地でキャンプをしたいキャンパーの双方のニーズがマッチングする、遊休地のランドシェアサービス｢ExCAMP｣の提供が開始されました。
現在ExCAMPに登録されている遊休地の例
現在ExCAMPには、千葉県、山梨県などの関東地方と、三重県の伊勢志摩エリアを中心とした東海地方に19件の遊休地が登録されています。
①栃木県那須市｢那須高原の林間にある広々とした貸切プライベートサイト｣
那須高原の林間に佇む広々としたキャンプサイト。完全貸切のため、大勢のグループキャンプを行なうことも可能です。那須観光の拠点としても利用できます。
②山梨県北杜市 ｢南アルプスの麓にある自然豊かな林間サイト｣
南アルプスの麓、標高830mの山間部に位置するキャンプサイト。豊かな自然を満喫したい人におすすめのロケーションです。
③三重県志摩市｢伊勢志摩のビーチサイドの絶景キャンプサイト｣
伊勢志摩にあるサーファーに人気の白い砂浜に位置するキャンプサイト。サーフィンや海水浴、釣りなど海のアクティビティの拠点として利用することができます。
遊休地キャンプの利点は？
一般的なキャンプ場では他の利用者がいるため、騒音など周囲への配慮が必要になり思うようにキャンプを楽しめないことがあります。一方で、ExCAMPに登録されている遊休地のキャンプサイトは、基本的にプライベートサイトであり、貸切で利用が可能なため、本来のプライベート感のあるキャンプを楽しむことができます。特にグループでの利用におすすめです。
また、遊休地をキャンプ場として利用することで、全国的な問題でもある未利用地・耕作放棄地の有効活用をすることができます。特に地方には自然豊かな土地が多くあるにも関わらず、所有者不明で放置されている土地が多く存在しています。そのような土地をキャンプサイトとして活用することで、本来の自然環境をそのままに、地方の新たな価値を提供することが可能となります。
ニュースの出典元：forent株式会社