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日本にもあった!自然が生み出した“ハートレイク”「豊似湖」

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北海道えりも町には、上空から見るとハート形をしている「ハートレイク」と呼ばれる湖、「豊似湖(とよにこ)」があります。とても綺麗なハート形をしていますが、自然が生み出した形というから驚きです。まるでジブリの世界に迷い込んだかのような豊似湖について紹介します。

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いつかは生で見てみたい!ハートレイク

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北海道にある総面積103,447haの広大な自然公園、「日高山脈襟裳国定公園」。国定公園としては日本最大の広さで、日本国内で最も原始的な自然を残しています。
その公園内にある唯一の自然湖が「豊似湖」。
周囲約1kmの、土砂崩れなどによってできたせき止め湖です。

上空から見たその形から「ハートレイク」や「馬蹄湖」とも呼ばれています。

北海道土産の代名詞「白い恋人」のCMでハートの湖として一躍有名になりました。あまりにも綺麗なハート形だったので、本物とは思っていなかった人もいたのだとか。

縁結びの湖としても知られており、上空からハート形を見ることができれば、恋愛成就するというパワースポットでもあります。

神秘的な湖で大自然をたっぷり感じる

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豊似湖はあまり観光地化されていないので、秘境のような神秘的な雰囲気があります。大自然のエネルギーを感じてリフレッシュできそう。

ハートレイクに行くまでは、国道から車1台がぎりぎり通れるような未舗装の林道を約10km走って、駐車場に車を停め、足場の悪い林の中を約200m歩きます。

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豊似湖とその周辺には普段なかなか見ることのできない生物が生息しているので、道中での出会いも楽しみのひとつ。
エゾシカやエゾリスなどが生息しています。また、ニホンザリガニやナキウサギなどの希少生物の生息も確認されています。ナキウサギは「氷河期の生き残り」といわれ、「ピキッ」や「ピーッ」といった甲高い鳴き声が聞こえたら近くにいる合図です。

一方で、ヒグマも生息しているので注意が必要です。

紅葉のシーズンは木々が色づき、景色が一変

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10月中旬頃には紅葉が見頃になり、赤や黄色に染まった木々の中に、青空が反射したブルーの湖が映えて、とても綺麗です。
紅葉の時期に期間限定で実施されている、ヘリコプター遊覧飛行を利用してみるのもおすすめです。
冬は除雪作業をしていないため、豊似湖へ続く林道は通行止めになっています。夏〜秋にかけて訪れるのがベスト。

ぜひ生で上空から「ハートレイク」を見る計画を!実際に見たら幸せな気持ちになれること間違いなしです。

豊似湖(とよにこ)/北海道<日本>

出典: hirokingraphy

北海道幌泉郡えりも町字目黒地内
<行き方・アクセス>
車:えりも町中心部から黄金道路(国道336号線経由)を広尾方面へ。目黒地区を経由して車で約120分
電車:JR日高線「様似駅」から車で120分

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