That’s why I love it! コンパクトで持ち運びしやすく、旅にもぴったり
「PEN loverになったきっかけは、お仕事でPEN E-PL9をお借りしたこと。操作がわかりやすく、使い方も簡単なのに、本格的な機能が備わっているので、気軽にいろいろ試してみながら、カメラの仕組みを知ることができました。私は普段から、“目で見て、感じたままの素敵さを写真で伝えたい”という思いで撮っているので、色合いを変えすぎないようにしているのですが、PENで撮る写真の色ははっきり綺麗に出るところも自分のスタイルと相性がいいなと思っています。PENを使い始めてから物事を見る角度が変わり、そこら中に転がっているたくさんの"ステキ"を見つけるのが楽しくなって、写真を撮ることがもっと好きになりました!」というaiaiさん。
PENを使い続けている理由は?「まずデザインがおしゃれなこと。肩掛けしている時もかっこいい印象になりすぎず、ファッションの一部として馴染んでくれることがうれしいです。そして液晶モニターを見ながら画面をタッチするだけでピントを合わせて、シャッターを切ることができるなどの便利な機能はもちろん、本格的な写真が撮れるのにコンパクトで持ち運びしやすく、旅にもぴったり。身軽に旅をしたいから、撮りたい時にサッと撮りたい、でも撮影で妥協はしたくないし、質の良い写真を撮りたい、というわがままを叶えてくれるカメラだと思います」。
aiaiのPEN E-P7のある生活
機内からの“旅感”あふれる眺めをカラープロファイルコントロールで思い通りの色味に
東京から沖縄へ移動中に、機内から撮影した景色。「目的地が近づいてきて窓の外を見ると、島々とまわりの海のエメラルド色が綺麗で、不思議な形の雲もあったので、この瞬間だと思ってシャッターを切りました。"旅感"を伝えたくて、あえて飛行機の翼も入るように横アングルで。広々とした空の雰囲気が出るように、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを使いました」。aiaiさんは機内で撮影することを想定して、12色の彩度やシェーディングなどを自分好みに調整できるカラープロファイルコントロールを事前に準備。PEN E-P7はボディ前面・レンズ右下にある「プロファイルコントロールスイッチ」をパチッと動かすだけで、カメラを構えたままモードの切り替えが可能。「空の写真はかすみがちなので、あらかじめブルーがきれいに表現できるように彩度やコントラストを調節してプリセットを作っておきました。飛行機はどんどん移動して、あっという間に景色が変わってしまうので、瞬時にプリセットに切り替えられるのはとても便利ですね」。
遠近感を強調しながら広範囲を写して、神秘的な岩場をダイナミックに!
「沖縄の海の綺麗な色はもちろん、どこかミステリアスな形の岩場も素敵だったので、そのままドーンと全体が入るように撮りました。何か不思議なパワーに吸い込まれそうな、神秘的な雰囲気が伝わるように後ろ姿で。景色だけではなく、そこに人物を小さめに入れることで、岩場の大きさを強調しました。奥行きを出したいと思って、岩と海の比率がどちらかに偏りすぎないように意識。逆光だったので、シルエットでも被写体がわかるよう、真後ろではなく少し斜めに立ち、手足に動きを出しました」。自然の偉大さを感じさせる岩場のダイナミックさを表現できるように、広々と写せて遠近感が出るズームレンズを使用。「人物にも、岩場にも、海にもピントを合わせたかったのと、大きさが伝わるよう出来るだけ全体像を撮りたかったので、標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを使用しました」。
チルト式の液晶モニターを活用!カフェで座ったまま真上からフード撮影
沖縄のお気に入りのカフェでランチした時の1枚。「器や盛り付けも素敵なので、そのまま思い出に残したいと思い、シンプルに真上から撮影。写真に動きを出すために手を添えました。あえてフードに寄らずに、全体像が入るように標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを使っています。このレンズは広範囲を撮りたい時も、寄りの写真を撮りたい時も、とにかくマルチに活躍してくれて便利。特に旅行中は、こまめにレンズを交換できないので頼りになります」。そして真俯瞰から撮る時に活躍したのが、チルト式タッチパネル液晶モニター。「カフェの店内で立ち上がって撮るのは気が引けますが、チルト式液晶のおかげで座ったまま撮ることができました。手だけ上の方に伸ばして、画面を見ながら撮影できるので、こういうシーンでは14-42mmレンズ×チルト式液晶のコンビがとても役に立ちます」。
離れた位置から望遠ズームレンズを使って夕暮れ時の煌めく波打ち際にフォーカス
「沖縄の海で、サンセット前の時間帯に撮った写真です。サンセットの太陽や空もいいのですが、日没より少し早い時間の、強い西陽で煌めく海も大好きなので、あえて寄ってキラキラが強調されるよう、波打ち際にフォーカスして撮りました。砂浜の波が引いた部分に太陽の色や輝きが映っているのも、白いもこもこした波の花や水の動きも綺麗だったので、波打ち際の美しさがすべて入るようなアングルで」。交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを使用して、海に直接近寄ることなく、少し離れたところから撮影。「カメラが濡れる心配もなく、これだけ海に寄れました。また、望遠ズームレンズの圧縮効果で、背景を美しくぼかすことができるので雰囲気のある写真になり、海や太陽の優しさが伝わるような感じで撮れたのもよかったです。海のキラキラだけでなく、波の動きや水の躍動感、水しぶきの煌めきも綺麗に捉えることができて、今回PEN E-P7で撮影した中でのMY BESTショットです」。
ライブコンポジット機能で夜空に光る文字を写して遊び心のある写真に
難しい撮影手法もアドバンストフォト(AP)モードで手軽に楽しめるのは、PEN E-P7の魅力のひとつ。星空やライトなどの光跡を簡単に撮影できるライブコンポジット機能を使って、遊び心のある写真に。「旅先で星を眺めている時に、友達との楽しい夜の思い出を残したくて、スマートフォンのライトを使って筆記体で”luv”(love)と描いてもらいました。光の文字を主役にしたかったので、センターにくるように撮影。文字が見切れないように、広角で撮れるM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZを使用しています。従来ならシャッタースピードやISOの設定など、なかなか大変ですが、ライブコンポジット機能は細かい設定を自分でする必要がなく、とても簡単に撮れました。撮影途中の経過もモニターで確認できるので、確実にいいタイミングをおさえられるのが優秀。文字を描いてくれる友達ともタイミングを合わせやすかったです」。ライブコンポジットは、設定した露光時間にカメラが自動で複数撮影し、明るく変化した部分のみを合成してくれる機能です。
望遠ズームレンズで飛行機をクリアに捉えつつ、お花をぼかしてかわいさを
「とても天気がいい日の夕方に公園で、空を飛ぶ飛行機が気持ちよさそうだったので撮りたくなりました。何か面白みを足したいなと思い、お花越しで撮ることに。かっこいい印象になりがちな飛行機に、お花をプラスすることで自分らしい1枚に仕上がったと思います。お花をフレームのようにしたかったので、飛行機のだいたいの方向を見ておき、それに合わせてフレームっぽく写りこむ位置を探して、かなり下から見上げるような姿勢で待機。次の飛行機が来た瞬間にシャッターを切りました」。遠くの飛行機を綺麗に捉えつつ、お花をぼかせるように、交換レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを使用。「望遠ズームレンズは、遠くのものをズームで寄って大きく撮れるだけでなく、背景や手前をぼかして動きや雰囲気のある写真が撮れるところもとても魅力的です。まだまだ使い始めたばかりですが、工夫次第でおもしろい写真が撮れそうな予感!もっといろいろなロケーションや被写体にトライしてみたいです」。
車のライトの光跡を迫力たっぷりに!カラフルな東京をクールに表現
渋谷で夜20時くらいに、歩道橋から見た景色。「いろいろなものが行き交う東京ならではの、カラフルでクールな様子を表現したくて撮った1枚。高速道路がドーンとこちらに向かってくるようなインパクトを出したかったので、縦アングルでこの部分を切り取りました」。より迫力や不思議な雰囲気が出るように、アドバンストフォト(AP)モードのライブコンポジット機能で車のライトの光跡を撮影。「車の動きがアートのような光になるように、シャッターボタンを押す間隔は長めにしました。モードを切り替えるだけで、難しい設定はなし!様々な色の光が重なり、ベストだと思うタイミングをモニターで確認しながら、シャッターを切ることができるので、とても使いやすく、楽しかったです」。
サンセット用に設定したプリセットで、目で見て感動した夕焼け空を瞬時に再現
「19:00頃、自宅から綺麗な空が見えたので、急いでカメラを取り出しました。特にこのグラデーションにキュンと来たので、望遠ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rを使って、写真を1枚のアートとして見た時に飾っておきたくなるような“おしゃれ”で“かわいい”部分を切り取りました」。撮影は、カラープロファイルコントロールで用意しておいたサンセット用の設定を活用。「あらかじめオレンジやパープルの彩度、明るさなどを調整しておいたプリセットで、目で見て感動した同じ空を瞬時に撮ることができました。写真にするとどうしても実際の色よりも色味が薄くなってしまったり、変わってしまったりしがちですが、今回はレタッチいらず。サンセットやマジックアワーはほんの数分でどんどん色が変わってしまうので、つまみひとつで切り替えられるのは、とても便利だと思います」。
スタイリッシュでおしゃれなPENの魅力を、クールなイメージで撮影
よりスタイリッシュでおしゃれになったPEN E-P7(シルバー)を、屋外で撮影。「いい意味でかわいらしさが引き算され、大人が持ちたいと思うような見た目にアップデートされたPEN E-P7。その魅力を伝えたいと思って、シンプルで大人っぽい雰囲気になるように撮影場所や小物を選びました。ベンチのシルバー網やサングラスでクールさを出しながら、ビーズbagで上品さをプラスしたり、水でクリア感を出したり、私が思うPENの洗練されたイメージでコーディネート。適当に並べているようですが、少しの置き方の違いで、写真をパッと見た時の印象がガラッと変わると思っているので、プロップスの配置にはかなりこだわってスタイリングしています。また、目で見るのとレンズを通して見るのとでは見え方が変わるため、モニターでチェックしながら何度も位置を微調整。標準ズームレンズを使って、マニュアルで撮りました」。
aiaiがOLYMPUS PEN E-P7を使ってみて感じたこと
パワーアップした機能で“見たままの美しさを残したい!”の思いが叶う
「使いやすさはそのままに、さらにかゆいところに手が届く機能が付いて、パワーアップした印象です。ダイヤルで瞬時にシャッタースピードや絞りを変えたり、つまみひとつでカラー/モノクロプロファイルコントロールを切り替えたり、今!という瞬間を逃しそうになる時に感じる“ちょっとストレス”を軽減してくれるのが本当によかったです」というaiaiさんが一番気に入ったのは、カラープロファイルコントロール。「シーンに合わせて、できるだけ自分好みのベストな色やコントラストですぐに撮れるのが、とても優秀。実際に見た感じと近い色味が出せるように設定しておけるので、目で見た美しさをそのまま残したいという思いを、より簡単に実現できるようになりました」。
撮ってからSNSに投稿するまでの導線が手軽になったのも魅力的。「まるでカメラ内でレタッチができるように、自分が思った通りの色合いで撮影できるので、スマホに転送してすぐにSNS投稿できます。カメラ内で動画を短くトリミングして取り込める機能もあって、スマホで撮り直さなくてもスムーズにInstagramのストーリーズにム-ビーを投稿できるのもいいですね」。
旅や日常のいろいろなシーンで活躍し、魅力が尽きないPEN E-P7。「普段、フルサイズ機を使っている人もサブ機にオススメですし、カメラ初心者さんもPENならきっと楽しく写真を始められると思います。とにかくおしゃれで持ち運びがしやすく、サッと撮れて、本格的な写真に仕上がるので、何気ない日常を切り取ってみるだけでも、特別な1枚になると思います」。
商品情報
OLYMPUS PEN E-P7 14-42mm EZ レンズキット
洗練された上質なデザインでどこにでも気軽に持ち歩ける小型軽量ミラーレス一眼カメラ。モノクロからカラーまで自分好みの色作りが簡単にできる「プロファイルコントロール」や個性的な表現が楽しめる「アートフィルター」など、クリエイティブを刺激する多彩な写真表現ができる機能を揃えています。
オープン価格
カラー:シルバー/ホワイト
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
小型軽量で気軽に持ち歩ける望遠ズームレンズ。遠くのものを大きく撮れるだけでなく、前景や背景のボケ味を出したり、圧縮効果によるダイナミックな撮影も楽しめます。
希望小売価格:52,250円(税込)
カラー:ブラック/シルバー
aiai
トラベラーとしてInstagramを中心に活動。ビーチウェアブランド「unoia」クリエイティブディレクターや企業の商品撮影、Instagram運営など活動は多岐にわたる。
2017年にモロッコ本『GENIC TRAVEL 04 Wander in MOROCCO』を上梓。