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プロトラベラー流・オシャレな小物写真の撮り方

プロトラベラーのaiaiです!
今回は「オシャレな写真の撮り方」をお伝えしたいと思います♡

私は決してプロのカメラマンではなく、カメラや写真のお勉強をしたことがありません。
自分なりの工夫で写真を撮ってきたので、今回の内容も特別なアイテムや専門的な知識は必要ありません。
皆さんにもマスターしていただきやすい内容なのではないかと思います♡

ぜひ、この記事を見て、オシャレな写真にトライしてくださいね♡

※この記事に載っている写真は、どなたでも挑戦していただきやすいよう、あえて全てスマホで撮ったものです。

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小物やコスメのオシャレな写真の撮り方

はじめに…
「オシャレな写真を撮る」…と言っても、被写体によってポイントが違います。
今回は、コスメを例にして、「小物のオシャレな写真の撮り方」を説明させていただきたいと思います♪

まず、写真を撮る時に、その写真の完成図を先に頭の中で描きます。
そして、そのイメージに近づけるように、小物を用意したり、アングルを調整して、撮影します。

…では、そもそも具体的にどうすれば完成図のイメージが湧くのか?
順番に説明させていただきます♡

ポイントは、
「そのアイテムをどう撮ってあげれば魅力的に見せられるか?」
…を考えることです!

①撮りたい物(被写体)について、考える!

形?

被写体の形は、どんな形でしょうか?
- 平べったい形なのか、コロンとした形なのか?
- ペンやリップのように長細いのか?
- チューブ型なのか?
………などなど。

形によって、どこを写してあげると良いのかを考えます。
その被写体のチャームポイントを探してあげるのです♡

【例】 立体的なキューブのような形の瓶に入ったスクラブ

(↑)真上から撮った写真。

(↑)斜めから撮った写真。

真上からではなく、斜めから撮ってあげた方が形のオシャレさも伝わるし、瓶の蓋だけでなく側面のロゴも見えます。

パッケージ?

- パッケージのオシャレさが伝わるのはどこ?
【例】1. 箱ごとオシャレだから、箱も写そうかな?
   2. 側面のシールがオシャレだから、側面が一番よく写るアングルで撮ろう。
…などなど。「形」と通ずることもあります。

- パッケージの系統は?
【例】1. 可愛い系だから、ファー小物やパールアクセと撮ろうかな?
   2. cool系だから、コンクリートとか大理石を背景に撮ろうかな?
   3. ナチュラル系だから、ウッドの上でグリーンと一緒に撮ろうかな?

- そもそもパッケージは正直オシャレじゃない…
【例】1. 小物でごまかす!
   2. 並べ方でかわいく見せる → 無造作に並べたり、あえて整列させたり…

(↑)あえて整列させてみて撮った写真。

(↑) いたってシンプルなコスメも、普通におくと決してオシャレな写真ではありませんが…

(↑) 斜め端の方に置き、写真に余白を作るだけで、見違えます。
蓋を開けてブラシを出し、写真に動きを出したのもポイントです♡

置き方たったひとつで、写真の雰囲気がガラッと変わります!

色み?

- 中の色を見せたい場合は、ふたを開ける。

- パッケージと中身の色とを合わせてトータルでコーディネートし、写真のイメージを考える。
【例】パッケージは黒だけどベビーピンク色のリップだから、coolな大理石にパールとファーで、甘辛なイメージの写真にしよう。

- 被写体の色に合わせて、イメージやテーマカラーを決めて小物を合わせていくと簡単。
【例】黒とゴールドのパッケージに赤のグロスだから、モノトーンに少しゴールドの小物を足して、ちょっとsexyでゴージャスなイメージにしよう。

≪注≫
あえて色をちぐはぐにして、カラフルなイメージにするのもオシャレ!
…ですが、使う色は2~3色までにしておいた方が、写真がまとまりやすくて簡単です♪

「パッケージの系統」と「色み」で、だいたいのイメージが決まります。
お洋服をコーディネートするように、被写体の「パッケージの系統」と「色み」を合わせて、小物に使う色をイメージします。写真をコーディネートするような感覚です。

そして、被写体の「形」と「パッケージ」で、アングルが決まってきます。
被写体が一番魅力的に見えるアングルに、コーディネートした小物達をレイアウトしていって、写真の完成図のイメージが固まる、…といった流れです♪

シチュエーション?

被写体を使うシチュエーションが想像出来るようなイメージにすることで、写真がよりおもしろくなったり、わかりやすくなったりします。

- シチュエーションを想像しやすくした方がその被写体のアピールになる場合は、シチュエーションを想定した写真にする。
【例】コンパクトで持ち運びやすいパウダーだから、ミニbagから出しているシーンの写真にしよう!

- その被写体を使うシチュエーションを考えながら、小物を用意する。
【例】スクラブだから、お風呂での"自分時間"をイメージして、キャンドルや本、タオルを写り込ませよう♡

(↑) シチュエーションを表現した写真。

シチュエーションをイメージした写真は、それを使っている「自分のライフスタイル」や「ストーリー」も伝えられるので、ある意味、「セルフィー」と同じです!
「被写体のアイテムを撮った写真」…と見せかけて、「オシャレな日常」をアピールしちゃうのもアリかも?!♡

(↑) 同じスクラブを、シチュエーション関係なく単純に小物と撮った写真。

シチュエーションを表現した写真と、好きな小物と並べた写真、お好みの方で撮ってくださいね♡

②写真の完成イメージを決める

①を踏まえて、撮りたい写真の完成イメージを考えてから、それに近づけるように小物を用意して撮影します。

【例】ミント色で、ナチュラルな可愛いイメージのフェイスポリッシャーが被写体の場合

→ミント色に合わせて、爽やかなイメージにしよう。
→でもパッケージのナチュラルで可愛いイメージに合わせて、爽やかすぎずナチュラルなイメージにしよう。
→白で爽やかさを、ベージュでナチュラルさを演出しよう。この2色を大きなテーマカラーにしよう。
→白っぽいウッドの上で撮って、ナチュラル&爽やかさを出そう。
→フェイスポリッシャーを使うシチュエーションも演出出来るし、爽やかにもなるから、タオルを使おう。
→容器のコロンと感が伝わるように、斜め上からのアングルにして、中のミント色が写るように蓋を開けよう。蓋も可愛いから、しっかりと見える角度に置いて…
→このアングルで撮るから、タオルは重ね置きして立体感を出そう。
→タオルを白とベージュにしよう。
→流木でナチュラル感を出しつつ、ヒトデを添えて爽やかさも足そう。
→ちょっとこのままじゃ寂しいから、ミント色とも合う、グリーンを少しだけのぞかせよう。

…といった流れで、完成イメージを固めていきます♪

覚えておくと便利なポイント♡

ピントはとっても大切!

ピントが合っているか合っていないかで、その写真のクオリティがぐっと変わってきます。
ピントがばっちり合っているだけで、スマホで撮った写真でも、まるで良いカメラで撮ったみたいに加工出来ます!
よく見ると意外とピントが合っていないことがあるので、写真を撮ったら必ずズームし、ピントを確認することをオススメします♡

こちら(↓)、どちらもスマホで撮ったものです。
輝きなどがわかりやすいので、ここはコスメではなくアクセサリーで例を撮りました。

(↑) ピントが合っていない写真。

(↑) ピントがばっちり合っている写真。

まるで良いカメラで撮ったように見えませんか?!♡
加工で「シャープ」や「ストラクチャ」を足すと、くっきり、このような写真に仕上げることも可能です♪

鏡など、別の物が反射して写ってしまうアイテムはどう撮る?

私はとにかく、地味に努力しています(笑)。

- 写ってしまう方向に白い壁などが来るように、スポットを探して撮影!
- 自分が写り込まないよう、シャッターを押す瞬間は隠れて撮る。
- 少しでもカメラが写らないように、カメラの向きを変えて撮り、後から写真を回転&トリミング。
- 被写体に近いほど写り込んでしまいやすいので、離れた位置からズームで撮影orトリミング。

※「影が入らないように撮る方法」と同じなので、そちらと合わせて次の項目で写真の例をご紹介します。

自分の影が入らないように撮る方法は?

鏡と同じで、とにかく地味に努力しています(笑)。

- 鏡と同じで、カメラの向きを変えて撮り、後から写真を回転&トリミングします。
- 鏡と同じで、わざと離れた位置からズームで撮影orトリミングします。

(↑) 撮りたいアングルでそのまま撮った写真。
スマホが反射して写り込んでいるし、影もかかってしまっています…。

(↑) 位置を移動し、影が入らない場所へ。
スマホが反射しないぐらいの高さで被写体を画面の左上にして撮影した写真。

(↑) 先ほどの写真をトリミングして、完成♡

- 光の方向と被写体の位置に気を付けます。
 光が真上からだと、影になってしまうので、斜めから光が来る場所で撮ります。
- 手の位置をズラして撮ります。
【例】真上から撮るのは断念し、少し斜めから撮って、加工で真上から撮ったようにする。

(↑) 真上からは断念し、少し下斜めから撮った写真。かすかに台形になっている。

(↑) 真上から撮ったように加工した写真。
※VSCOという無料アプリの「X-スキュー」と「Y-スキュー」で角度の調整が出来ます。

プロトラベラー aiai

2016年よりミツバチワークスに所属し、プロトラベラーとして活動を開始。
「プロトラベラーの中で1番写真に厳しい!」と仲間たちに言われるほど、写真として写し出される世界にこだわりを持つ。
Instagramに投稿されるカラフルな写真たちは、優しく、そしてHappyな雰囲気に満ちており、見る人に癒しを与えている。

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