イケアとアニー・リーボヴィッツが、意欲的な若い写真家5名を導くユニークなプログラム
世界的に著名な写真家であるアニー・リーボヴィッツが、2023年1月に初のイケアのアーティスト・イン・レジデンスに就任。アニー・リーボヴィッツは、イケアが毎年発表している最新の「Life at Home Report」から得たもっとも印象的なインサイトを独自の視点から解釈して、それを世界7カ国25人のポートレートで表現していきます。
このプロジェクトの一環として、新たなメンターシッププログラムを発表。公募により選出される意欲的な若い写真家5名には、イケアが毎年発表している「Life at Home Report」から得たインサイトをカメラのレンズを通じて表現するという、アニー・リーボヴィッツと同じテーマでの作品制作にチャレンジしてもらいます。
メンターシッププログラム概要
選出された若き写真家5名に対して、アニー・リーボヴィッツがアドバイスやガイダンスを提供し、IngkaグループのクリエイティブディレクターであるMarcus Engmanなどのイケアのエキスパートが指導役となります。
作品には対価も支払われます。
アニー・リーボヴィッツが撮影したポートレート作品の公開について詳しくは、今後、イケアから発表する予定。
写真家5名の作品は、このアーティスト・イン・レジデンス・プロジェクトのコラボレーションの成果の一部として公開されます。
「イケアは、より快適な毎日は家から始まると考えます。家とは、単に四方を壁で囲った屋根のある場所ではありません。そこで暮らす人が好む活動や個人のニーズによって形づくられます。アニー・リーボヴィッツとのこの魅力的なメンターシッププロクラムを通じ、私たちは次世代の写真家をサポートしたいと考えています。家をインスピレーションの源として見たとき、どんな魔法が起こるのか彼らに見つけてもらいたいです」 。
Ingkaグループ(IKEA Retail) グローバルコミュニケーションマネジャー Belén Frau
公募対象者
18~25歳の英語が堪能で意欲的な写真家
募集期間
2023年6月1日(木)~6月30日(金)
プログラムの実施期間
2023年7月~11月
「イケアのアーティスト・イン・レジデンス:アニー・リーボヴィッツ」について
イケアは、世界中の人々の今の暮らしを把握しようと常に取り組んでいます。
毎年発表している「Life at Home Report」は、家での暮らしに対する独自のインサイトをまとめたもの。
最新の調査で気になるのは、世界の人々の48%がメディアで捉えられている「家での暮らし」が、等身大の自分の暮らしとは結び付かないと感じていることです。この課題から、世界的に著名なアメリカ人写真家アニー・リーボヴィッツとコラボレーションをするというアイデアが生まれました。
アニー・リーボヴィッツは、イケアにとって初めてのアーティスト・イン・レジデンス。今後半年間で、イタリア、インド、米国、ドイツ、スウェーデン、英国、日本を訪れ、各国のリアルな家での暮らしを記録していきます。
アニー・リーボヴィッツ プロフィール
1949年生まれ。アメリカ合衆国コネチカット州ウォーターバリー出身。
1970年「ローリング・ストーン」誌の写真ジャーナリストとしてキャリアをスタート。
ジョン・レノン、ミック・ジャガーなど、時代の最先端を行くアーティストやロック・スターを撮影。1975年、ザ・ローリング・ストーンズのツアー撮影を手掛ける。
1980年、ジョン・レノンと妻オノ・ヨーコの写真を撮影。その数時間後にジョン・レノンが暗殺され、写真は「ローリング・ストーン」誌のジョン・レノン追悼号の表紙となった。
1983年「ヴァニティ・フェア」誌に移籍。1991年にデミ・ムーアの妊婦姿のヌードが表紙を掲載して話題を呼んだ。
1998年「ヴォーグ」誌に移籍。
1983年に初の写真集「アメリカの神々」の刊行とソロでの写真展を開催。1987年アメリカン・エキスプレスのキャンペーン広告としてポートレートを発表。1991年スミソニアン国立肖像ギャラリーで回顧展を開催。1996年アトランタ五輪公式フォトグラファー。2007年「ある写真家の生活 1990-2005」をニューヨークのブルックリン美術館で開催。同時に写真集「ANNIE LEIBOVITZ“A Photographer’s Life 1990-2005”」を発表。他の写真集に「Photographs 1970-1990」(’92年)、「Women」(スーザン・ソンタグと共著,2000年)など。
2007年バーバラ・リーボビッツ監督・製作による映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」が公開された。
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