menu

【全国GENICカフェ47】レタスの存在感は日本一!?滋賀県グランプリ店発表!

日本全国のカフェを、GENICらしく「旅に出たくなる」「写真が撮りたくなる」という切り口で徹底調査!各都道府県1店ずつグランプリを発表する「全国GENICカフェグランプリ47」。
滋賀県のグランプリ店を発表&お店に直撃インタビューです!

  • 作成日:
  • 更新日:

ADVERTISING

♛滋賀県:NICOLAO Coffee And Sandwich Works(ニコラオ コーヒー アンド サンドウィッチ ワークス)

sora_latte

滋賀県のグランプリカフェは、草津市の「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」さんです!

※以下本文内では「NICOLAO」と表記

選考コメント

GENIC編集長:
全国のカフェを見ても、こんなにレタスの存在感あふれるサンドウィッチはありませんでした!これは1つのサンドウィッチに入っているレタス量、日本一かもしれません!絶対に行って食べてみたい!目に楽しく、カラダに嬉しい理想のフード。食べ方の説明はこの記事内に↓↓↓

NICOLAOさんに、インタビュー!

GENIC編集部:
おめでとうございます!NICOLAOさんを、滋賀県のグランプリに選ばせていただきました!!

板東さん:
ありがとうございます!!身に余る光栄で驚いてしまっています!!本当に当店でよいのでしょうか?

GENIC編集部:
NICOLAOさんを選ばせていただいた決め手の1つは、レタスがぐるぐるの「パン・ド・ミ」です!これはどのようにして生まれたのでしょうか?

板東さん:
「パン・ド・ミ」サンドウィッチが生まれた背景には「本当に食べたいものを食べて、ヘルシーにお腹いっぱいになれるサンドウィッチ」というコンセプトがありました。
現代人は食事に気を使っていて、意識の高い人ほど食べることを我慢していたり、お腹いっぱいに食べることがあっても、食後に罪悪感を感じてしまったり。それでは、お腹が空いていても、お腹がいっぱいでも、どちらも心が潤わないんじゃないかと。
お腹いっぱいになれて、ヘルシーで栄養たっぶりのお野菜がたくさんとれて、そこにビジュアルがプラスされていれば、その食事の時間はとても素敵なひと時になる、そんなものを作りたい、と思ったのが始まりです。

nicolao_official

板東さん:
パワーサラダのようなサラダボウルも魅力的なのですが、どうしてもフワッとしていて量が食べられない。そこでサンドウィッチの出番です。大量のお野菜をギュッと抱きしめてくれます。
ひとつのサンドウィッチで可能な限り多くのお野菜を挟むために、ただお野菜を重ねるのではなく、ロールしたりチョップしたりと工夫をしています。ラインナップの中には300g超えのお野菜がサンドされているものもあります。
それにココはすぐ隣が琵琶湖畔。とくれば、ピクニックでしょう。もうサンドウィッチで決まりです。

GENIC編集部:
ヘルシーなのにお腹いっぱいになれるって、すごく魅力的です!「パン・ド・ミ」はどのように食べるのがおすすめでしょうか?上手に食べられる気がしないのでぜひ教えてください!

板東さん:
パン・ド・ミを購入いただいたお客様には、お渡しする際に、「パン・ド・ミの食べ方なのですが…」と、一人一人ジェスチャーつきで毎回説明しています(笑)。ワックスペーパーでサンドウィッチを包んでいるのですが、決してペーパーからは取り出さないようご注意ください。お野菜が溢れ出してきます。

まず、スタンダードなサンドウィッチとは異なり、向かって正面から食べるのではなく、サイドから食べ進んでいただきます。こう、断面を空に向ける感じで持っていただいて。この時両手でしっかりホールドしながら召し上がってください。
スマホ片手に食べられないこともまた、このサンドウィッチの魅力の一つです。しっかりとひとつの食事に向き合えます。今のところ、この食べ方がベスト。

nicolao_official

GENIC編集部:
オリジナルの専用パンについても、気になります…!

板東さん:
「オリジナルの専用パン」は、滋賀県近江八幡市の名店「壱製パン所」のパン職人が当店のために焼いていただいている専用の食パンです。
極力、炭水化物を減らしたサンドウィッチにしたいのですが、パン生地を薄くすればそれだけ具材を包み込む力がなくなって、破れたり、ベチョベチョになってしまったりして。
キーワードは3つ。「極力薄く」「強いパン生地」「もちもち食感」。はっきり言って無謀でした。ですが何度も職人と試作を重ね、長年の知識と経験を元に、ついに納得できる専用パンを焼いてくださいました。
余談ですが、このパンで作るフレンチトーストは絶品です!!メニューにはありませんが(笑)。

GENIC編集部:
メニューにないんですか(笑)。お店の方の特権ですね!
ドリンクのお話も聞かせてください。フラッペの色もとてもかわいく、印象的です。

板東さん:
若者に人気のフラッペ。コーヒーベースのものや、ティーベース、ノンコーヒーのものまで、たくさんラインナップがあります!このビジュアル時代、見た目にオシャレでかわいいフラッペにしたくて。
そこで思い付いたのが「フルーツ」。果実というカラフルでヘルシーな、魅力的な農産物をふんだんにブレンドすることによって、「ナチュラルなのに本当においしい」を実現できました。

毎年春ごろから登場する「こはるフラッペ」は滋賀県草津市下物町の「こはる農園」のブランドいちごをたっぷり使ったフラッペ。このなんとも言えない絶妙なピンク色とナチュラルないちごの味わいに、女子を中心に熱狂的なファンがついています。

sora_latte

GENIC編集部:
お店のオープンはいつですか?また、どのような経緯で現在のお店をオープンされたのでしょうか?

板東さん:
NICOLAO Coffee And Sandwich Works のオープンは2017年9月1日です。
それまでは、滋賀県草津市下物町にある烏丸半島のCAFE INTROを、所属していた会社のもと、夫婦2人で立ち上げ運営していました。2人で独立を決意しお店の場所を探していたのですが、そう簡単には行かず…。なんとかサンドウィッチだけ販売できそうな場所が見つかったので、そこからまた少しずつエスプレッソマシーンを稼動できるように改築していこうとしていたのですが…。

そんなプランでいたのですが、私達がお店を離れることをどこかから聞いたのか、最後の1ヶ月間は、常連様が毎日毎日会いに来てくださって、新店舗の準備を進めることもないまま時間が進んでいきました。

nicolao_official

板東さん:
そして最終日。閉店時間ギリギリに常連様が息を切らしてお店に飛び込んで来られました。 そのお客様は農家さんで、「今さっき農場の大将に、"いつも行ってるカフェの夫婦が今日で最後なんですよー。あの味食べられへんのは残念やわー。"って話したら、いきなり大将の目が変わって、"うそ!!そんな人おるん!?JA(農協)でずっと空いてるカフェあって、何年も人探してんねん!!"と言われた!」と。

その話から、「カフェをやってください!!」とお話をいただきました。
私達は営業最終日とあって感極まっていたり、常連様のミラクルな提案などで目も真っ赤っか(笑)。

____minami._

板東さん:
正直、ミラクルすぎて意味がわからず、「やりたいです!!やります!!とにかく明日の朝に電話します!!」とだけお返事をしました。閉店後も2人で何度も「あり得へんよな。あり得へんよな」「こんなことってある?」とばかり言っていました。

そして翌日、お話をくださった滋賀県草津市北山田町の「株式会社IKEDA FARM」の代表にお会いしました。とっても気さくなお人柄で、私達が思い描くカフェのお話や、代表が思い描く農業の未来などのお話で盛り上がりました。

代表に「JA草津市の直売所、あおばな館の中にある隠れ家のような場所なんですけど、ぜひ力を貸してください。一緒に活性化しましょう」とおっしゃっていただき、ファーマーズカフェ愛彩というエリアを、NICOLAO Coffee And Sandwich Worksがプロデュースさせていただくことになりました。

GENIC編集部:
ミラクルですね…そのタイミングは、運命としか思えないです!
店名はすぐに決まったのでしょうか?由来が気になります。

板東さん:
文字通り「コーヒーとサンドウィッチのお店」なのですが、「NICOLAO」ってどういう意味?と、ものすごく質問されます。これは私が幼少の頃より、家族兄弟から呼ばれていたニックネームのようなものです(幼少期から中々ファンキーなニックネームだと思います)。

イタリアが大好きな父親が、もともとサンタクロースのモデルとなった人物の名前を私のニックネームにしていました。
話せばとても深い人物なのですが…お店ではサンタクロースのように「特別な時間と格別な商品をプレゼントできたらいいな」と。そんな思いの「NICOLAO」です。

GENIC編集部:
イタリアが大好きなお父様がつけた板東さんのニックネームとは!おもしろくてステキなエピソードですね。
お店のこだわりやテーマを教えていただけますか?

板東さん:
お店のコンセプトは、「人が集い、出会い、つながる場所」。
そのためのテーマは、「何度でも訪れたくなること」。
そのために、「ローカルに根ざしたサービス。加えて、家で飲めるもの、家で食べられるものは販売しない」です。

GENIC編集部:
人気のメニューはなんですか?

板東さん:
コーヒーで一番人気なのは、エスプレッソマシーンで淹れる「カフェアメリカーノ」。エスプレッソの旨味が凝縮された「クレマ」を、バリスタのスキルと経験で、カップの表面まで持ち上げる淹れ方でご提供していますので、一味違ったおいしさを体感していただけると思います。

食べ物ではやはり、フォトジェニックなサンドイッチで大人気の「パン・ド・ミ」シリーズ。圧倒的一番人気は「ビーンズバジルチキン」です。

板東さん:
たっぷりのフレッシュなグリーンリーフ、ヘルシーな鳥胸肉とひよこ豆、味わい深いレッドキドニービーンズを特製のバジルソースで和え、クリームチーズとフレッシュトマトをサンドしています。断面もイタリア国旗をイメージした、イタリアンなテイストです。

GENIC編集部:
目で見ても楽しい、というのは食の時間においてとてもステキなことですね。
いつも、どのようなお客様が多いのでしょう?やはり女性が多いですか?

板東さん:
20代〜40代の女性を中心に、休日はお子様連れのファミリーの方で賑わいます。

GENIC編集部:
まだ来店されたことがない方に一言お願いします!

板東さん:
小さな小さな「コーヒーとサンドウィッチのお店」よろしくお願い申し上げます。

店舗情報

店名:NICOLAO Coffee And Sandwich Works(ニコラオ コーヒー アンド サンドウィッチ ワークス)
住所:滋賀県草津市下笠町3203草津あおばな館1F
アクセス:JR草津駅からバスと徒歩で25分
営業時間:9:00~18:00(17:30ドリンクのみL.O)

NICOLAO Coffee And Sandwich Works 公式WEB
NICOLAO Coffee And Sandwich Works Instagram

関西エリアのグランプリを見る

滋賀/京都/大阪/兵庫/奈良/和歌山

関西エリアのグランプリを見る

他のエリアのグランプリを見る

日本全国のカフェを、GENICらしく「旅に出たくなる」「写真が撮りたくなる」という切り口で徹底調査!各都道府県にたった1店ずつのグランプリを編集長が決めちゃいました。
各店舗へのインタビューでわかった、お店への熱き想いや、オープンするまでのストーリーもステキ♡
カフェを旅のきっかけに。そう、このカフェに行ってみたいから旅に出る、そんなスタイルがあってもいいじゃない!
特集TOPで、全国のグランプリ店を順次発表中です!グランプリ店を訪れた際には、ぜひ「#全国GENICカフェグランプリ47」をつけて写真を投稿してください★

「全国GENICカフェグランプリ47」TOPへ
次の記事