大きな獅子殿が有名な「難波八阪神社」。インパクト抜群の獅子殿は、高さなんと12m。奥行き、幅ともに7mもあり、難波八阪神社の顔となっています。
創建年月日は資料に残されておらず不明ですが、1945年の大阪大空襲で社殿が全て焼失。現在の本殿は1974年に完成し、獅子殿も同じ年に建てられました。
難波八阪神社のご祭神は、素戔嗚尊(スサノヲノミコト)、奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子命(ヤハシラミコノミコト)。ご利益は、素戔嗚尊が厄除け・疫病退散・商売繁盛・農耕殖産。奇稲田姫命が縁結び・夫婦円満・安産です。近年では獅子の大きな口が邪気を飲み込み勝運を招くと言われており、全国から参拝に来る人が絶えません。
獅子殿は鉄骨・鉄筋コンクリート造りで、一部木造も取り入れられています。獅子殿の目の周りと歯は真鍮製で、インパクト大。また、目はライト、鼻はスピーカーとなっており、機能性も抜群!大きな口の中の上側にあたる天井には、全て手彫りで鳳凰の彫刻が刻まれています。
難波八阪神社には、鯛の形をした一年安鯛(一年安泰)「鯛みくじ」や、恋と鯉をかけた「恋鯉みくじ」、末広にかけた「扇子おみくじ」、「だるまおみくじ」など、種類豊富なおみくじが用意されています。お守りも種類が多く選ぶ楽しさがあり、女性には特に人気です。
2001年には大阪市で初めての無形民俗文化財に指定された難波八阪神社。道頓堀や心斎橋など徒歩圏内にあり、アクセスも◎。迫力満点の難波八阪神社、大阪観光のルートに組み込むのはいかがでしょうか?
難波八阪神社/大阪府
難波八阪神社基本データ
<住所>大阪市浪速区元町2-9-19
<TEL>06-6641-1149
<営業時間>6:30〜17:00
行き方・アクセス
<車>国道26号線元町3丁目北を西へすぐ
<電車>
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」から約6分
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から約7分
南海電鉄「なんば駅」から約6分
世界中のフォトスポットを地図で!
※ 本記事内のすべての個人写真は、アカウント所有者より許可を得て掲載しております。