“聖地巡礼”旅で行ってみたい都道府県ランキング
1位:北海道…28.6%
2位:沖縄県…12.6%
3位:京都府…8.6%
4位:東京都…5.6%
5位:鹿児島県…4.8%
ドラマや映画、アニメファンの間では、作品に登場したロケ地を巡る“聖地巡礼”の旅が人気を集めています。今回のランキングでも、すぐに作品名が思い浮かぶような都道府県がTOP5にランクインする結果に。
近年は、国内に存在する町の建物や風景を取り入れたアニメ作品も多く、中には自治体が巡礼MAPなどを提供し作品と連動する事例もあります。ロケ地となったスポットを訪れることで、ファン同士の新たなコミュニケーションが生まれたり、まるで主人公の気分を味わったりして、より一層作品の世界感に浸ることができる点が“聖地巡礼”旅の魅力です。
『じゃらん』編集部おすすめ“聖地巡礼”スポット
<北海道> 函館市内各所
スクールアイドルプロジェクトが展開する話題のメディアミックス作品では、函館が舞台となっています。数々のスポットが登場し、五稜郭タワー、八幡坂、ラッキーピエロなど、主なロケ地を紹介するロケ地マップの配布も行われるほど。
八幡坂の上にある函館西高等学校は、作中では聖良・理亞姉妹が通う函館聖泉女子高等学院という設定で登場します。外観だけでも、アニメの世界に浸れるスポットです。
<北海道> 苫小牧市科学センター
マンガ大賞に3年連続ランクインするなど話題を集めた『僕だけがいない街』。作者は苫小牧出身の三部けいさん。TVアニメでは、作品の舞台となっている苫小牧の風景がリアルに描写され、特に「苫小牧市科学センター」は、描写場面も多く聖地巡礼スポットとしておすすめ。同センターでは、プラネタリウムや旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の実物予備機の展示が楽しめます。
なお、苫小牧観光協会HPで、同作品が紹介されたマップがダウンロード可能。
<沖縄県> 西桟橋(竹富島)
『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』の舞台となった沖縄。劇中で登場するのは竹富島をはじめとする八重山
諸島と呼ばれる地域。
中でも、作品のキービジュアルとして描かれたスポットが西桟橋。1938年に作られた桟橋で、西表島で稲作をする竹富島の人々に利用されていました。国の登録有形文化財にも登録され、今では夕日の名所として人気のスポットです。
八重山諸島には、その他にも作品の世界観を満喫できるスポットが多数あるので、のんびりと大自然に癒されながら巡ってみるのもおすすめです。
<京都府> 京都市内各所
日本らしい街並みや文化は、漫画やアニメの舞台になることも多い京都。 アニメ『有頂天家族』は、狸一家が下鴨
神社に暮らし、狸や天狗が京都の街を駆け巡ることから、2017年に京都特別親善大使に就任。市内を歩けば『有頂
天家族』の聖地に行きつくと言われるほどさまざまなスポットが登場します。
国の登録有形文化財である「京都四條南座」や多くのカップルでにぎわう「鴨川」、世界遺産にも登録されている「下鴨神社」が代表的なスポット。 特に「下鴨神社」の境内にある「糺の森(ただすのもり)」は狸が住んでいるので、よりリアルにアニメの世界を感じられそうです。
<東京都> 国営昭和記念公園(立川市)
アニメ『とある科学の超電磁砲』の舞台となる「学園都市」のモデルとなったのが東京都立川市。中でもシンボリックなスポットが国営昭和記念公園です。広大な面積を誇る園内にはバーベキューやレストランなどの施設が充実し、四季折々の美しい自然を楽しむことができる人気のスポット。
また、立川市内では、「とある」シリーズのヒロインが愛飲する「ヤシの実サイダー」をイメージした地域限定のオリジナル清
涼飲料「ヤシの実&パインサイダー」を全14カ所で販売。自販機に描かれているデザインは全て異なるので、国営昭和記念公園でもぜひチェックして。
<鹿児島県> 種子島宇宙センター
日本アニメツーリズム協会の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88選」に2年連続選ばれた種子島。数々の聖地がある中で人気が高いスポットが宇宙航空研究開発機構「JAXA」の宇宙センターです。
『秒速5センチメートル』や『Robotics; Notes』などの作品に登場し、ロケットの発射場としては日本最大。海岸線に面した世界一美しいロケット発射場とも言われ、宇宙開発に関する知識を楽しみながら学ぶことができる、子どもにもおすすめのスポット。
種子島観光協会では、アニメ聖地巡礼を目的に島内を巡ると、2作品が描かれたオリジナルパスケースのどちらか一つもらえるキャンペーンを実施しています。
※アンケート調査概要
『じゃらんnet』ユーザーを対象としたインターネット調査
調査時期:2019年4月20日(土)~2019年5月6日(月)
調査対象:47都道府県在住 10代~60代男女
有効回答数:3,403名(MA)
ニュースの出典元:株式会社リクルートライフスタイル