お洒落なブツ撮りのコツ★ 家で眠ってる瓶がブツ撮りにこんなに使える！

撮影をする前に大切なのは、どんな写真を撮りたいか、どんな雰囲気にしたいか、という明確なイメージです。

主役にしたいものの雰囲気を殺さず、なおかつ自分のインスタの他の写真との統一感のバランスを考えましょう。

これはわたしのデータフォルダの一部。

見ての通り、やや寒色系の白でまとまっている写真が好きです。

撮影も白を基調とした場所や背景で撮ることが多いですよ♪

自分の好きな雰囲気で統一させることが大切です。

わたしがブツ撮りをする時に、よく小物として使うのがビン類です。

元々好きで集めているというのもありますが、ビンは何を撮る時にでもわりと背景に溶け込んでくれます。
あるだけでお洒落に見える優秀アイテムだと思います。

左右のマクラメ編みでデコレーションしたビンは、わたしの手作り。

家での撮影では珈琲はマストアイテムです。

お洒落なカップに入った珈琲を添えるだけで、ワンランク上の雰囲気がだせますよ。

このマグカップはお気に入りのValerie Casado(ヴァレリーカサド)。

雑誌を使って撮った写真をお見せしつつ、加工についてもご紹介します。

人それぞれ好みはあると思いますが、わたしはこんな感じに仕上げてみました。

加工前は、暖色系の色味が強く、輪郭もフワッとしているので、全体的にあたたかみのある優しい印象です。

加工後は、寒色系の色味を強調し、画質も少し粗めに暗く、男前な印象になるようにしてみました。

どのように変化していくか一つ一つご紹介します♪

明るさなどの調整に使ったアプリは、言わずと知れたVSCO。

インスタ女子のスマホに、必ずと言っていいほど入っている加工アプリではないでしょうか？

まずはシャープ処理でそれぞれの輪郭をハッキリとさせていきます。

今回はフワフワした加工よりもパキッとした写真にしたかったので、シャープ処理は＋5.0にしました。

明瞭度を上げることによって、陰影が増し、素材感がより際立つようになります。

彩度は色の鮮やかさをコントロールする加工です。
わたしは−3まで彩度を下げ、少し無機質な雰囲気にしました。

色温度を−1.5に下げ、より寒色の雰囲気にします。

ビネットは、写真の中心よりも周りを暗くする加工です。

今回の写真の場合、主役の雑誌GENICを写真の中央に配置したので、ビネットを＋0.5上げて、スポットライトが当たっているようなイメージにしました。

最初に比べて雰囲気が変わりましたが、この状態だとまだ少し暗いので、ここからさらにお気に入りのフィルターをかけていきます。

撮影をする前に入念にチェックしたつもりでも、邪魔なものが写り込んでいることがよくあくあります。

左上のBeforeの写真をupで見ると、スタンドライトのコンセント、良かれと思ったけど実際ビミョーだったイヤホン、写真のセンターにある壁の切れ目が気になったので消しました。

使ったアプリはmeitu。Beautifyの中にある、Acne機能を利用します。

Acneは本来、ニキビやホクロなどを消してくれる機能。細かいところや、小さいものを簡単に消せるので、ブツ撮り写真にも活用しました。

やり方は簡単で、消したい部分をタッチするだけ。

meituはフィルターの種類も豊富なアプリです。

V-FilmreelシリーズのV14は、ヴィンテージ感をだしてくれるフィルターです。

このフィルターをかけると、手前の椅子にかけたデニムシャツがいい感じに色落ちしたようになり、全体的にも乾燥した古っぽい雰囲気に。

V14のフィルターをかけると、左上のテレビの画面や、右下の机の脚部分に白い埃のようなものがでてきたので、Acne機能で消しました。

加工手順としては、VSCO→meituでいらないものを消す→フィルター→最終調整です。

完成写真はこちら。

わたしの好きな雰囲気に仕上げることができました♪

加工は少し時間がかかる作業ですが、自分の好きな雰囲気に仕上がったり、他の写真とバランスがとれて、インスタに統一感がでたりと、必要不可欠な作業です。

GENICにオススメなアプリをまとめた記事だったり、シチュエーション別の加工方法の記事もあるので、チェックしてみてくださいね♪

GENIC公式ライター7名が、ブツ撮り写真がお洒落になるコツを伝授！雑誌「GENIC」の6月号を使って、撮影の際のポイントを詳しく教えてもらいました♪
その名も、お洒落なブツ撮りのコツが知りたい！公式ライター7名のアイデア【雑誌編】！