第3回ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワードの最優秀賞
「第3回ディオール ヤング フォトグラフィー&ビジュアル アーツ アワード」は、オランダの写真家ヴィヴィアン・サッセン審査員長を始め、レイチェル・ローズ(ビジュアル アーティスト、米国)、マヤ・ホフマン(リュマ・アルル創始者および代表)、エマ・ラヴィーニュ(パレ・ド・トーキョー館長)、ヘレナ・クリステンセン(トップモデルおよびフォトグラファー、デンマーク)、サイモン・ベーカー(ヨーロッパ写真美術館館長)、そして、ジェローム・ピュリス(パルファン・クリスチャン・ディオール インターナショナル コミュニケーション ディレクター)で構成された審査会により、リモートでの審議が進められました。
厳正な審査を経て、「FACE TO FACE」というテーマのもと、特に審査員に訴えかける作品を制作したパメラ・トゥリゾ。
ヨハネスブルグ在住コンゴ出身の若い写真家は、「ダブル アイデンティティー」と題したシリーズを通じて、アフリカ人女性が抱えるアイデンティティーの豊かさと葛藤を探ります。パワフルな表現や極めて鋭い視点、そして力強さを喚起させる、13作品からなる彼女のカラー セルフポートレイト作品は、全ての審査員の心を掴みました。
ルマ・アルルのウェブサイト、そしてルマ・アルルと メゾン・ディオールのそれぞれのインスタグラムアカウントにて、優勝者パメラ・トゥリゾの写真作品を含む全ての受賞作品をデジタル展覧会形式で観ることができます。
最優秀賞受賞者 パメラ・トゥリゾ
出身校:マーケット フォト ワークショップ(南アフリカ/ヨハネスブルグ)
1993年コンゴ民主共和国ブカウに生まれ。ジャーナリズムを学んだ後、南アフリカ・ヨハネスブルグのマーケット・フォト・ワークショップに入学。2019年卒業。女性のアイデンティティーの問題をテーマに創作。
受賞者のパメラ・トゥリゾには、メゾン・ディオールから1万ユーロが賞金として授与される他、作品制作が依頼されます。
最優秀賞、審査員特別賞のインタビュー
最優秀賞
パメラ・トゥリゾ(フランス語)
マーケット・フォト・ワークショップ(南アフリカ/ヨハネスブルグ)
審査員特別賞
ハイグアン・リ(中国語)
アカデミー・オブ・ファインアーツ(ドイツ/ライプツィヒ)
アンナ・マリア・クレツェル(英語)
アカデミー・オブ・ファインアーツ(ドイツ/ライプツィヒ)
神谷 拓範(日本語)
京都造形芸術大学(日本/京都)
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