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世界的ファッションスタイリストのアートコレクションが1冊にまとまった『パトリシア・フィールド・アートコレクション「ハウス・オブ・フィールド」』が発売

「中村キース・ヘリング美術館」が、世界的ファッションスタイリストであり、衣装デザイナーのパトリシア・フィールドが半世紀をかけて蒐集したアートコレクションを紹介する展覧会「ハウス・オブ・フィールド」展を2024年5月6日(月)まで開催。展覧会の開催に際して、パトリシア・フィールドのアートコレクションを1冊にまとめた展覧会カタログ『パトリシア・フィールド・アートコレクション「ハウス・オブ・フィールド」』を発売。
ミュージアムショップおよび公式オンラインショップにて販売を開始し、2023年7月16日(日)より全国の書店および各種ECサイト等でも順次発売を開始します。

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日本初公開作品を含む139点のパトリシア・フィールドのアートコレクションが並ぶ「ハウス・オブ・フィールド」展

山梨県・小淵沢にある「中村キース・ヘリング美術館」は、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・へリングの世界で唯一の美術館。
「ハウス・オブ・フィールド」展では、人間の欲望をポジティブなエネルギーに変換するかのようなパワフルな作品が並び、「自分らしく生きることとは何か」を問いかけ、パトリシア・フィールドの歩んできた道のりや想いを発信しています。

「ハウス・オブ・フィールド」展に際し、刊行されたカタログ『パトリシア・フィールド・アートコレクション「ハウス・オブ・フィールド」』は、展覧会風景、展示作品図版、パトリシア・フィールドのインタビューなどをフルカラー・166ページにまとめた1冊。
2008年~2015年の7年間、パトリシア・フィールドの専属グラフィックデザイナーを担当したレイコ・ローパーが書籍デザインを手がけています。

3つの章で構成されている「パトリシア・フィールド・アートコレクション」

第1章「ハウス・オブ・フィールド」

岸雅代(スタイリスト、『Permanent Paper Magazine』編集長)と梁瀬薫(中村キース・ヘリング美術館顧問、美術評論家)のエッセイにより、当時ニューヨークで異彩を放ったパトリシアのコミュニティ「ハウス・オブ・フィールド」と、そこで生まれたアートについて考察されています。

第2章「パトリシア・フィールド・アートコレクション」

コレクションの主要作品137点の撮り下ろし写真を掲載。
パトリシア・フィールドのブティックで最も重要とされた10名の作家(リチャード・アルバレス、ジョジョ・アメリコ、スティーブン・ブロードウェイ、ポール・チェルスタッド、クレイグ・コールマン、スクーター・ラフォージ、マーティーン、スザンヌ・マルーク、ティナ・ポール、スーザン・ピット)にフォーカスし、それぞれの作家の経歴についても紹介されています。

第3章「パトリシア・フィールド」

パトリシア・フィールドのインタビューを掲載。どのような作品が彼女にインスピレーションを与え、どのようにしてコレクションが形成されたのかを語られています。

1960年代から2010年代までのブティックの変遷と「ハウス・オブ・フィールド」の記録を辿る約100枚の写真

1966年にオープンし、2016年に閉店するまで、移転しながら変遷を続けたブティック「パトリシア・フィールド」と、そこを中心に形成されたコミュニティ「ハウス・オブ・フィールド」の人々を捉えた写真、約100枚を随所に掲載。
多様性を重んじる現代社会より以前にジェンダーやセクシャリティ、人種や階級などに囚われず自分らしく生きた人々の姿や、彼らの非日常的な日常、それぞれの時代の雰囲気、を約100枚の写真に残し、パトリシア・フィールドが社会に与えたインパクトを記録しています。

書籍『パトリシア・フィールド・アートコレクション「ハウス・オブ・フィールド」』

「ハウス・オブ・フィールド」展会期中、中村キース・ヘリング美術館ミュージアムショップにて本書をご購入いただいた方には、「ハウス・オブ・フィールド」展ポスターをプレゼント。
全国の書店およびAmazonなど各種ECサイトで販売も予定。期間限定で、代官山蔦屋書店内の特設ブースでも販売されます。

3,300円(税込)
ページ数:166ページ
サイズ:A4
出版:中村キース・ヘリング美術館
発売日:2023年7月15日(土)
※中村キース・ヘリング美術館ミュージアムショップ店頭およびオンラインショップにて販売開始。順次書店での取り扱い開始予定。

中村キース・ヘリング美術館公式オンラインショップ

※中村キース・ヘリング美術館オンラインショップで購入した場合、プレゼント特典はありません。

<期間限定>代官山蔦屋書店内の特設ブース

2023年7月28日(金)~8月13日(日) 7:00~23:00
代官山蔦屋書店
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15

代官山蔦屋書店

展覧会「ハウス・オブ・フィールド」情報

開催日時

2023年6月3日(土)~2024年5月6日(月)9:00~17:00(最終入館 16:30)
休館日:なし
※展示替え・メンテナンス等のため臨時休館する可能性があります。

観覧料

大人:1,500円
16歳以上の学生:800円
15歳以下:無料
障がい者手帳をお持ちの方:600円
※各種割引の適用には身分証明書の提示が必要

会場

中村キース・ヘリング美術館
〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町10249-7

中村キース・ヘリング美術館 「ハウス・オブ・フィールド」展
Google Map

主催:中村キース・ヘリング美術館
後援:米国大使館
特別協力:パトリシア・フィールド・アートファッション

同時開催「キース・ヘリング:NYダウンタウン・ルネサンス」展

※コレクション展観覧券で観覧できます

中村キース・ヘリング美術館 「キース・ヘリング:NYダウンタウン・ルネサンス」展

パトリシア・フィール​ド プロフィール

ニューヨーク生まれ。「プラダを着た悪魔」や「セックス・アンド・ザ・シティ」、「エミリー、パリへ行く」など世界的なヒットを記録した映画やドラマの衣装デザイナー、スタイリストとして知られる。ニューヨーク大学で哲学と政治学を学んだのち、1966年に自身の初となるブティックをニューヨーク大学付近のワシントンプレイスにオープン。2016年に惜しまれつつブティックを閉店後、「着るアート」をコンセプトとしたブランド「パトリシア・フィールド・アートファッション」を展開し、ファッションだけでなく大衆文化に多大な影響を与え続けている。

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