下町風情たっぷりの京都を楽しめる「錦天満宮」
学問の神様として名高い菅原道真公。「錦天満宮」は、平安時代に菅原道真公の生家“菅原院”に創建されたのがはじまりと伝わっています。
撮影する前に、まずは本殿にお参りを。
境内には、菅原道真のお使いである牛の像「撫で牛」が鎮座。この牛の頭をなでた手で、自分の頭をなでると頭がよくなるといわれ、みんなが触るところは金色に光ってます。
境内の地下30数mからこんこんと湧き出るご神水の「錦の水」は、京の名水のひとつ。
他にも、コインを入れると獅子がおみくじを運んでくれる「からくりおみくじ」や、元・設計士の宮司が自作した「ロボットお芝居」など、境内だけでも見どころがギュッとつまってます。
願い事を中に入れて奉納しても、持ち帰ってもOK!
梅の実のカタチをした、木製の絵馬「大願梅(たいがんうめ)」。
中に入ってる紙に、願い事を書き、木栓で蓋をして、境内にある「大願梅の樹」に奉納すると、年末にお焚き上げをしてくれます。
見た目だけでなく、プライバシーにも配慮されているので、誰にも言えないナイショの願い事でも大丈夫。
たくさんの大願梅が枝に吊るされている様は、カメラに収めておきたい光景。
コロコロとしたフォルムがかわいいので、奉納せずに持ち帰ってお守りにするのもおすすめです。
提灯が人気のフォトスポット
境内の入り口には、梅のマークが入った提灯がたくさん奉納されています。
夜は提灯のあかりがより幻想的な雰囲気に。
左右のビルに突き刺さっている鳥居
錦天満宮の鳥居は、ビルを突き刺して立っていることでも有名です。
なんでこんなことになってしまったのかというと、鳥居の柱の位置だけで道幅を決めてビルを建ててしまったから。本当にビルの中に鳥居の一部が突き刺さっているのかは、参道からビルの窓を通して覗くことができます。実際にお店に入って確認もできますが、くれぐれも迷惑にならないように。
寺社巡りやパワースポット巡りで外せないものといえば、御朱印。
錦天満宮がある新京極通りでは、八社寺詣り(北から誓願寺、誠心院、西光寺 寅薬師、蛸薬師堂 永福寺、安養寺 倒蓮華、善長寺、錦天満宮、染殿院)で御朱印集めができます。8つの社寺をすべてを巡るのに2~3時間くらいが目安。
お参りの前後に、新京極通りや錦市場でランチや夕食へ繰り出すのもありです。
錦天満宮(にしきてんまんぐう)/京都府<日本>
京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地
<開門時間>
8:00~20:00
<行き方・アクセス>
京阪電車・祇園四条駅から徒歩で約7分。
阪急電車・河原町駅から徒歩で約5分。
地下鉄 烏丸線・四条駅から徒歩で約12分。
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