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<富山- イナガキヤスト>OM SYSTEM OM-5で撮る心揺さぶる地元の情景 vol.6

6名のフォトグラファーが、こよなく愛する地元の心揺さぶられるようなシーンを撮り下ろし!
使用機材は、防塵・防滴で、どこにでも気軽に持ち歩ける小型軽量ボディーに、強力な5軸手ぶれ補正や多彩な表現が楽しめる撮影機能を備えたミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-5」。そして、小型軽量ながら高画質な撮影を可能にするレンズ「M.ZUIKO PRO」と「M.ZUIKO」シリーズ。その地に住んでいるからこそ切り取れる「地元の情景」の作品とともに、「OM SYSTEM OM-5」の使用感や機能、「M.ZUIKO PRO」シリーズの魅力など、お気に入りのポイントを紹介します。
6人目は、何度見ても富山ならではの海と山の景色に心奪われると話す、写真家のイナガキヤストさんです。

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写真をはじめたから魅力に気づくことができた地元「富山」

生まれも育ちも富山で、小さい頃はずっと「地元には何もない」と思っていた、というイナガキさん。「子どもが生まれたのをきっかけに写真をはじめ、地元の富山の風景はもちろん県外の風景を撮るようになり、富山にしかない魅力に気づきはじめました」。
そんなイナガキさんが考える地元・富山の魅力とは?「海もあって山もあるところです。富山は特殊な地形をしているので、富山湾の海越しに3000m級の山々を望むことができます。こんな場所は、世界中探してもなかなかないそう。普段生活している多くの場所から立山連峰が見えるのは、富山ならではの景色です。3000m級の山々が壁のようにそびえ立っている光景はとっても美しく、何度見ても心奪われます。 以前の自分と同じように『富山には何もない』と思っている人が多いので、写真を通して地元の人が富山の魅力を再発見したり、県外の人が富山に興味を持ってくれたらいいなと思っています。今回の撮影では、コンパクトなOM-5のおかげでいつも以上にたくさん写真を撮ることができました。撮った写真を見返すと、やはり立山連峰に守られるように生活しているのだと実感します」。 イナガキさんがOM-5で切り取った「地元の情景」をお楽しみください。

イナガキさんがOM SYSTEM OM-5で切り取った富山の情景

女岩と立山連峰の組み合わせに惹かれて

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 焦点距離:150mm(35mm判換算 300mm) 絞り:f/16.0 SS:1/160秒 ISO感度:200

【Scene】
雨晴(あまはらし)海岸で撮影。「雨晴海岸の象徴でもある女岩(めいわ)と立山連峰の組み合わせが素敵で、よく撮影に行くスポットです。天候によってはここまで寄って撮れない日もあるのですが、撮影日は少し穏やかで、海沿いから撮影できたので、水しぶきがはねた瞬間を狙いました。手前から波、女岩、剱岳(つるぎだけ)と中心に重なっているのがお気に入りです」。

【Shooting】
「圧縮効果を使って背景の剱岳をできるだけ大きく表現したかったので、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを選びました。OM-5の防滴性能のおかげで、海沿いでも安心して撮影に挑めましたし、望遠ズームレンズをつけても軽くてコンパクトなので、手持ちで簡単に撮影できたのも、良かったです」。

どこか懐かしい光景が日常的に見られるスポット

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 焦点距離:45mm(35mm判換算 90mm) 絞り:f/16.0 SS:1/200秒 ISO感度:200

【Scene】
イナガキさんの地元、射水市の新湊地区にある内川で撮影。「運河に船が停泊している、お気に入りの撮影スポットです。“日本のベニス”とも呼ばれ、どこか懐かしい光景が日常的に見られるので、よく撮影に行きます。この日は晴天で空気も澄んでいたので、立山連峰がとても綺麗に見えました。町並みと立山連峰の組み合わせがお気に入りです」。

【Shooting】
「この日は、広く広角で撮った写真と少し寄った感じも撮りたかったのでM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROを選びました。 町並みや路地は広角側が便利ですが、運河越しの立山連峰を撮るには中望遠まであるこのレンズを持ちだして良かったと感じました。とてもコンパクトで取り回しがきくので、いつも以上に色んな構図やシーンを撮影することができました」。

剱岳をダイナミックに表現

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 焦点距離:150mm(35mm判換算 300mm) 絞り:f/11.0 SS:1/320秒 ISO感度:200

【Scene】
奈呉の浦大橋(なごのうらおおはし)から、新湊大橋を撮影。「奈呉の浦大橋は地元の人しか通らないような場所ですが、日本海側最大級の斜張橋でもある新湊大橋と立山連峰を撮影できるスポットです。自然と人、自然と人工物を撮るのが好きなので、よく撮影に行く好きな場所です。新湊大橋と立山連峰の組み合わせがとても素敵です」。

【Shooting】
「圧縮効果を使って背景の剱岳をできるだけ大きく表現したかったので、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを選びました。新湊大橋と剱岳を中心にして剣岳をダイナミックに撮影したのがポイントです」。

日常に寄り添う路面電車の光景

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 焦点距離:106mm(35mm判換算 212mm) 絞り:f/13.0 SS:1/400秒 ISO感度:200

【Scene】
富山大橋で撮影。「富山市は車がなくても中心市街地を走っている路面電車で生活できると言われているくらい、路面電車が市民の日常に寄り添っています。立山連峰をバックにレトロな路面電車が走っているのが、とても富山らしいと感じて撮りました」。

【Shooting】
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROで撮影。「橋の上を歩いて撮影している中で、ちょうど良いタイミングで路面電車が通ったため、咄嗟に撮った1枚です。この日は荷物が多かったのですが、サッと構えることができたのはOM-5のコンパクトさゆえ。撮りたいシーンを逃すことなく収められました」。

全てのタイミングが揃った奇跡的な「春の四重奏」

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 焦点距離:50mm(35mm判換算 100mm) 絞り:f/11.0 SS:1/200秒 ISO感度:200

【Scene】
雪の積もった立山連峰、桜並木、菜の花、チューリップを楽しむことができる、朝日町の春の風物詩、あさひ舟川「春の四重奏」を撮影。「毎年撮りに行っている撮影スポットです。今年は桜の開花が早く、チューリップと菜の花が間に合わないかも?と言われていましたが、なんとか揃って撮影できました。四重奏が揃うかどうかはギリギリまでわからず、毎年ドキドキしています。桜が満開の時に雨が降ってしまうと綺麗な四重奏を見ることができないので、全てが揃うのは奇跡的な瞬間です」。

【Shooting】
「お花畑が1枚の中にギュッと詰まっているイメージにしたかったので、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを使って撮影しました。観光客がたくさん来ていたので人が少ない状況で撮影するのは難しかったのですが、たまたま人がいないタイミングが来て、その時にサッとカメラを出して撮影できました。やはり軽くてコンパクトだとシャッターチャンスに強いです」。

淡いグラデーションに染まった美しい立山連峰

撮影モード:マニュアル レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 焦点距離:45mm(35mm判換算 90mm) 絞り:f/11.0 SS:1/80秒 ISO感度:200

【Scene】
石動山(せきどうさん)南側の林道城石線(しろいしせん)にある城石線展望台に行く途中の風景を、山の中から撮影。「氷見市の象徴的な虻が島(あぶがしま)と立山連峰がパノラマに見えるスポットです。城石線展望台で見るより抜け感があり見晴らしが良かったのでお気に入りです。ちょうど太陽が沈むタイミングで、夕日が立山連峰をピンクに染めていて、とても美しい光景でした。手前の山が入っていることで奥行きのある写真に仕上がりました」。

【Shooting】
「手前の山、虻が島、立山連峰、空を入れるのに丁度良い焦点距離だったので、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROのレンズを使用しました。少し暗い夕暮れのシーンでもしっかり写り、扱いやすかったです」。

立山連峰をバックに走る“ポートラム”を動画に収めて

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レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

【Scene】
岩瀬運河で撮影。「この日は立山連峰がとても綺麗に見え、それをバックに走る“ポートラム”という愛称で呼ばれる、未来的なデザインの路面電車の車両を動画に収めようと挑戦しました」。

【Shooting】
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROで撮影。「OM-5はカメラを縦にして撮影した動画がそのまま縦向きで保存されるので、SNSにシェアする時にとても使いやすく、今後どんどん動画を撮ろうという気にさせてくれました」。

たくさんの船と立山連峰が見られるスポットを再訪

撮影モード:プログラムオート レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO 焦点距離:27mm(35mm判換算 54mm) 絞り:f/11.0 SS:1/640秒 ISO感度:200 アートフィルター:ドラマチックトーンⅠ

【Scene】
堤防で釣りをしている人が多い、水橋フィッシャリーナで撮影。「以前、立山連峰を撮影するロケの際に訪れて、たくさんの船と立山連峰が見られるスポットとして良いなと思っていたので再訪しました。立山連峰がとても綺麗に見える穏やかな日で、船が水面に反射して映り込み、クリアなリフレクション写真が撮れました。奥の剱岳までしっかり写っている解像度に注目して欲しいです」。

【Shooting】
「アートフィルターの“ドラマチックトーンⅠ”を使って撮影しました。コントラストがはっきりして山が綺麗に写るので、これで撮ろう!と決めておさえた1枚です。撮って出しのデータを使うことは少ないのですが、OM-5のアートフィルターを使えばすぐに雰囲気のある写真になるのが便利でした。普段仕上げる写真とは違ったイメージになる素敵なアートフィルターがたくさんあるので、撮っていてとても楽しかったです。撮って出しで使いたい人にはオススメの機能です」。

イナガキさんが「OM SYSTEM OM-5」を使ってみて感じたこと

「OM-5の第一印象はとてもコンパクトで軽い。そしてレトロなデザインがとても素敵だと感じました。カメラ本来の機能をいかしてシンプルに使うこともできますし、内蔵された多くの機能を使いこなすことで撮影表現の幅が広げられるシーンが多いなと感じました」。
イナガキさんが思うOM-5の魅力とは?「軽いのでさまざまな場所に持ち運びでき、シャッターチャンスを逃さずいろいろなシーンを切り取れることだと思います。今回お借りしたレンズを全部持っていっても、全く苦になりませんでした。カメラが大きいと持っていくかどうか迷って、せっかく買ったのに結局撮らなくなる。ということが起きがちですが、OM-5はとりあえずカバンに入れておこう!という気にさせてくれます。それでいて写りも本格的なので、充実したカメラのある生活を送れると思います」。
「キットレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは、日常の撮影に欲しい焦点距離がこれ一本で網羅できて、F4通しで使いやすかったです。解像度もありコンパクトで軽く、一本でお出かけするには最高のレンズだと思います。M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROはかなり望遠なのに、重量が軽いのが気に入りました。F2.8と明るいので、少し暗いシーンなどでも重宝します」。

「OM SYSTEM OM-5」商品情報

OM SYSTEM OM-5 12-45mm F4.0 PRO レンズキット

キット内容:
ボディー(カラー:シルバー/ブラック)
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
オープン価格

イナガキさんのお気に入りレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

F2.8の明るい絞り値のまま35mm判換算80mmから300mmの焦点距離をカバー。驚異的な解像力とやわらかな円形ボケで美しい画像を得られます。小型・軽量化を達成し、明るさ・機動性・近接性能、全てが最高レベルの望遠ズームレンズです。

希望小売価格:247,500円(税込)

「OM SYSTEM OM-5」の詳細、ご購入はこちら
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」の詳細、ご購入はこちら

イナガキヤスト プロフィール

フォトグラファー。1981年生まれ、富山県出身。写真を通して富山の魅力を発信する。「富山の本気」と題した風景写真がSNSで話題となり、現在はさまざまな団体から撮影依頼を受けている。

イナガキヤスト Twitter
イナガキヤストInstagram

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