20世紀を代表するファッション写真の巨匠、ヘルムート・ニュートンの作品がTシャツに。「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」のアートなフォトTの魅力

「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」は、世界的な著名フォトグラファーのアート作品やネガフィルムを所蔵する、ロサンゼルスにある「INTERNATIONAL IMAGES」とのパートナーシップにより、2021年からスタートしたブランド（※2022年秋に「THE INTERNATIONAL IMAGES COLLECTION ジ インターナショナル イメージズ コレクション」より名称変更）。通常では使用することが難しい貴重な写真やアート作品を用いて、ハイクオリティなファッションアイテムを展開することを得意としています。
特に、著名なフォトグラファーの作品がプリントされたフォトTは大注目のアイテム。
中でも、バニーガールやハイヒールなど、女性の美しさを追求した写真家、ヘルムート・ニュートンの作品をプリントしたTシャツには、物欲を刺激されること間違いなしです。

「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」のフォトTのプリント工程はとても手が込んでいます。日本国内トップクラスの工場において製版、写真のテイストやムードに合わせ、版の大きさを変えたりインクの調合を変えたりしています。
インクの色は、白と黒だけではなく、緑色も入っているので、まるでネガフィルムのセピアのような色合いが表現され、そのクオリティは、ギャラリーに展示されているアート作品と遜色ないと言われるほどの仕上がりです。

「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」のフォトTの生地は、「40/2（ヨンマルソウ）」と「MARSHMALLOW FABRIC（マシュマロ ファブリック）」の2種類。
「40/2」は、40番手の双糸を使用した生地。細い糸を使用していて、表面にツヤがあり、とても滑らかな質感。
2層の生地を接結させ一枚に仕立てた「MARSHMALLOW FABRIC」は、マシュマロのようにふんわりとしていてスウェットのような質感です。

どちらもコットン100%で着心地抜群。スタンダードなシルエットなので、ジャストサイズを選んでシンプルに着こなすのもよし、オーバーサイズで主張してもよし。肌寒い季節は、ジャケットやざっくりとしたニットカーデとレイヤードして甘辛なコーデを楽しんでも◎。
上質なデザインなので、おしゃれにオールシーズン活躍できます。

ヘルムート・ニュートンは、「20世紀を代表する巨匠」「ファッション写真の革命家」などと評されるファッションフォトグラファーの巨匠。
「VOGUE」「Harper's BAZAAR」をはじめ、一流のファッション誌で撮り下ろされた作品は、"フェティッシュでエロティック"と"クールでスタイリッシュ"が共存する独自のスタイルを確立。
タブーや批判を気にせず、自分の表現したいものへの自由を貫く姿勢は、今でも世界中のクリエイターを刺激し、多くの⼈々を魅了し続けています。

「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」のオリジナル写真に忠実なフォトTは、カメラや写真好きはもちろん、ファッション好きの人にも、センスの良さをアピールできます。
プリントされたヘルムート・ニュートンの作品を紹介するので、気になる一枚をぜひ手にいれて。

1975年に撮影されたElsa Peretti（エルサ・ペレッティ）。「Tiffany（ティファニー）」を支えたジュエリーデザイナーとして知られ、そのモダンで有機的なフォルムのデザインの数々は、大英博物館やボストン美術館などに展示されています。
1974年よりTiffanyのモダナイズに貢献しながら、アメリカンブランド「Halston（ホルストン）」やヘルムート・ニュートンのモデルを務めるなど、モデルとしても活躍。
この写真は、Halston製のコスチュームであるPlayboy Bunnyを着用し、昼11時にニューヨークの摩天楼で撮影されたもの。覗き見的要素があると言われ、周囲にある全ての高層ビルの窓から、強い視線がエルサに注がれているのを想像させるような作品です。
ヘルムート・ニュートンの作品の中で最も象徴的なイメージとも言われている本作は、1976年のVogue Parisと、ヘルムート・ニュートン作品集第一作「White Women」にて紹介され、その後も広く出版化されました。

1983年の作品。ヘルムート・ニュートンがフランスを離れて移り住んだモナコで撮影された写真『ハイダイブ・モナコ』。
躍動感のある作品ながら、モノクロなので落ち着いた印象。

こちらも1983年にモンテカルロで撮影された写真。ヘルムート・ニュートンが全身ポートレートの撮影スタイルから離れて、ラインやフォルムなど抽象的なイメージの追求に移行した作品。
被写体は、オーダーメードシューズで知られるフランスブランド「Walter Steiger（ウォルター ステイガー）」製のヒール。Walter Steigerは、Oscar de la Renta、Nina Ricci、KENZO、Chloéなど、多くのビッグメゾンとコラボしています。本作は、ドイツ・ベルリンにあるアートギャラリー「Kicken Berlin」に展示されました。

歴史的な海辺の町モンテカルロの華やかさや、その魅力に対する敬意が表されている作品。
彼の作品では、もはや普通とされている、女性のヌード像とは対照的なイメージが特徴。

1920年 ベルリン生まれ。ユダヤ人迫害を逃れオーストラリアで市民権を獲得。
オーストラリア版「VOGUE」の仕事を手始めに頭角をあらわす。
1962年からパリへ。フランス版「VOGUE」で認められ、ファッション写真家として活躍。
1970年に心臓発作を起こし、創作的な仕事に専念。
早くから映画やドラマからの着想が滲んでいたニュートンの写真は、次第にヨーロッパ上流階級や社交界をシチュエーションに、性的退廃、フェティシズムを濃厚に取り込んだ演出で強いオリジナリティを形成していく。
時にサドマゾ、露出狂なども連想させるイメージはポルノぎりぎりとも言われたが、その技術と戦略は卓越しており、1976年「White Women」、80年代の「Big Nudes」シリーズなど名作写真集を通してアーティストとしての評価を不動のものにした。
2004年にハリウッドで事故死。

ヘルムート・ニュートンの作品を大胆にプリントした「THE INTERNATIONAL ART COLLECTION」のフォトT。
存在感がありながら、洗練されたデザインなので、どんなコーデに合わせても、さりげなくスタイリッシュな大人の着こなしを楽しめます。

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