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澤村洋兵が出会ったクリエイティブなシンガポール“Nikon Creators meets Singapore”男ともだち旅編

とても治安が良く安全な国として知られるシンガポールは、カメラを持ってゆっくりと写真を楽しむのにぴったりの旅先。中国系(中国からの移民)の人たちをはじめ、マレー系、インド系、ユーラシア系などのさまざまなルーツの人々が暮らしているので、ひとつの国で多彩な文化に触れることができるのも特徴です。今回はそんなシンガポールに、Nikon Creatorsの4組が旅へ。伝統的なシンガポールの姿から、こんなことができるの?という最新の体験まで、Nikonのミラーレスカメラ、Zシリーズとともに出かけたシンガポールの旅をたっぷりとお届けします。2回目は、Z5、Zfを愛用し、これまで美容師、和食料理人、バリスタ、珈琲焙煎士といった異色の経歴を持つ、フォトグラファー澤村洋兵の男ともだち旅。「感性を刺激するクリエイティブなことに触れられるスポット」、「多民族国家らしい混ざりあうカルチャー」、「シンガポールならではの建築」をキーワードに、クリエイティブな感性のアンテナを常に張っている澤村洋兵が、友とふたりで楽しんだ、今のシンガポールを紹介します。

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目次

プロフィール

澤村洋兵

フォトグラファー 1985年生まれ、京都府出身。カメラ歴は8年。美容師、和食料理人、バリスタ、珈琲焙煎士などさまざまな職業を経験してきた異色の経歴を持つ。企業案件や広告写真、オンラインサロン主宰やSNSブランディングアドバイザーなど幅広く活動。YouTube「キョウトボーイズ | 写真と京都と男旅」も人気。

シンガポールってこんなところ

日本から飛行機で7時間ほど。時差も1時間なのでジェットラグを感じず、着いてから思いっきり旅を楽しむことができる常夏の国。国土面積は東京都23区より一回り大きいくらいという小さい国ながら、多民族国家ならではのさまざまなカルチャーが共存しており、公用語は英語に中国語、マレー語、タミル語のなんと4か国語!世界の中でも日本と並ぶほど治安が良く、地震をはじめ自然災害リスクがとても低いので斬新な建築が立ち並び、街も清潔で美しく、多国籍なグルメも楽しめるとあって、初めてのひとり旅にも、ともだちとの旅にも、夫婦旅にも、おすすめの旅先です。

感性を刺激するクリエイティブなコト・モノに触れる

旧最高裁判所と旧市役所をモダンに改装した「National Gallery Singapore」

1939年に建てられた旧最高裁判所と1929年に建てられた旧市庁舎を改装し、2015年に開館した国立美術館「National Gallery Singapore(ナショナル ギャラリー シンガポール)」。ビジュアルアート施設として国内外からたくさんの人が訪れます。展示されているアートはもちろん、まるでヨーロッパの宮殿のようなクラシカルな外観も魅力的。

館内は、綺麗な光が差し込む造りで、とても美しい空間。さまざまな構図で写真を楽しみたくなります。迷いそうなくらい大きな建物の中には、カフェやハイレベルなレストラン、Marina Bay Sands(マリーナ ベイ サンズ)が見渡せるルーフトップバーなど、飲食店も豊富。アートはもちろん食事も楽しめる、観光にうってつけの施設です。

館内を散策したあとは、ミュージアムショップの近くにあるカフェ「The Great Mischief( ザ グレート ミスチーフ)」で一休み。のんびりするだけでも心地のいいスポットです。

National Gallery Singapore 基本データ

<住所>1 St Andrew’s Rd
<TEL>+65 6271 7000
<営業時間>10:00~19:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>City Hall駅から徒歩で約6分

ミュージアムショップ「THE GALLERY STORE by ABRY」でお土産探し

National Gallery Singaporeのミュージアムショップ「THE GALLERY STORE by ABRY(ザ ギャラリー ストア バイ ABRY」には、センスの良いお土産が目白押し。展示中の作家さんのグッズをはじめ、世界中のアーティストのグッズが販売されています。
購入したアイテムはサーモボトル。たくさんのデザインの中からGRACE ONさんの「SG MUSEUMS」というタイトルがつけられたイラストのボトルをセレクトしました。シンガポールのさまざまな美術館をコラージュしたイラストが描かれています。同じイラストでサイズの違うボトルやマグなども売っているので、このシリーズはお土産におすすめ。この旅で途中立ち寄った「Alchemist(アルケミスト)」のフィルターコーヒー(写真左)とともに持ち帰れば、シンガポールの思い出が一層、色濃く蘇るはず。

THE GALLERY STORE by ABRY 基本データ

<住所>1 St Andrew’s Rd, City Hall Wing Level, 1Coleman Street Entrance
<TEL>+65 8869 6970
<営業時間>10:00~19:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>City Hall駅から徒歩で約6分

ベスパのサイドカーに乗ってシンガポールの街を観光「Vespa Sidecar Tour」

カラフルでコロンとした見た目が可愛いベスパのサイドカーに乗って、ドライブを楽しみながら、シンガポールの主要な街中を巡ることができる「Vespa Sidecar Tour(ベスパ サイドカー ツアー)」。各スポットで写真撮影を楽しみながら、さまざまな文化が入り混じる景色を堪能できます。普段からバイクに乗る人でも、サイドカーに乗ってドライブを体験することはあまりないのではないでしょうか。ワクワクしながら待ち合わせ場所で待っていると、黄色とペールブルーのベスパがお出迎え。どんな感じなのかと思いをふくらませ、さっそくサイドカーへ乗り込みます。

ドライブがスタートしてすぐに、サイドカーの魅力のトリコに!道路の真ん中をローアングルから見る景色は新鮮で、特に高い建物が多いシンガポールでは迫力が倍増して楽しめます。ChinatownとArab Streetを巡るルートで、途中、マリーナ湾越しにMarina Bay Sandsが見られたり、老舗ホテルRaffles Hotel(ラッフルズ ホテル)も見られたり。暑いシンガポールでも、走っていると風が気持ちよくて爽快。運がよければ、ドライバーさんが日本語でガイドをしてくれます。

Vespa Sidecar Tour 基本データ

<予約・問合せ>https://www.sideways.sg/
<営業時間>9:00~23:00
<休業日>無休
<料金>60分ツアー$198 / 1名
120分ツアー$396/ 1名
※それぞれのルートはURLからチェック

昔ながらの造りのショップハウスが立ち並ぶ「Tanjong Pagar」のウォールアート

近くに高くそびえ立つシンガポールで一番大型のHDB(公団住宅)とのコントラストに圧倒される「Tanjong Pagar(タンジョン パガー)」エリア。昔ながらの造りのショップハウスが立ち並び、多国籍なレストランやカフェが集結しています。チャイナタウンへ続くメイン通りのTanjong Pagar Roadには、日系の居酒屋や韓国系焼肉屋が軒を連ね、ローカルからは“リトルコリア”と言われることも。

Katong(カトン)エリアやEmerald Hill(エメラルド ヒル)で見ることができるショップハウスよりも近代的で、歩けばウォールアートに出会えるというくらい至るところでアートを楽しむことができます。洗練されたライフスタイルショップやBOOKカフェなどおしゃれなスポットも多く、アートとともにショッピングやグルメも堪能できます。

Tanjong Pagar 基本データ

<住所>Tanjong Rd

行き方・アクセス

<電車>Tanjong Pagar駅から徒歩で約6分
<バス>The Amara、Bef Craig Rd 目の前

街中が光と音と色に包まれる「Singapore Night Festival」

8月23日から9月7日まで開催されていた「Singapore Night Festival(シンガポール ナイト フェスティバル)」。今年のテーマは「Art of play」だそうで、街のさまざまなスポットで仕掛けが用意され、楽しむことができました。2024年は15回目の開催ということで、毎年行われているようなので、ぜひ来年以降もお楽しみに。フェスティバルの特徴であるプロジェクションマッピング作品のほか、地元のアーティストによるナイト・ライト・インスタレーションや、パフォーマンスを通してユニークな表現や伝統的なストーリーを発見できます。

なかでも心動かされたのは、「Peranakan Museum(プラナカン ミュージアム)」周辺のインスタレーション。ミュージアム全体へプロジェクションマッピングが投影され、目の前の広場では光のアートが展示されており、DJブースもあって音も楽しめます。開放感あるナイトフェスティバルを街中で気軽に体験できるだなんて、ワクワクが止まりません!この時期に合わせてシンガポールへ訪れるというのもおすすめです。

「Orchard Road」で現代アートに触れる

さまざまなブランドのフラッグシップショップや大きな百貨店が立ち並ぶ都会的な大通り「Orchard Road(オーチャード ロード)」。東京の銀座と例えられることが多いエリアです。周辺のいろいろなところに立体アートが点在していて、クリエイティブ魂がくすぐられます。

なかでも、ION Orchard(アイオン オーチャード)というショッピングモールの前に展示されている Kurt Laurenz Metzlerさんの「Urban People」(2009年)に注目。近代的な建築に囲まれる中、おしゃれをしてスタイリッシュに立ち並ぶ、人の形をしたカラフルなアートです。このショッピング街にやってくる人々を表現したものなのかな?と、推測しながら見るのも一興です。

Orchard Road 基本データ

<住所>Orchard Rd

行き方・アクセス

<電車>Orchard駅、Somerset駅、Dhoby Ghaut駅、地上に上がりすぐ
<バス>Orchard Station / Tang Plaza、Opp Somerset Stn、Dhoby Ghaut 目の前

建築保存地区のユニークなホテル「Wanderlust by The Unlimited Collection」

Little Indiaのはずれにある、建築保存地区に位置するホテル「Wanderlust by The Unlimited Collection(ワンダーラスト バイ ジ アンリミテッド コレクション)」。歴史ある建築物に現代的なデザインを掛け合わせた、ユニークなホテルを複数展開する、シンガポールの不動産企業Unlisted Collectionが手掛ける注目のホテルです。

1920年代に建てられたアールデコ調の古き良き時代の魅力を残しながら、快適でモダンなデザインが見事に融合。スタッフも優しく、居心地もとても良し。ウッド調の空間は、街歩きをして疲れて帰ってきたときにも癒しを与えてくれます。シンクや電子レンジ付きなのでフルーツやテイクアウトしたものを部屋で楽しむのも◎。水と炭酸水がフリーというのも、街へ繰り出す前にマイボトルへ補給でき、嬉しいポイントです。近くに地元のコンビニもあり、便利な立地。

Wanderlust by The Unlimited Collection 基本データ

<住所>2 Dickson Rd
<TEL>+65 6396 3322

行き方・アクセス

<電車>Rochor駅から徒歩で約8分
<バス>Bef Rochor Stn Exit Bから徒歩で約5分

多民族国家らしい混ざりあった文化をクリエイティブな目線で探訪

「Pagoda Street」から始まる巨大Chinatownを練り歩く

国民の約7割が中国系移民のシンガポール。日本の横浜中華街とは比にならないほど巨大な街「Chinatown(チャイナタウン)」に到着したらまず向かいたいのが「Pagoda Street(パゴダ ストリート)」。そこら中で中国語が飛び交うローカル色の強いエリアです。どこよりも、キーホルダーやマグネットなどのお土産物、食べ歩きできる肉まんやフルーツなどがリーズナブルなので、昼夜問わず観光客で大賑わい。各所でローカルアーティストが手掛けたウォールアートとも出会うことができます。

ウォールアートを楽しんでいると、国内最大の仏教寺院「Budda Tooth Relic Temple(ブッダ トゥース レリック テンプル)」が現れたり、なんとも言えない匂いにつられて匂い元を辿るとドリアンのお店があったり、カラフルなローカルの暮らしはとても新鮮。ウォールアートはもちろんですが、Chinatownらしい文化を感じる衣料品のお店や漢方のお店、お茶屋など、シャッターを切らずにはいられません!

Pagoda Street 基本データ

<住所>Pagoda St

行き方・アクセス

<電車>Chinatown駅すぐ
<バス>Chinatown Stn Exit Cから徒歩で約6分
Opp Sri Mariamman Tpから徒歩で約4分

中東雑貨やウォールアートに心躍る「Kampong Gelam」エリアを散策

多文化が混ざりあうシンガポールならではのスポットといえば、「Kampong Gelam(カンポン ギラム)
」。日本から中東旅行へ行くには遠いけれど、シンガポールでも、エジプトやトルコなど中東の雰囲気を体験できます。鮮やかなトーンのカラフルな街並みに、シンボル的な巨大モスクやウォールアートも随所にあり、スナップ撮影をするのに楽しいエリア。モスクから続く「Arab Street(アラブ ストリート)」だけでなく、エリア全体でその雰囲気が味わえます。

中東デザインのカラフルな雑貨が売っているお店などもあって、ショッピングも楽しめます。カフェやレストランなど飲食店も豊富に軒を連ね、この辺一帯だけでも1日楽しめます。

Arab Street 基本データ

<住所>Bussorah St(Kampong Gelam)、Arab Street

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約10分
<バス>Opp Plaza Parkroyalから徒歩で約3分
Bef Sultan Mosqueから徒歩で約6分

クリエイター発祥の地とも言われるストリート「Haji Lane」

Arab Streetからすぐ近くの「Haji Lane(ハジ レーン)」は、クリエイターの発信地とも言われ個性的なショップが立ち並ぶストリート。まるで若者の街、原宿竹下通りのようです。カラフルなウォールアートも見もの。

夕方になるとBARやレストランの椅子とテーブルが、そこかしこに並べられて夜の顔に様変わり。昼も夜も。観光に撮影にと楽しめる街並みです。

Haji Lane 基本データ

<住所>Haji Ln

行き方・アクセス

<電車>Bugis駅から徒歩で約9分
<バス>Opp Plaza Parkroyalから徒歩で約3分
Bef Sultan Mosqueから徒歩で約6分

インド系ローカルの活気ある生活を覗ける「Little India」

野菜やフルーツ、お供え用の花飾りのお店など、日本では見かけない雰囲気の、とても刺激的な「Little India(リトル インディア)」。観光地というイメージより、インド系ローカルの民族色が強い地区です。メインストリートのSerangoon Roadをはじめ、カラフルなショップハウスや看板、ウォールアートが多く、歩いているだけでもワクワクするエリア。シンガポール旅でスナップを撮るなら、一番におすすめしたい場所です。

Little India 基本データ

<住所>Serangoon Rd

行き方・アクセス

<電車>Little India駅から徒歩で約4分
<バス>Tekka Centre目の前

ショッピングエリアOrchardからも程近いEmerald Hillの「ショップハウス」

シンガポールの伝統建築であるプラナカン建築のショップハウスが立ち並ぶエリアは、Katong(カトン)エリアだけではありません。ブランドショップや百貨店が立ち並ぶOrchard Roadから、Emerald Hill Roadという小道を入ったところでも楽しめます。都会的な大通りから突如、歴史的な建築が現れるので、そのコントラストに驚かされること間違いなし。カラフルな建物が立ち並ぶ姿は日本ではなかなか見られないので、撮影脳が刺激されます。
ほとんどは住居として使われていますが、中には昼間からオープンしているバーも。Orchard Roadで買い物してから、プラナカン建築のお店でお酒を一杯、というルートもありです。

Emerald Hill Road 基本データ

<住所>Emerald Hill Rd

行き方・アクセス

<電車>Somerset駅から徒歩で約10分
<バス>Opp Somerset Stnから徒歩で約3分

想像を超えるスケールの建築に出会う

金融街の中心に佇む天空のスカイガーデンが楽しめる超高層ビル「CapitaSpring」

金融街に突然現れる、超高層ビル「CapitaSpring(キャピタスプリング)」は、その高さなんと280m。展望エリアには、金属を曲げたような柵に囲まれ、なんとも不思議なデザインです。地震リスクのほとんどないシンガポールだからこその大胆なデザインのおかげで生み出される光と影のハーモニーは、写真に収めるのが楽しくなります。
17階から20階の「グリーンオアシス」と最上階51階の「スカイガーデン」は、一般の人も無料で入場可能。グリーンオアシスは吹き抜けになっており、植物に囲まれた遊歩道から下を覗くと、少し怖さもありますが珍しい構図で写真を撮ることができます。

最上階のスカイガーデンは、いろいろなハーブや植物が植えられている菜園で、収穫された植物はCapitaSpring内の「1-Arden」で提供されています。ガーデン自体も楽しめますが、ここから見るシンガポールの景色も抜群です!

CapitaSpring 基本データ

<住所>88 Market St
<TEL>+65 9837 8248
<営業時間>月~金 8:30~10:30、14:30~18:00
<休業日>土、日、祝日

行き方・アクセス

<電車>Raffles Place駅から徒歩で約4分
<バス>OCBC Centreから徒歩で約3分

空港内とは思えない「Jewel Changi Airport」の滝に圧倒される

到着日か帰国日に見逃せないのが、シンガポールの玄関先にあるモール「Jewel Changi Airport(ジュエル チャンギ エアポート)」内の豪快な滝、「HSBC Rain Vortex(HSBC レイン ボルテックス)」です。ガラスの天井から流れ出る世界最大級の屋内の滝は、全長40m。建築デザインはMarina Bay Sandsと同じモシェ・サフディ率いる建築家グループ事務所による設計で、シンガポールの熱帯雨林にヒントを得たデザインと、スコールにインスピレーションを受けています。滝を囲むように植物庭園が広がり、シンガポールが掲げる「City in Nature」を表現したかのような未来型の名所となっています。また、Jewel全体は様々なサステナビリティのための最新の技術と材料を採用した、サステナブル建築でもあります。

さまざまな階層から眺められるようになっているので、上から見るもよし、下から近距離で見るもよし。近くへ行きすぎると水しぶきがすごく、濡れることも!自分の好みのビューを探してみてください。

Jewel Changi Airport 基本データ

<住所>78 Airport Blvd
<TEL>+65 6956 9898
<営業時間>24時間営業
<休業日>無休
<料金>無料

行き方・アクセス

<電車>Changi Airport駅から徒歩で約10分
<バス>Changi Airport Tar 1から徒歩で約3分

まるで森林のテーマパーク「PARKROYAL COLLECTION Pickering」

遠くから見ると森林のテーマパークが浮いているかのように見える姿が圧巻のホテル「PARKROYAL COLLECTION Pickering(パークロイヤル コレクション ピッカリング)」。近寄ってみると地層のようなデザインの部分が、より立体的に見えて釘付けに。シンガポールは泊まってみたいと思わせるホテルがたくさんあります。

PARKROYAL COLLECTION Pickering 基本データ

<住所>3 Upper Pickering St

行き方・アクセス

<電車>Chinatown駅から徒歩で約5分
<バス>Opp One Upp Pickering周辺

トロピカルなグリーンに包まれ2023年誕生「Pan Pacific Orchard」

「City in Nature」というテーマを掲げるシンガポールでは、街中にグリーンが溢れているのはもちろん、建築×植物のコラボレーションも楽しむことができます。まるでジェンガのブロックを抜き取ったかのようなデザインに豊かな緑をまとったこの建物は、ホテル「Pan Pacific Orchard(パン パシフィック オーチャード)」。足元から見上げると迫力があり、円形の柱に植物が張り巡らされた姿は大木のようにも見えて、不思議な気分に。

Pan Pacific Orchard 基本データ

<住所>10 Claymore Rd
<TEL>+65 6991 6888

行き方・アクセス

<電車>Orchard駅から徒歩で約7分
<バス>Royal Thai Embassyから徒歩で約6分

男旅だからこそ攻めたい、新旧を楽しむシンガポールのフード事情

ローカルが絶賛するバクテーの名店「Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha」

ローカルも絶賛するといわれる、シンガポールのソウルフード「バクテー」のお店「Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha(アウトラム パーク ヤー ファ ロー グー チャ)」。ビジネスビルの1階にズラリと飲食店が立ち並ぶ一角で、ローカル食堂という雰囲気が居心地よく、仕事の途中で立ち寄ったオフィスワーカーや、地元の人たちで賑わっています。

バクテーとは、豚スペアリブを漢方素材やニンニクなどで煮込んだ、スープ料理。バクテーの付け合わせに、「蚝油菜心」という小松菜のオイスターソース炒めと「手工香酥海鮮枣」と書かれたシーフードの餡をサクッと揚げたもの、「卤蛋」と書かれた煮卵と白ごはんを頼みました。台湾やベトナム料理でも付いてくる「油条」という揚げ麩は、オーダーしなくてもサーブされるスタイル。肝心のバクテーのお味はというと、胡椒とニンニクが利いたさっぱりとしたスープに、長時間煮込まれてホロホロと骨から落ちるスペアリブの旨味が相まって、なんだか元気をもらえそうな美味しさ!油条をスープにしっかりと浸して食べるのがこれまた病みつきに。ほかの料理も日本人の口に合うテイストで、ぺろりといただけます。

Outram Park Ya Hua Rou Gu Cha 基本データ

<住所>7 Keppel Rd, #01-05/07 PSA
<TEL>+65 6222 9610
<営業時間>火~土 7:00~23:00
日 7:00~22:00
<休業日>月曜

行き方・アクセス

<電車>Tanjong Pagar駅から徒歩で約12分
<バス>Bef Cantonment Rdから徒歩で約12分

インド系フィッシュヘッドカレーと言えば「THE BANANA LEAF APOLO」

1974年から続く老舗で、シンガポール名物のフィッシュヘッドカレーが堪能できる「THE BANANA LEAF APOLO(ザ バナナ リーフ アポロ)」。店内はインドらしい豪華な装飾がほどこされ、インド系のファミリーで賑わっていました。テーブルに用意されるのは、店名でもあるバナナの葉。席に座るや否や、お皿となるバナナリーフの上に、自動的にライスが盛られ、ストップをかけないと山盛りに。

オーダーしたメニューは、もちろんフィッシュヘッドカレーと、辛さを和らげるマンゴーラッシーです。フィッシュヘッドカレーは、シーバスなどの白身魚の頭がひとつまるまる入っていて、見た目のインパクトが大。スープカレーのようなカレーは、そんなに辛すぎず魚の出汁の旨味が凝縮した一皿です。Mサイズで注文してしまい、お腹がはち切れるくらいいっぱいに。ひとり旅でトライするならSサイズがおすすめです。

THE BANANA LEAF APOLO 基本データ

<住所>54 Race Couse Rd
<TEL>+65 6293 8682
<営業時間>10:30~22:30
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Little India駅から徒歩で約4分
<バス>Tekka Centreから徒歩で約6分

Little Indiaの台所「Tekka Centre」でビリヤニにトライ

Little Indiaの台所と呼ばれる「Tekka Centre(テッカ センター)」。魚や肉などが売られていて常に床が濡れていることから呼び名がついたウェットマーケットに、ホーカー(屋台)が併設。とても活気のあるディープなスポットです。観光客よりも地元の人で賑わい、ローカル感を味わうことができます。いろいろな飲食店が並んでいるので、食べるものを決めていなかったら迷ってしまってなかなか決められないくらい。

今回は、Allauddin’s Briyani(アラジンズ ビリヤニ)のビリヤニセット(S$7.00)を注文しました。マトン、チキン、フィッシュから選べるのですが、迷わずマトンをチョイス。ビリヤニはお店によってスパイスが強すぎたり辛かったりで苦手なときもありますが、ここはちょうど良い塩梅で、タイプの味付け。マトンはスプーンで崩せるぐらいホロホロに煮込まれていて、味もしっかり。大好きなバスマティライスがどんどん進みます。お店のおじさんもとても気さくで、写真撮っていい?と聞くとポーズしてくれました。ディープな場所ですが、気分のいい時間を過ごすことができます。

Tekka Centre 基本データ

<住所>665 Buffalo Rd,Zhujiao Centre, Tekka Market
<営業時間>
Tekka Marketは6:00~16:30
(ホーカーや衣類店は店舗による)
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Little India駅から徒歩で約2分
<バス>Tekka Centreから徒歩で約3分

「Maxwell Food Centre」で行列の絶えないチキンライスに舌鼓

MRT(地下鉄)のMaxwell駅から直結のアーケード内に100軒ほどのホーカーが軒を連ねる「Maxwell Food Centre(マックスウェル フードセンター)」。シンガポールと言えば!のチキンライスの名店「天天海南鶏飯(テンテンハイナニーズチキンライス)」が店を構えており、オープンから閉店まで行列が絶えません。ボイルとグリルが選べるのでお好みのものを。気になるそのうまさは、スチーム具合も絶妙でお肉はジューシー。ショウガが利いたソースも癖になり、気がついたら一瞬で食べ切ってしまうほど!コスパもよく、毎日これでもいいというくらいの納得のお味です。

シンガポールで働く友人とたまたま遭遇し、別店舗で販売しているおすすめのシュガーケーン(サトウキビ)ジュースにチャレンジ。注文してからその場で、これでもかというくらい絞り出して作ってくれる100%フレッシュなジュースで、レモンを入れたほうが爽やかで飲みやすいということで、レモン入りを試してみたら大正解。暑いシンガポールではこの優しい甘みのあるジュースが体に染みて、心も体も回復。ぜひトライしてほしいです。

Maxwell Food Centre 基本データ

<住所>1 Kadayanallur St
<営業時間>8:00~26:00(店舗にもよるので要確認)
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Maxwellから徒歩で約3分
<バス>Maxwell Station Exit 2から徒歩で約4分

シンガポールで美味しいコーヒーを楽しむならここ「Alchemist」

シンガポールで2016年に誕生し、今や8店舗展開しているコーヒーショップ「Alchemist(アルケミスト)」の「The Heeren(ザ ヒーレン)」店へ。洗練された店舗はグリーンに囲まれ、半屋外の爽やかな空間でコーヒーを楽しむことができます。注文したのはコロンビア・ベラクルス産豆のフィルタードリップと、クロワッサンアマンド。

クロワッサンアマンドはサクサクで香ばしく、お目当てのコーヒーはというと、シンガポールで出会えるなんて思ってもみなかった一番好みの味!プルーン、アプリコットジャム、イエロープラムといった香りが広がり、飲んでみるとすっきりとしていて、丸みのあるボディなのに果実みはしっかり感じられます。

お土産に同じ豆を購入しようとしたところ、残念ながらエスプレッソ用に焙煎したものしか置かれてなかったので、代わりに店員さんにおすすめしてもらったニカラグアのUna Mirada al Cieloの豆に決定。日本に帰ってからも、コーヒーを淹れる楽しみが増えます。

Alchemist The Heeren 基本データ

<住所>260 Orchard Rd, #01-ORA The Heeren
<TEL>+65 8875 7790
<営業時間>9:00~21:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Somerset駅から徒歩で約6分
<バス>Bef Cairnhill Rdから徒歩で約3分

スペシャリティーコーヒーの新星「Asylum Coffeehouse」

歴史あるショップハウスをリノベーションして2021年に誕生した「Asylum Coffeehouse(アシュラム コーヒーハウス)」。お土産に買い込みたくなるパッケージのコーヒー豆は、大人気のシリーズです。近隣の人気ショップとコラボレートしていて、コーヒーカップはMud Rock Ceramics(マッド ロック セラミクス)という陶器スタジオ、パンはThe Bakehaus(ザ ベイクハウス)というベーカリーのものを楽しめます。ここでは、コロンビア・Castilloの豆をフィルタードリップで、クイニーアマンと一緒にオーダー。美味しいコーヒーとパンをいただける朝は至福の時間です。

コーヒーはライチを感じるフルーティーな爽やかなテイストで、クイニーアマンのしっかりとしたバターの風味とキャラメリゼの甘みと、相性抜群。店員さんと話していると、「好きに写真撮っていいよ」と言ってくれ、他のお客さんのほうじ茶ラテを注ぐ瞬間を、カウンターの前で見られることに。気さくな店員さんの優しさにも触れられて、朝から気持ちも上がります。

Asyulum Coffeehouse 基本データ

<住所>311 Jln Basar
<TEL>+65 8921 9875
<営業時間>8:00~16:30
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Lavender駅から徒歩で約11分
<バス>Aft Allenby Rdから徒歩で約2分

子どもやペットにも優しいローカルや在住者の憩いの場「Canopy Garden Dining」

HortPark(ホートパーク)内にあるグリーンに囲まれたデイダイニングレストラン「Canopy Garden Dining (キャノピー ガーデン ダイニング)」は、キッズやペットフレンドリーで、ローカルはもちろんシンガポール在住の外国人にとっても憩いのスポット。お店周辺だけでなく店内もグリーンが装飾されていて、シンガポールが掲げる「City in Nature」を表現しているレストランです。店内は、窓が大きく光が差し込む、とても居心地のいい場所。

こちらで注文したのは、​​チキンサラダとグリルチキン、ソフトシェルクラブのパスタです。アジアンな食事が続いたときの箸休めに、食べ慣れたイタリアンが胃袋を癒してくれます。

Canopy Garden Dining 基本データ

<住所>33 Hyderabad Rd
<TEL>+65 6556 1533
<営業時間>月~金10:30~22:00
土、日、祝日 9:00~22:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Passir Pangang駅から徒歩で約21分
<バス>After HortParkから徒歩で約7分

香り華やぐシンガポール発のクラフトジンの蒸留所「Brass Lion Distillery」

2012年に誕生したシンガポール発のオリジナル・ジンを製造する蒸留所「Brass Lion Distillery(ブラス ライオン ディスティレリー)」。今ではシンガポールのジン業界をリードする旗艦企業です。こちらの蒸留所は2階がBARになっていて、ジンベースのカクテルを楽しむことができます。近年世界的にも人気のクラフトジンですが、まずは、ベーシックなドライジンのジントニックを注文。中にはドライパイナップルとジンのメインの香りとなるジュニパーベリー、あとは生姜のようなものが入っていました。一口飲むと、また一口と、口に運ぶグラスが止まりません。アルコールの強みが和らぐほどのジン自体の甘みと芳醇な香りにプラスして、柑橘系の風味とほんのりと花の香りがする、ほのかにスパイスを感じとれるテイストです。

2杯目には「Pahit Pink Foghorn」を注文。Pahit Pinkというジンとジンジャービールをミックスしたもので、ドライオレンジとスターアニスが入っています。ドライジンの風味を持ちながらシナモンの香りを感じつつ、少ししっかりしているボディは程よい苦味もあり、少し大人な味。少しだけロックでもらうと、高品質なウイスキーのような雰囲気もありました。予約をすれば、蒸留所の見学ができたり、自分でスパイスなどをブレンドしてオリジナルのラベルを貼ってオリジナルのジンを作ったりもできるそう。お酒好きにはたまらないスポットです。

Brass Lion Distillery 基本データ

<住所>40 Alexandra Terrace
<TEL>+65 9654 0602
<営業時間>火~金 17:00~23:30
土 14:00~23:30
日 13:00~19:00
<休業日>月曜

行き方・アクセス

<電車>Pasir Panjang駅から徒歩で約11分
<バス>HarbourSide Building 2から徒歩で約5分

Boat Quayにオープンした隠れ家ルーフトップバー「Higher Ground」

「Higher Ground(ハイヤー グラウンド)」は2024年に誕生したばかりのルーフトップバー。Boat Quay(ボート キー)の中心の喧騒から少し離れた、ショップハウスの4階に位置し、バクテー春巻きやチリクラブとシソの葉の天ぷらなど、モッド・シン(=モダン・シンガポール)料理が楽しめます。モッド・シンは造語で、シンガポールの屋台料理や伝統料理を現代的に再構築したものを指すのだそう。ホーカーとは一味違う、モッド・シン料理を堪能できます。

夕焼けから夜景に変わっていく時間帯に入店すれば、空の色が移りゆく景色も楽しめます。シンガポールリバーからの風が心地よく、Marina Bay Sandsや高層ビル群を眺めながらの食事はとても良い気分。シンガポールの街を全身で感じることができるロケーションです。

注文したものはシンガポール産のクラフトビールOFFDAYのラガーとブラータチーズ、そしてピザ。食べ物はどちらもスタッフさんのおすすめにしました。まずはビールを試したところ、キリッとして爽やかな味わい。旅の疲れを吹き飛ばしてくれる美味しさ。料理もクオリティが高く、どちらも絶品です。

Higher Ground 基本データ

<住所>64C Boat Quay
<TEL>+65 8191 6455
<営業時間>火~土 17:00~23:00
<休業日>日、月

行き方・アクセス

<電車>Clarke Quay駅から徒歩で約8分
<バス>Clarke Quay Stn Exit Eから徒歩で約6分

週替わりのカクテルメニューが楽しい超人気バー「Sago House」

作家チャールズ・ブコウスキーの墓標に書かれている“Don’t try”をモットーに、店内のリノベーションからブランディング、マーケティング、そしてデザインに至るまで、すべて自分たちで手掛けているバー「Sago House(サゴ ハウス)」。少しアンダーグラウンド感のある店内の雰囲気は、一度訪れたらクセになりそうな空間です。パワフルな店員さんたちは、お客さんが来るたびに全員で「Hello!」とお出迎え。

ここのカクテルメニューは毎週変えるという挑戦をしていて、この日は219週目でオリジナルのカクテルは6種用意。初めて来たと伝えるとマスターが一つひとつ丁寧に説明してくれます。「C-Dragon」というカクテルがとても美味しくて、幸せ気分。飲んでいると気づけばテーブルに予約の名前を手書きで書いてくれていて、粋な接客に嬉しくなります。カクテルは美味しいし、店内の雰囲気はかっこいいし、スタッフさんは元気で優しく気遣いも最高。店内はお客さんでいっぱいの、人気店です。

Sago House 基本データ

<住所>37 Dixton Hill
<TEL>+65 8874 9936
<営業時間>18:00~24:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>Maxwell駅から徒歩で約6分
<バス>Aft Craig Rdから徒歩で約5分

とっておきのルーフトップバー「Smoke & Mirrors Bar」から夜景を一望

シンガポールの夜をエンジョイするために訪れたのは、National Gallery Singaporeのルーフトップに君臨するバー「Smoke & Mirrors Bar(スモーク アンド ミラーズ バー)」。ここでは、博物館という場所にちなんだアートなテーマのカクテルも楽しめます。接客も素晴らしく、Marina Bay Sandsをパノラマで一望できる景色も最高。深めのソファが多く、まったり長居してしまいます。

ここでは「Zen Voyage」という名の、“禅”からインスピレーションを得たようなカクテルを注文。ライムやメロンの風味がベースのカクテルで、とても爽やかで飲みやすい1杯。おつまみにシーザーサラダとシンガポールの屋台の味、チキンサテーもオーダーしました。チキンサテーがお酒にほんとよく合う。素晴らしい景色とルーフトップならではの気持ちのいい夜風のおかげで、お酒が進みます。

Smoke & Mirrors Bar 基本データ

<住所>1 St. Andrew’s Rd, #06-01 National Gallery Singapore
<TEL>+65 8380 6811
<営業時間>月~水 18:00~24:00
木~土 18:00~25:00
日 17:00~24:00
<休業日>無休

行き方・アクセス

<電車>City Hall駅から徒歩で約6分

男ともだち旅におすすめの、クリエイティビティが冴えわたるシンガポール

澤村洋兵’s Voice「行く前までのシンガポールのイメージは、ラグジュアリーな雰囲気に包まれた街にリゾートにマーライオン!という印象でしたが、実際は想像以上にクリエイティブなコトやモノを楽しめる国でした。新しいものと古き良きものが融合した街並みがとても興味深く、自分の京都が好きで住んでいる理由と近いものを感じて驚きました。また、シンガポールの人々は、コーヒーショップでもBARでも建築でも、新しいことに挑戦している人々が多いという印象。彼らと話せたことで、ただ旅を楽しむだけじゃなく、クリエイターとしてもたくさんの刺激を受けました。
写真を撮っていて楽しかったエリアは、Little Indiaです。観光客より地元の人が多いせいか異国情緒に溢れ、日本では味わえない雰囲気です。街並みもカラフルでおもしろくて、もっとじっくりと撮影してみたかった。
とても好みだったAlchemistのコーヒーとSago Houseのカクテルは忘れられません。必ずまた訪れたいスポットですね。どちらもお店の雰囲気も好みで、誰か連れて行って教えてあげたい!と思うほど。それと、もちろん名物チキンライスにも胃袋を掴まれました。ほんとに多くの国の文化が入り混じっているので、食が特に楽しい。アートも観光も食も、ぜひローカルをメインに旅を体験してほしいです」。

シンガポール政府観光局
シンガポール政府観光局 Instagram

澤村洋兵が使ったNikon Zシリーズ

・Zf
・NIKKOR Z 17-28mm f/2.8
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・NIKKOR Z 40mm f/2

Nikon WEB

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