南瓜や水玉、網目模様…“前衛の女王”の世界にどっぷり浸れる「草間彌生美術館」

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世界的に注目を集め、「前衛の女王」と呼ばれるまでの存在になった、草間彌生(くさまやよい)。
幼い頃より悩まされた幻覚や幻聴から始まったという、草間彌生の創作世界は、南瓜(カボチャ)や水玉などのモチーフを使い、強いメッセージ性をもっています。
そんな彼女のアート作品にどっぷり浸れるスポットが、東京・早稲田にある「草間彌生美術館」です。

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草間彌生のアートをまるっと堪能できる美術館

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2017年10月に開館した「草間彌生美術館」。館内に展示されているのは、もちろんすべてが草間彌生の作品。
年に2回程度、テーマを変更して開催される企画展によって、展示される作品は様々。
チケットはWEBでの前売券のみ、完全予約制で、発売開始から数分で売り切れることも珍しくない人気のスポットです。

訪れたら、まず注目したいのが美術館の外観。丸味を帯びた特徴的な白いビルのエントランスにある、ガラス一面の水玉模様がすでに草間彌生ワールド全開です。

展示作品をご紹介(過去の企画展を含む)

「PUMPKIN」2015年制作

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草間彌生といえば、南瓜モチーフの作品。
上の写真のマルチカラーの水玉がかわいいメタリックな南瓜のオブジェは、過去に開催された「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」展や、「集合の魂たち」展などで展示されました。

「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」2017年制作

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“ミラールーム”と呼ばれる体感型のインスタレーション作品も、草間彌生の代表的な作品シリーズです。
この作品は、草間彌生美術館の展示のために制作されたもの。
暗い室内で明滅する水玉模様のかぼちゃの周りが鏡になっているので、反射により無限にあるように見えます。

「天空にささげたわたしの心のすべてをかたる花たち」2018年制作

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日本初公開や世界初公開作品のみで構成する企画展「我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである」で5階にある屋上ギャラリーに展示された作品。
ここだけで見られる作品があるのも、草間彌生美術館ならでは。

「永遠に続く女の魂」2019/2020年制作

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こちらも企画展「我々の見たこともない幻想の幻とはこの素晴らしさである」で、1階エントランスに展示されたアルミニウム鋳造で形づくられた作品。
離れたところから見ると微生物のようにも見えますが、女性の横顔が連続しています。

「フラワー・オブセッション」2017/2020年制作

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企画展では参加型の作品が展示されることも。
この作品は、草間氏が自伝でも語っている、テーブルクロスの花柄が次第に空間のなかに増殖していくという幻覚を追体験できる作品。来場者は、花のステッカーか造花を部屋に持ち込み、好きな場所に貼り付けることができました。

「無限の鏡の間─宇宙の彼方から呼びかけてくる人類の幸福への願い」2020年制作

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この作品は、企画展のために制作された新作のミラールーム。
4色のLEDライトが鏡張りの空間で明滅し無限に反射する没入型の作品です。
まるで宇宙のどこかに迷い込んだような不思議な気分になれる空間は、SNSを中心に話題となりました。

「マンハッタン自殺未遂常習犯の歌」2010年制作

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草間彌生自ら作詞・作曲した曲「マンハッタン自殺未遂常習犯の歌」を歌うビデオ・インスタレーション作品。
幻覚体験を歌う映像が左右の合わせ鏡に映り、無限に続くかのような作品はインパクトあり、草間ワールドに引き込まれます。

美術館なので、フラッシュや三脚は禁止。写真やビデオ撮影は一部のみ許可されています。
ルールを守って、楽しくアート鑑賞を楽しんでください。

※今回紹介した作品は、企画内容により展示されてないことがあります。

草間彌生美術館(Yayoi Kusama Museum)/東京都<日本>

出典: murayu_12

東京都新宿区弁天町107
<開館時間>11:00~17:30
※入場は日時指定の完全予約・定員制(各回90分)。
<休館日>月・火・水
<観覧料>
一般 1,100円(税込)
小中高生 600円(税込)
<行き方・アクセス>
東京メトロ東西線「早稲田駅」出口1から徒歩約7分。
都営地下鉄大江戸線「牛込柳町駅」東口から徒歩約6分。
都営バス 白61、バス停「牛込保健センター」または「牛込弁天町」より徒歩すぐ。

草間彌生美術館 公式WEB

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