第2回はChihiroのお気に入りのオーストラリアをご紹介
第2回はプロトラベラーのChihiroのお気に入り「キャンベラ」と「メルボルン」。キャンベラはシドニーから飛行機で1時間弱、またはメルボルンから1時間30分、都市計画に基づいて作られた機能的で美しいオーストラリアの首都。そしてメルボルンは、日本から直行便が運航されていて、シドニーに次ぐオーストラリアの第2の都市です。どちらも自然を身近に感じながら、建築物やアート、グルメも楽しめる、おしゃれな街。カルチャー&コーヒー好きなChihiroのハートをキャッチした、2つの都市の魅力と見どころをお届けします!
クリーンで美しい!オーストラリアの首都「キャンベラ」
オーストラリアの首都特別地域、キャンベラは近代的な建物が建ち並び、道路も整備されていて、とてもクリーンな印象。美術館なども多く、アートを満喫できて、博物館や図書館ではオーストラリアの歴史や文化について知ることもできます。私が訪れたのは、南半球では夏にあたる12月で、日中は過ごしやすい気温と湿度で、行動しやすかったです!
スタイリッシュな建築や充実したアートを満喫
オーストラリアの首都だけあって、国会議事堂など政府関係の建物が多いなというのが第一印象。道幅も広いし、中心地にある公園も広いし、とにかくいろいろなものの規模が大きくて、驚きました。建物ひとつひとつが大きくて、デザインもかっこよくて、絵になります。写真はオーストラリア国内で最大規模の国立図書館「National Library of Australia」。
キャンベラにステイしたらTO DOリストに入れるべきスポットは、バーリー・グリフィン湖岸にあるオーストラリア国立美術館「National Gallery of Australia」。私は屋外のギャラリーにあった、アメリカ人アーティストが手掛けたインスタレーション「Within without」の不思議な空間が好きでした。ここはカップルにも人気のフォトスポットみたいです。
熱気球フライトで空から眺めるサンライズに感動
一番、思い出に残っているのは熱気球(ホットエアー・バルーン)体験。早朝集合のツアーに参加して、朝日が昇るタイミングで出発。気球を飛ばす場所まではトレーラーで移動するのですが、子供のときにトラックの後ろの荷台に乗って喜んでいたことを思い出して、楽しかったです。上空まで行くと、朝日に照らされたキャンベラの街がとてもキレイで、シャッターを切る手が止まりませんでした!団体ツアーだったので、いろいろな国の人たちと交流できたのもよかったし、最後にみんなで気球を片づける作業も楽しくて、大満足!
サイクリングしながら、のんびりと名所クルーズ
キャンベラ市内は、ひとつひとつの観光スポットが少し離れているので、車があると便利。道幅も広く運転しやすいと思います。もしゆっくり時間がとれるなら、サイクリングを楽しむのもオススメの過ごし方。私が滞在していたホテルでは自転車が借りられたので、中心部にある大きな公園までサイクリングしてみました。公園の真ん中にある湖を眺めながら、日が沈んでいく時間帯をここで過ごしました。空気や風が心地よかったです。
フォトジェニックなフードに出会える!注目のグルメシティ
グルメな街としての評判がぐんぐん上昇中のキャンベラ。ぜひ行ってみてほしいのが、オーストラリアの人気コーヒーチェーン「ONA Coffee」。マヌーカエリアにあるショップは、開放的な店内と自然光が降り注ぐオープンテラスの席が印象的。朝から地元の人や観光客で賑わっていました!特に忘れられないのは、フレッシュなオレンジがたっぷりのったトースト。味ももちろん、とても美味しく、見た目も華やかで被写体としても大活躍!
そして私のイチオシは、リーズナブルで美味しい!キャンベラの人気ハンバーガーショップ「Brodburger」。「Capital Brewing Co.」というビール工場に併設されていて、店内も素敵な空間でした!これぞ海外サイズ!と言わんばかりの大きなハンバーガーは、直火焼きのパテがとってもジューシー。シェアをオススメします(笑)。
ヴィーガンの人が多いイメージのオーストラリア。私が立ち寄ったキャンベラのカフェにも必ずといっていいほど、ヴィーガンメニューがありました。私自身は、ヴィーガン料理は味が物足りない感じがして、ちょっと苦手なのですが、イーストレイク パレードエリアにある「Local Press Café」でいただいたヘルシーフードは、野菜やフルーツが新鮮で、とても美味しかったのを覚えています。
このエリアはダイニングスポットが充実しているので、次回訪れるときはゆっくり散策しながら、カフェ巡りしてみたいです。
豊かな自然や野生動物とのふれあいも楽しい!
キャンベラは女子旅にもオススメですが、お子さんがいるファミリーにもよさそう。大きな公園でリラックスして過ごしたり、熱気球体験したり、ちょっと郊外まで足をのばすだけで豊かな自然を楽しめます。私は「キャンベラ・シークレット・ツアーズ」というオプションツアーに参加したときに、野生のカンガルーに遭遇しました!ツアーを引率してくれた方が教えてくれた、“カンガルーに近づく方法”が初耳だったので、おもしろかったです!現地を訪れたときには、ぜひツアーに参加して教えてもらって!
カフェ好きを夢中にさせるおしゃれシティ「メルボルン」
私のもうひとつのお気に入りの街は、世界でもっとも住みやすい都市として知られるメルボルン。数年前、どこに行こうか考えているとき、ストリート文化とコーヒー文化が盛んで、ここには私の好きが詰まっている!と思って、旅先に決めました。実際に行ってみると、理想通りの街並み!「フリンダースストリート駅」や「メルボルン・セント・パトリック教会」のようなヨーロッパ調のクラシカルな建物が、ロンドンと雰囲気が似ているなと思います。
ストリート散策はアート巡りのような感覚
ストリートカルチャー、アート、シティが、上手く融合しているメルボルン。そのバランスがすごく好きでした!特にお気に入りなのは「AC/DC Lane」や「Hosier Lane」などのウォールアートストリート。日本ではウォールアートは落書きみたいな感覚がありますが、メルボルンでは高級ブティックの隣でも、壁一面にグラフィティが描かれていて、むしろひとつのアート作品のようです。
アートや文化の発信地として知られるフィッツロイのエリアは、古着屋さんもたくさんあって、街散策をしていて楽しかったです!海外に行くと、各地の「Aesop」の店内を見るのが好きなのですが、「Flinders Lane」にあるお店も、内装がものすごくかっこよかったのが印象に残っています。
世界に名高い絶品コーヒーを味わい尽くす!
「カフェ天国」といわれるオーストラリアで、コーヒー文化をリードするメルボルン。自分たちで豆を買い付けて、焙煎し、入れ方にもこだわる“スペシャルティコーヒー”も、メルボルンにあるカフェがパイオニアなんだそう。クオリティが高くて、美味しいので、味と風味を噛み締めながら、大事に飲みました!
南半球でもっとも大きいオープンエアの市場「Queen Victoria Market」に行ったら、「Market Lane Coffee」にも立ち寄ってみて!Take awayがメインのお店ですが、記憶に残る美味しさで、カップのデザインも可愛い!あとメルボルン・グルメで忘れてはいけないのは、フィッツロイの行列のできるクロワッサン専門店「Lune croissanterie」。世界一のクロワッサンといわれるだけあって、絶品なので、並んでも買うべし(笑)。
今回は、都会的な魅力がたっぷりのキャンベラとメルボルンをご紹介しましたが、都市によって街並みが変わるのもオーストラリアのおもしろさ!まるで違う国に来ているような感覚になります。そして、なんといってもオーストラリアは自然の宝庫!見たことのない景色がいっぱいです。いつか西海岸のパースからピンクレイクまでRoad tripしてみたいし、東海岸のケアンズ、バイロンベイやホワイトヘブンビーチにも行ってみたい。素敵な風景にたくさん出会えるオーストラリアは行きたい場所がつきません!
Chihiroのお気に入り「キャンベラ」と「メルボルン」
クリーンな雰囲気が新鮮なオーストラリアの首都キャンベラと、カルチャーの中心地メルボルン。アートやグルメを満喫しながら自然にもふれられる、おしゃれシティがChihiroのお気に入り。どちらの街も、都会の刺激も味わいたいし、チルな時間も過ごしたい、そんな欲ばりな旅を楽しみたい人にぴったりですね。
「#思い出のオーストラリア」第3回は9月30日(水)更新!プロトラベラー羽石杏奈の思い出のスポット、タスマニア島とゴールドコーストをお届けします!