企画展「澄川喜一 そりとむくり」
東京スカイツリー®のデザイン監修でも知られる、抽象彫刻のパイオニア・澄川喜一(すみかわ・きいち/1931年生まれ)の首都圏の公立美術館で開催される初の大規模個展。最新作を含む約100点の作品・資料によって、60有余年におよぶ創作活動の全貌をあらためて回顧します。
横浜美術館の澄川喜一展特設サイトから、スペシャルコンテンツとして「アトリエ訪問記」や「教えて澄川先生」、動画「本展関連イベント記念対談 澄川喜一×深井隆」などが楽しめます。
横浜美術館コレクション展「横浜美術館の西洋美術 木版挿絵からボルタンスキーまで―絵画・版画・写真・彫刻」
横浜美術館で初めての「西洋美術だけ」のコレクション展を開催。
横浜美術館所蔵の西洋作家による絵画、版画、彫刻約1,000点と写真コレクションの中から約260点を、美術史の流れに沿ってご紹介。
16世紀グラーフの木版挿絵、セザンヌ、ピカソ、ブランクーシなどフランス近代美術、ダリ、マグリットなどのシュルレアリスム作品群から現代のボルタンスキーに至る西洋美術500年の歴史をたどりながら、美術における手仕事と写真の豊かな関係をお楽しみください。
2020年2月15日(土)~5月24日(日)
横浜美術館コレクション展ウェブサイトにて、展覧会の見どころや解説を読めます。
また、Youtubeで学芸員によるピックアップ作品解説が楽しめます。
New Artist Picks「柵瀨茉莉子展|いのちを縫う」
将来活躍が期待される若手作家を紹介する小企画展「New Artist Picks(NAP)」。
今回は作家、柵瀨茉莉子(さくらい・まりこ/1987年生まれ)の個展を開催。
柵瀨は一貫して「縫う」ことを表現手段とし、主に木片や木の葉、花びらといった自然物を素材に制作してきました。それはひと針ずつ素材を縫うという手作業を通して、自然物に刻み込まれた時の記憶を辿り、その記憶を目に見える形で留める行為と言えます。
本展では、これまでの作品の展開を追うとともに、生まれ育った佐島(神奈川県横須賀市)を舞台とした作家の個人史をテーマに新作を発表します。
横浜美術館 公式サイトから、展示風景や作家インタビュなどが楽しめます。
企画展「ヨコハマトリエンナーレ2020」
ヨコハマトリエンナーレは、横浜市で3年に一度開催する現代アートの国際展。
ヨコハマトリエンナーレ2020では、「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」と題し、目まぐるしく変化する世界の中で、大切な光を自ら発見してつかみ取る力と、他者を排除することなく、共生のための道を探るすべについて、皆と一緒に考えます。
本展を企画するのは、ラクス・メディア・コレクティヴです。
今回は、通常の展覧会だけでなく、2019年11月からスタートし、横浜にとどまらず広く海外でも開催する「エピソード」と呼ぶイベントの2部構成からなります。そこに、思考の出発点(ソース)を共有するための「ソースブック」と名付けた書物を加え、世界に対する認識を拡張していくことを試みます。
詳しくは、「ヨコハマトリエンナーレ2020」公式サイトでご確認を。
ニュースの出典元:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団